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上海 アート街区「田子坊」散策

水郷巡りをしたかったけれども、飛行機に乗る為に19時までには確実にホテルに戻らなければならないことを考えると遠出はできない。代わりに田子坊という上海のお洒落な街区を3時間ほど散策した。 小径の上には植物が繁り爽やかな草陰をつくる。アートギャラ…

上海で得た陶芸作品の着想

双頭の山羊鉢。殷の青銅器様式で腹にたっぷりと土が入る形状だ。ゴーラムを植えるに最適な大作になりそうだ。釉薬はマンガン結晶釉薬で渋く落ち着いた感じにしよう。 陶片を繋ぎ合わせて再生されたトルソー。染付にも手を出したい。磁器ではなく、あくまで白…

上海人民広場 贅沢マッサージ「伊都按摩」

次回上海に来た際に有用な情報として書き留めておく。毎朝片道50分かけてホテルからオフィスまでタクシーに乗り、1日に9つ会議が入り、それから会食。根暗で無口で引きこもり気質で皮肉な人間が快活で謙虚でヤル気のある前向き人間を演じなきゃならない。き…

上海夜景

10年前とはあれこれ変わっている。上海タワー周辺の高層ビルやIFCモールなんかが総延長1.3kmの歩道橋で連結されて快適に歩いて移動できるようになっている。 それにしても高い。昼間はギュウギュウに人が詰まってるのか。そういや、珊瑚というやつは微細な珊…

77階に泊まる

ホテルの受付が54階にあり、チェックインを済ませると割り当てられたのは77階の部屋だった。 17年前に建てられた88階建ての摩天楼。既にこれよりも高いビルが隣に二棟も建ち、超高層ビル群の賑わいの一つに埋もれてしまった。東京で言うと、池袋のサンシャ…

春紅葉の美しさよ 中国印度出張が億劫

山科疎水、南禅寺、大徳寺、銀閣寺などから採取した種を実生で育てている株が10ほど混生した鉢。混ぜこぜなので、どの株がどの寺からのものなのかわからなくなっている。 「紅爪」品種のように縁が紅く芽吹く伊呂波紅葉は好みだ。 これは「乙女桜」という名…

散る桜 悶える犬猫

萌える若葉に桜色は毎年でも見飽きぬ新鮮さ。桜は散りかけが良い。春らしい春ってのは4月のことなのだな。 桜は 枝垂れ。紅枝垂れ。染井吉野より風情があるし、小振りでも存在感がある。 硝子細工のような透過性。 陽気の下で体を投げ出してきた。首輪をつけ…

西荻窪の乾燥植物店 cotico と Blue Water Flowers

西荻窪北口の西荻窪銀座を歩いて10分ほど北上した交差点の角にあるcoticoという小さな花屋兼カフェに入った。カフェといっても2人掛けのテーブル席が三対あるだけで、キッチンも含めて3〜4坪あるかないかのような狭さ。 花屋というよりも植物屋という方が適…

チタンマットマンガン流し鉢 X ハオルチア瑠璃殿

チタンマットの上にマンガンを流して模様を描いた鉢。逆さまにして焼いたので上に流れている。なんとなく民藝風味。 ハオルチア属の「瑠璃殿」。渦巻くように葉がおよそ30度づつ角度を変えて伸びてくる。

岩陶鉢 X ロゲルシー、桜吹雪

岩のような陶器鉢を作ってみた。なかなか面白い陶肌かもしれない。こんな実際にありそうな塊ではなく、少し非現実的な人工的な形にしてみても面白いかもしれない。 どうやら大鉢にあれこれ詰め込んだ寄せ植えというやつが好きになれない。多肉植物は同一種が…

筒林立白マット陶鉢 X 柱状多肉 希望丸、龍神木、白樺麒麟、姫将軍

径の大小異なる筒を林立一体化させた大鉢。これに植え込んでいく。手持ちの柱状多肉を吟味した結果がこちら。白い棘に覆われた仙人掌「希望丸」、緑の肉肌の仙人掌「龍神木」、厳密には仙人掌ではなくユーフォルビア属でそこら中から枝を出す「白樺麒麟」、…

陶虫夏草 団子虫 X ツルビニカルプス ミニムス

団子虫の死骸が焼きあがった。雌雄のつがいということにしておこうか。 白い結晶が析出する周囲は深い緑青に発色するのが魅力。結晶が黴に覆われたような風情で気に入っている。団子虫だから黒土で作る方がそれらしかったのだろうが、蝉に合わせて続編という…

四つ重ね筐鉢 X エケベリア

12ほど穴の開いた立方体を上に4つ積み重ねた鉢。 赤土にトルコ青を刷毛塗りして酸化焼成した。どぶ漬けにしなかったので薄く飛んでムラのある仕上がりになった。化粧土のマットな仕上がりが良かったのだが、構造上、継ぎ目が弱そうなので釉薬で補強したかっ…

辰砂マンガン流し鉢 X キムナッキー

赤土に辰砂の参加焼成で発色する青緑が好みだ。マンガンを表面に流すと動きが出て面白い。もう少し辰砂に粘性が高ければ流れ方に対流が生まれ渦巻いて面白くなるのだが。 リトプスを植えようかと思ったのだが、行く宛が今のところ無いクラッスラ属の「キムナ…

LaLaLand、手紙は憶えている、ザ・コンサルタント、マリアンヌ、人間の値打ち、聖の青春、永遠の0、

フランス往復の機中で観た映画備忘録。 ララランド La La Land ☆☆☆ ミュージカルなんてものはワザとらしい唄や踊りの挿入に気持ち悪さを覚えるジャンルだった。アカデミー賞をいくつも受賞したという知識がなければ見なかったであろう作品。 これから職責が…

三月の緑道

ハナニラが咲き乱れ 連翹も爽やかに彩りを添え 鈴蘭水仙も可愛らしく 中東で古代から親しまれるムスカリも帯状に林立した様は壮観で 石蕗も紫陽花も瑞々しい緑 小手毬も蕾を付け4月に向けて備えが進む 一番の悦びは南高梅が十ほど実を結んでいたこと 2週間の…

フランス 庶民派 食い倒れ備忘録

美味しかったものを次回の為にも備忘録。星付きレストランなんざは行かないけど、手軽で美味しいものを。 到着初日はMontparnasse地区のDurocにある日本人シェフが経営するフレンチ。フレンチ食い倒れの知人が絶賛していた店。 メニューはフランス語だけだが…

フランス企業では会って話さないと物事は動かない

フランスの企業を相手にするようになり、最初はその非効率さに面喰らった。メールを書いても返事はない。電話で話しても返ってきたのは「お前誰だよ?」という言外に滲む警戒感。一度は直接会うこと。わざわざフランスに出張してでも直接会うことが大事だと…

フランス企業探訪 職場あれこれ

某一企業の社内文化に対しての感想雑記であって、フランス企業全体に普遍化するつもりもないことを予め断っておく。1日に5本近く会議が入っているが、開始が15分遅れ、終わりが15分遅れることの繰り返し。基本的に残り時間を見ながