高円寺堀之内妙法寺に初詣と猿回し

 

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高円寺の名刹、堀之内妙法寺へ初詣に出かけた。ちなみに午前0時から2時にかけて除夜の鐘を撞けるのだそうだ。知らなかった。

 

山門前には出店が並び、境内では和太鼓や猿回しなどの見世物が招かれていた。

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ユウという名の5歳の猿。人間でいうところの15歳にあたるという。なんとなくアンニュイな表情で惹かれた。同じ演目を1日で何十回と繰り返す、自らの食い扶持を稼ぐ立派な勤め猿だ。

 

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 最前列に並ぶ子供達は大喜びしていた。

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バスケットボールに玉乗りしながら坂を登り階段を降りる。驚きの身体能力。

 

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参拝後、境内をうろうろしていると右手前方の本堂三軌堂でお屠蘇の儀が行われていたので立ち寄った。参加は無料で、お屠蘇を頂いた干支盃をそのまま持ち帰ることができる。芝犬が可愛らしい。12年連続して妙法寺に初詣したら干支一式が揃うわけか。妙法寺のご近所の家庭にはどこもあるのだろうか。神戸の家庭にはどこもモロゾフの空き容器があったように。

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我が家のマンゴー殿には戌年の自覚は皆無だろうね。考えてみたら、殆どの犬にとって戌年を迎えられるのはせいぜい2回。そう考えると愛犬家にとって戌年というのは随分と希少な年に思えてきやしないだろうか。


ハロウィンやイースターを商業化しようと大いに煽るぐらいだから、ペット産業は愛犬家に対してもっと戌年のイベント性を高める努力をしても良いのではないか。今年は12年に一度の戌年だからあれしなきゃ、これしよう、と。消費者に自己正当化して財布の紐を緩める何かを提供できていない。愛犬家なんて、自分の犬が世界で一番可愛いと思っている馬鹿ばかりで多少の支出は厭わないのだから。


それにしても防衛本能を安寧と開放感が上回った寝姿。


ちなみに、戌年といえば高円寺駅南口近くにある「たまごの工房」で1月10日から21日まで柴犬展が催されるらしい。フィルターのかかった眼で見るとテディベアカットなどしないマンゴー殿が世界で一番可愛いと思っているけれども、黒柴というやつもなんとも可愛らしい。

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DMイラストは赤綿さんという方のもの。黒柴愛犬家垂涎ですな。

Anovaより安いOMORCで安肉を真空調理して極上肉へ

 赤身の低温調理肉が美味しすぎて、これをなんとか家で調理できないかと調べた結果、真空調理器に辿り着いた。フランスで第四の調理法sous videとして主流派となり、英語ではvacuum pouch cookingと呼ぶそうな。

 

業務用調理器具は最低でも数十万円もする家庭利用には高価なものだったが、Anovaというブランドの手軽な真空調理器具が2万円前後で発売され、1年ほど前からブームになっているそうな。つまり、1年遅れで流行り物に飛びついたわけだ。我ながら情報感度悪いね。

 

さて、このAnova。何してくれるものぞ。

  • 鍋の胴に手軽に設置可能
  • 温度を0.1℃刻みで設定維持できる
  • 温度ムラが生じないよう攪拌できる
  • 調理時間終了を知らせるタイマー付き
  • 火を使わないのでコンロを占有しない
  • WiFiBlueToothで操作可能

 

でも考えてみれば簡単な攪拌ファンが付いていて、鮮度の良い温度センサー、タイマーが付いていれば良いだけ。何も中性子を加速させて筋繊維の細胞壁にぶつけようとかそんな話ではない。はっきりといってローテクノロジーのシロモノ。

 

Anovaはだいぶ値段が落ちてきた昨今でも1万6千円ほどかかる。しかし探すと類似の器具がもっと安く出始めている。何せ機能的には単純だから真似されるのも価格破壊も早いと思われる。最終的には4千円程度のものがでてきてもおかしくはないと思う。

 

私は試しにOMORCというブランドのものを買ってみた。9,000円強とAnovaよりもかなり安い。その代わりWiFiBlueToothでの遠隔操作ができない。しかし温度を決めたらそれを長時間維持する調理法に遠隔操作は必要だろうか。しかもBlueToothは数部屋離れると効かないらしい。OMORCは遠隔操作機能が無い以外は性能は一緒のようだ。デザインやボタン操作すら酷似している。

 

そんなわけでOMORCという下位互換ブランドで真空調理してみた。

 

ステーキ肉は、霜降りとくらべて旨み成分のアミノ酸が多く含まれる、赤身のヒレ肉を使用すると良いらしい。今回は正月の三が日ということで愛しのJUMP精肉店が営業していないので西友で100g138円のアメリカアンガスビーフを購入。牛肉としては底辺価格に近いので真空低温調理器具の真価が露骨に問われる。

  1. 肉は夏なら2時間、冬は5~6時間、焼く前に冷蔵庫から出しておく。冷たいままだと中心温度が60℃に達する頃には外側は焼き過ぎになってしまうので、肉の温度を20℃~25℃に上げておく。f:id:mangokyoto:20180102160247j:plain
  2. 和牛の牛脂を肉の両面に貼り付ける。和牛の牛脂には、「ラクトン」という牛肉独特の良い香り成分が多く含まれており、その良い香りを移す。f:id:mangokyoto:20180102160230j:plain
  3. サラダ油に浸したキッチンペーパーで肉を包む。安い肉の臭みを飛ばすのが目的。
  4. 耐熱のジップロックに肉を入れ、鍋の中に沈めて水圧で空気を抜く。
  5. f:id:mangokyoto:20180102161043j:plain

  6. 20~30mmの厚さの肉ならば58℃で2時間ほど真空低温調理する。57℃とするレシピが多いが水圧をかけて空気を抜くだけの簡易真空なので若干高くした。(真空低温調理器具がなければ120度に温めたオーブンで15分焼き、裏返してさらに10分。合計25分ほどじっくり時間をかけて焼く。)f:id:mangokyoto:20180106174850j:plain
  7. 芯まで火を入れたあとに塩をする。塩は早くに振ると浸透圧で肉汁がしみ出してしまう。人間の体内の塩分濃度は体内の水分に対し約0.8~0.9%と言われており、同じくらいの塩分濃度が本能的に美味しいと脳が感じるという理由から科学的には0.8%の塩分量にするといいらしい。
  8. フライパンに牛脂を入れ強火で30秒、ひっくり返して15秒焼く。100℃以上の加熱によるメイラード反応でさらなる旨味と香りを出す。155℃が最もメイラード反応を促進させるがその為にはテフロン加工のフライパンではなく鉄のフライパンが必要とのこと。
  9. 黒胡椒を振る。加熱前に振ると焦げて風味が損なわれる。
  10. 完全に焼きあがったらアルミホイルに包み、肉を5分ほど休ませる。加熱された肉の内部は細胞内の水分が膨張して暴れている状態で、その状態で肉を切ると中から肉汁があふれ出してしまうらしい。
  11. f:id:mangokyoto:20180102181549j:plain
食べてみて、笑ってしまうほど美味い。アルゼンチンで500gもの赤身肉ステーキを平らげたあの味に少しだけ近い。私の求めていた脂ではない肉そのものの美味さだ。湯煎で調理するというただそれだけなのに安い肉がこんなにも美味しくなるとは。なんだか知らなかったことで人生少し損していたと感じるほどだ。調味は塩胡椒、焼き付けにバターを少々というシンプルなものだが、だからこそ肉の旨味が存分に引き立つ。
 
脂身は硬くてネチャネチャして食べづらいし美味しくない。しかし赤身部分は驚くほど柔らかく、噛むほどに肉汁が滲み出て、何よりも肉の旨味が強い。
 
もう霜降りの脂の味とはおさらばだ。肉はトロけるべきじゃない。噛んで肉汁が溢れ出て、かつ容易に嚙み切れる。それが肉ってもんだろうよ。 ローストビーフに向いた赤身肉が良さそうだ。脂のない赤身肉の塊を買いに行こう。
 
魚に脂が乗っているのを最上とした価値観から肉にサシを追求した和牛。しかし家鴨に強制的に餌を過剰投与して脂肪肝にしたフォワグラ同様、霜降りのブランド牛は筋肉が脂肪だらけになるぐらいの異常生育を強いられているわけでA5肉の取れる牛ともなると多くが失明し、極上のサシが入る牛は自立も困難になると聞く。
 
身体に悪いサシだらけの牛肉を有難がらずに、皆んなが真空低温調理の赤身肉の美味しさに目覚めたら、健康にもよくなるし牛もいずれ屠殺される運命とはいえ高カロリーの異常生育から解放され、むしろ赤身肉賛美のおかげで自然放牧牛の価値が高まるかもしれない。輸入肉は美味しくないなどと言われることも多いが、悪いのは調理法だったのだ。
 
結論としてはAnovaよりも安いOMORCでも全く問題なく真空低温調理ができることがわかった。それにしても、既存のローテクノロジーでもこれだけの消費者への価値を生み出せる余地があるということが驚嘆。
 

 

 

 

2017年の学び

次回の為に覚えておこう、とその時点では思い立ったものの覚え出せないことが増えてきた。 備忘録をつけておこう。

 

雑感

  • 意識上で認識し判断するコンマ数秒ほど前に脳は物理的に反応し結論を既に下している。
  • 基礎代謝が一層、落ちて来た。筋力増強と摂取カロリー制限、運動習慣が必須。

家族

  • 海外リゾートには幼児を丸一日、預かって遊ばせてくれるサービスを頼めるビーチリゾートがある。さほど高くない。夫婦で静かに寛げて天国。例シンガポールシャングリラ
  • オートキャンプ場は高い。私達はまだ電源を使わないシンプルなキャンプなので通常のキャンプ場で十分。携帯コンロ調理も難しくはない。
  • パイプシェルフは素人が作ってもアイアン塗料のおかげで見栄えは良く手軽に作れる。カスタマイズの自由度も高い。

作陶・多肉

  • 白マットにマンガンは流れない。月白にマンガンが望む通りに対流する。
  • ロアン宮のイノシシの陶製鍋は必見。
  • 鉄絵は弁柄よりも鬼板のほうがムラが生じて好みの味わいが出る。
  • 意外と自作の陶器でも贈れば喜ばれる
  • 宇宙錦も樹齢を重ねると葉よりも幹の存在感が際立ってきて別の植物のように見えてくる。
  • ツルビニカルプスミニムスが白サボテンとしては安い。鹿の角には緑蛇。
  • 西荻は乾燥植物天国。

料理

  • 「ばくらい」というホヤの握り寿司が美味しい。宮城の鮮度ゆえだろうけれども。
  • フランス人とスムーズに仕事を進めるには直接対面しての関係づくりと根回し、体面への配慮が重要。
  • ラファイエットのデパ地下の熟成肉ステーキは気軽に食べられる割に美味しい。
  • エシレバターは自宅土産として手堅い。
  • 洋梨はラフランスよりもバラードが安くて好み。
  • OpusOneContiniumも重厚で美味しいけれどもLaSirenaが新鮮な軽さと酸味を備えた上での美味しさ。ルーマニアワインは欧州期待のニューワールドワイン。
  • マリアージュフレールの「ミッドナイトマジック」は砂糖を入れずして甘さを感じる香り。
  • ハーブローストチキンが美味しかった。低めの温度で長時間焼くのが主因。低温調理をもっと探求したい。
  • 清龍酒造 大吟醸 清龍 フルーティ
  • 紀土 夏の疾風、新政 天霧、沢屋まつもと、残草蓬莱、田酒 山田穂、杉勇 夏純
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中国

  • 電子決済など進歩が早くて刺激的だが、外国人が容易に利用はできない。迂回して使えるようにするには知識が必要。
  • 朱家角水郷はタクシーで行けるほど近い魅力的な歴史都市。虹橋空港からの帰国前に寄るのに利便性高し。
  • 日本の高級百貨店よりも上海の高級百貨店のほうが日本食の品揃えは豊富。

インド

  • uberが浸透した反面、タクシーの安全性と利便性が落ちた。
  • 旅先に息子2人の写った写真を現地の人に持ってもらって記念撮影すると一人旅でも良い旅の記録になる。
  • ウッドプリントの服はANOKIが好み

再訪したい処

  • シンガポールのガーデンバイザシー
  • ジャイプールのラッシーワラ
  • 朱家角のカフェ巡り
  • 上海 伊都按摩
  • 東京藝術大学
  • エクシブ箱根離宮
  • 御岳山 山楽荘
  • 北浦和 二木屋
  • 前の原温泉 さやの湯処
 

2018年の抱負

2018年の抱負。

仕事に健康を損なわされるな。私生活の充実こそが仕事の基盤。仕事でも自分のペースを取り戻して平日の夜にも何がしかできる余力を生み出していきたい。

何を削るか、を考えてみたがそれよりも体力、気力の拡充かもしれない。

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家族
長男にできることが増えてきた。週末のどちらか1日は子供と過ごして何か一緒にするようにしたい。何がしか習い事を加えてもいいのかもしれない。なにより次男坊にもしっかりと関心を向けて相手をする、というのが一番の意識目標かもしれない。

  • 自転車の練習。
  • 水泳の練習。
  • 釣り堀に連れて行く。
  • 工作や絵なんかをもっと挑戦させたい。
  • 楽器とか相性は良さそうなのだが。


旅・遠出
3歳半を過ぎたら長男の時と同様に次男坊と父子二人旅で関東近郊に泊りがけ小旅行に連れていきたい。

  • 家族全員旅行。南伊豆に海の幸を堪能しに。下田海中水族館でイルカに触れる。夏に弓ヶ浜で海水浴。モンキービーチ。
  • 水上温泉。新緑の季節に瀧を観に。谷川岳 天神峠 、そば処 角弥。
  • 塩原温泉の明賀屋。川辺の露天風呂木造秘湯旅館へ。
  • エクシブ箱根離宮草津温泉、山梨ほったらかし湯。
  • フランスはニースあたりにでも足を伸ばしたい。事前準備をしっかりとしてパリ市街地の穴場を巡りたい。
  • インドの歴史都市へ。ジョドプール、カジュラーホ、ダージリンなど
  • 上海の週末旅行。四合院、古鎮など。
  • あと春秋にキャンプして、自炊して。犬持参が理想。
  • 秩父三峯神社へ。SLに乗る。


体作り
年末から毎朝走り始めた。せいぜい1回で300〜400キロカロリーの消費にしかならないが走ると食欲が抑えられる気がする。2年前の転職時には体重も減らし、体も多少引き締まったのだから、やれば痩せられるはず。

  • せめて週末の朝は今後も走り続けたい。
  • 豆腐を食べて嵩上げしよう。
  • アプリを使って筋トレをしよう。
  • 歯医者に行って歯垢除去とメンテをしないと。


作陶
ストレス発散と生活への張りに作陶は外し難い。存外に贈った酒器一式が喜ばれたのも嬉しい。今年は技法を浅く広く齧ってばかりでなく、好みの作風をもっと洗練、深化させ技法を上達させていきたい。

  • 唐津唐津鉢。自宅で作業できるようにしたい。
  • 鹿鉢シリーズ。水飲み、座位。
  • 陶虫夏草シリーズ。団子虫、甲虫。
  • 自分用の酒器。餃子皿。
  • 子供へのモビール。犬版。鹿版。
  • 季節の実用品。蚊遣り、正月飾り。
  • 母への贈り物の花器。柿釉の銚子壺とか。
  • 自分の為の珈琲カップ。


交友
また欧州から誰か滞在しに来ないか。そろそろ、同行して京都旅行なんて良さそうなんだが。
気を許せる人と飲みにいくだけでなく、刺激を受けられる人に積極的に声をかけていく。

後輩や若手にこちらから声をかけていく。

料理
ああ、これは美味しかった、なんてものを厳選して家で再現していきたい。

  • 土鍋御飯のメニュー拡充。
  • 美味しいバゲットサンド。
  • 柚子雑炊。
  • 美味しい珈琲の淹れ方を習いたい。
  • オーブンを使った肉料理の探求。
  • 低温調理にも挑戦したい。


写真

高円寺の飲食店のマスターのポートレートを撮らしてもらいたい。

高円寺の変わりゆく街並みを撮って残したい。

子供のアルバム作りは続けよう。
幼稚園の写真係も必要とあらば。

 

家・庭

少しづつでも自分の理想に近づけて行きたい。

  • バルコニーの密林化
  • 実生のサボテンの育成
  • 細工障子を腰高窓に嵌める
  • 化粧板の本棚を無垢板のものに変える
  • 施肥して葡萄や南高梅の結実を目指す

 

映画、小説20本づつ。

 

語学はどうしようか。無意識で拒絶しているとしか思えない。

 

ふとした余暇に充実した1日を過ごせるようにしたいことをまとめておきたい。

 


さて、上に列挙した願望をこなしていくのが必ずしも良いとは思わない。現時点でしたいと思ったことを上回る何か新しい価値観や発見に基づくやりたいことが出てきたらそれが一番。充実させたい。後から振り返って仕事は無論のこと、私生活も2018年はこんなことをしたぞ、と振り返れるようにしたい。

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2017年を振り返って

2017年のテーマは

・高負荷と急成長を自らに強いること

・それを家族との時間、陶芸、健康維持、フランス語習得を妨げずに平然とこなせるように工夫すること。

・だらだらした平日の夜を送らないこと

 

またまた例年のごとく願望は多め。高負荷だったとは言えるけれども成長したかは定かではない。経験値は上がったのは確かで、経験を成長と呼べるかどうか次第。


総じて、仕事内容や働き方が大きく変わって多くの時間と意識を仕事にとられた中で、家族との時間、旅行、趣味、友人との交友などそれなりに充実すべく頑張った方なのではないか。しかしインド出張の後に高熱を出して倒れたり、香港出張の後にしばらく咳が続いたり、何よりストレス発散の暴飲暴食で体重がいつのまに4kg増えたりと健康を損ねた実感のある年でもあった。

 

家造り・庭 80点。

適切なタイミングでの庭木の手入れ。時間は掛けない。維持と育成に重点を置く。

  • 山椒、茗荷。葡萄、南高梅ジューンベリー、バジル、レモングラスの収穫量を増やせるよう手入れする。→80点。山椒は土鍋御飯に重宝し、茗荷も使い、ジューンベリージャムを作ったし、レモングラスは「こころみ」やご近所にお裾分けもした。バジルでジェノベーゼも作った。南高梅と葡萄がまだ結実しない。
  • これを息子との共同作業として楽しくやる工夫をする。→80点。可能な限り息子と草抜きや収穫を一緒にやった。今のところ長男は庭仕事が好きだ。
  • 近所のお爺様がバラの品種「ピース」の苗を植えてくださった。

 

家族 70点。

防災を兼ねたアウトドアが一つの大きな挑戦課題。なんだかんだ、週末が出張や仕事で潰れることが多かった年だった。

  • モノクロ写真の家族樹を作る→100点。七五三で家族全員、和装で記念写真が撮れた。
  • アルバムを作り続ける
  • 月に二回は全力で真剣に息子と遊ぶ→60点。まあぼちぼち
  • 息子と体を動かす遊びを増やす→70点。自転車の練習をしたり、交通公園に行ったり、水泳を教えにプールへ。
  • 防災訓練を兼ねてアウトドアを楽しむ→50点。犬連れでキャンプに行き携帯コンロで食事を作った
  • 父の喜寿を盛大に祝う→90点。フランスからお洒落なフェルト帽を買った。三日月温泉で祝った。
  • 秩父、益子、有田、松島に行きたい→0点。
  • 土曜日は英語だけで話す→0点。子供が拒否。韓国の友人夫婦が泊まりに来たこともあり、外国語に興味は出てきた様子。
  • ピアノやなんかの体験教室に連れて行く→不発

 遠出・旅行 90点

出張は過酷だったが意地で延泊し安宿に泊まりながら多くの文化遺産に足を運んだ。フランス、中国そして何よりインド訪問が充実した。家族4人で初の海外旅行でシンガポールを訪れて大いに楽しめたのも満足。

  • 初の海外家族旅行にいく→100点。1月にシンガポールへ。頑張った。元部下の結婚式に参列し、ガーデンバイザベイやセントーサシャングリラを楽しんだ。
  • 父子で京都二人旅→不発。0点。
  • 奥多摩でキャンプ→50点。初夏に犬と息子と秋川へ。秋には行けなかった
  • 桜の季節に石和温泉、初夏に千葉のホテル三日月、晩夏に箱根、紅葉のピークにエクシブ湯河原離宮へ。80点。秘湯の宿や風情のある木造旅館に泊まれれば完璧だった。
  • フランスはアルザス地方のストラスブールコルマールへ。
  • インドはバンガロールエローラ遺跡、アジャンタ遺跡、ジャイプール
  • 中国は朱家角が気に入った。香港は散歩程度。

 

体作り。20点。

今年、最も損ねたものは健康ではないかと思う。基礎代謝がガクンと落ちた実感。疲れやすくもなった。要改善。これまでのやり方では持続性がないことを痛感。

  • 週二回ジムに行く→30点。夏以降は殆ど行けず。
  • 週一回はより近い市民プールで安く泳ぐ→0点。息子に教えに行くようになったが自分は泳いでいない
  • ジムに行けない夜にマンゴーとジョギング→10点。冬休みの目標。
  • 体重63kg →0点。大幅超過。
  • 飲みの付き合いは日本酒二合まで→20点。この歳で夜を徹して呑むのはダメージが大きすぎると思い知った。

飲み会の誘いを吟味する。テレビを見る時間を減らす。ネットサーフしない。→30点。だらだら枕元でのネットサーフィンが止められない。

 

料理 60点。

息子との協働作業を重視。

    • グヤーシュを練習する→0点。数回失敗作を作って放棄。
    • グルメバーガー→10点。及第点に到底及ばない出来栄え。パテの焼き方に難あり。
  • 庭摘みの香草、茗荷、梅、葡萄を使った料理→60点。梅と葡萄以外はそこそこ。
  • 土鍋ご飯のレパートリーを増やす。→70点。栗御飯、穴子御飯、牡蠣御飯、椎茸とひじき御飯は美味い。鮭バター御飯は家族受けは良いが私はあんまり。
  • 息子と料理をする。クリスマスケーキ作り。年末は息子と栗金団と餃子を作った。→100点

 

作陶・手慰み 60点。

鹿鉢がもう一つの定番テーマに加わった。作陶頻度がかなり落ちたが、昇進祝いに酒器セットを造って贈ることができたのは加点。

  • 冬虫夏草シリーズを創意工夫していく→60点。2作品追加。
  • 釉薬の流れを試行錯誤する→70点
  • 呉須、鉄絵、白化粧による絵付けを学ぶ→30点。鉄絵を少し学んだ。
  • 常に裏表を削らずに挽けるようになる→50点。多少進歩した。
  • 先生の工房にお邪魔する→100点。感激。
  • フランス、インド、中国、シンガポールから酒器、雑器を集める→20点。インド、中国で好みの品が見つからず。
  • 鹿鉢の2作品目が完成。3作品目に着手。→70点。案外、手応えあり。

 

交流 80点。

仕事、子供との時間、陶芸を差し引いた残りの時間でそれなりにやっているのではないか。

  • 子供を交えた友達付き合いを増やす→70点。パパ会に参加。運動会で写真係。
  • 馴染みの店を開拓するよりも深くしていくことに軸足を移していく→80点。頻度は低くともお付き合いと呼べる店がいくつか。
  • 京都の日本画家の友人を援護射撃できるような取り組みを形にしていく→0点。
  • 結婚式の誘いは断らない→100点。シンガポールの元部下の結婚式に参加。
  • 18年前からの韓国人の友人カップルを我が家に数泊迎え入れた。
  • 18年ぶりにルーマニア時代にルームシェアしたスイス人と上海で再開を果たせた。

 

語学→0点

  • とにかく始める→0点。なぜかとにかく始められない。意志薄弱
  • フランス出張で使う旅の有用フレーズを覚える→0点
  • 仕事で笑ってくれる有用フレーズを覚える→0点

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華麗なる一族の邸宅で昼餐 「二木屋」

 

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子供を親に預かってもらい夫婦水入らずで年末の昼餐を、かねてから行ってみたかった北浦和の「二木屋」でいただく。せっかくなので子連れではいけない店へ行きたかった。
 

自由民主党の初代厚生大臣だった小林英三氏の邸宅を改装したレストラン。小林家は毛利家家老の流れで、母は小林カツ代という料理研究家とのこと。目黒雅叙園の百段雛はこちら所有のものを貸し出しているのだそうだ。高円宮殿下が訪れたこともある有形登録文化財の屋敷でもある。

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12月一杯はクリスマスがテーマの献立とのこと。室内装飾もクリスマス一色なのだが、装飾品の質が何やら違う。イコンやら木像やらはては磔刑されたキリストの絵などが飾られ、華やかでロマンティックな趣というよりもキリストのマスを意識した趣。

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 この厳かで重厚な雰囲気に心を奪われる。白木が経年で飴に変わった色。この光景を見て、ああ、金持ちっていいな。自分もなりたいと思った。お金がないと作れないもの。いや、お金があった上で、まともなツテがないともはや作れないもの。

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 花頭窓に聖母子画。螺鈿の棚に象牙の十字架。まるで切支丹大名の屋敷のように逸品は和の室礼にも思いのほか調和するのだな。

 

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レトロな大広間の吊り下げランプ。LEDの円盤型照明なんかではなくて、こんなランプシェードが欲しい。中にLEDバルブを仕込めば文句はなかろう。

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 組子障子の美しいこと。柔らかい光に照らされた聖母像が目を惹く。富豪邸宅の洗練された感性にまかせるとクリスマス装飾もここまで空気感が変わるものなのか。

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 大きな空間がないとこれだけ大振りで派手なスタンドランプは映えない。

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さて、肝心の料理。 くわい、しめじ、山椒煮牛蒡、胡桃、蓮根、大根、柿などがクリスマスを意識して並べられる。どれも滋味に溢れ、噛み締めて味わう。

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味付けは完全に和の会席。柚子の香りが清々とする。

 

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お刺身も美味しかった。黒毛和牛も山葵醬油と塩でいただいて美味。甘味としては柚子羊羹と郷土菓子。柘榴がルビーのようで綺麗。撮り忘れた品もいくつかあるが、空間の素晴らしさと料理を踏まえると、私達のように、とっておきの昼餐を求めている者には5000円はけして高くはない。

 

舌で楽しむ以上に目で楽しめて満足。

 

我が家の書斎ともいうべき空間に局所的でも良いからこんな風格ある和洋折衷のアンティークな一角を作るのが夢。

  • 現在の安普請の化粧合板本棚をムク材の本棚に変える。
  • 壁紙を唐紙に変更。
  • 照明をレトロランプシェードに変更。
  • 窓に細工障子を嵌める。
  • ハリボーンの木床に張り替える。

特に板の張り替えは難しそうだ。ある程度、家が老朽化した後ならば心置きなく手を加えられるが現状では特に床の張替えと壁紙の張り替えは難しい。

 

映画「42 -世界を変えた男」

 

副題が蛇足でしかない。邦題のセンスのないこと。ありきたりの安っぽい感動ドラマ感を副題で抱かせる。内容は全くそんなことないのに、安い副題で足を引っ張っている感がある。

 

黒人で初めてメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの実話映画化。全球団が42番を永久欠番にするほど敬意を払われる男。誰しもがその栄誉に納得するほど、初の黒人メジャーリーガーとしてぶつかる慣習は苦痛に溢れる困難な道だったのだろう。

 

映画「しあわせの隠れ場所」を思い出したが、あの作品は私の心には全く響かなかった。裕福な白人女性がホームレスの黒人少年がアメフト選手になる夢を後押しする話。素晴らしい美談なのだろうけど、サンドラ・ブロックの演技が自己陶酔的に思えて感情移入できなかった。

 

一方の「42」の主人公を演じたチャドウィック・ボーズマンが良い。しかしそれにもましてブランチ・リッキーを演じたハリソンフォードが燻し銀すぎる。ハリソンフォードが最もカッコ良い映画ではなかろうか。

 

脅迫や非難を飲み込みおくびにも出さず、どっしりと構えながらも、リスクには機敏に微細に対応することも厭わず、自ら現場に足を運び、勝負どきには時には声を荒げガツンと言わしめる。組織の長たる者の理想像に思える。

 

 

身の程をわきまえない彼ら黒人に思い知らしめてやろうという差別側白人の勘違いとその滑稽さ。考え違いを思い知るべきは自分自身だとは本人自らはなかなか気づけないのだろう。排斥しようとする白人からは今に黒人に駆逐されるだろう、という怖れも混じる。頭の中の知識として黒人への差別が根強くあったということは知っている。しかしこうして活写されると、こんなことがあって良いのかと唖然とさせられるし、憤る。

 

この映画は固定概念や偏見、先入観に対して、自分がどれだけ思い違いをしているかを如何に自覚できるか。その困難さを教えてくれているように思う。

 

認めたくなくて目を逸らしたい不都合な事象とはなんだろうか。

  • 日本は貧しくなっていく可能性が高いこと。より一層、中国に買われていくこと、技術でも後塵を拝していく分野が増えること。
  • 日本産の品質が他よりも優れていないこと
  • 日本がもはや安全とは言えないこと
  • 日本が海洋資源を乱獲し続けて枯渇の主犯であること
  • 昨今の日本人が他国に比べ勤勉でも優秀でもないこと
  • 恵まれた境遇に胡座をかき、世界の貧困や苦難から目を逸らしていること
  • 自分が世間のIT の流行についていけなくなりつつあること
  • 十分に進化したAIに業務で勝てないであろうこと
  • 仕事の上でまだ若さと勢い頼みであること
  • 古き良き時代への憧憬が生まれつつあること
  • 陶芸は冷淡に言えば資源の無駄で非効率で廃棄物が環境負荷を生む道楽であること
  • 他国や人種に偏見を持っていること
  • 自分の腹が醜く太っていること
  • 加齢臭が出始めていること
  • 自分はもう若くないということ
  • 自分はさほど善良ではないこと
  • マンゴー殿が15年以内に死ぬだろうこと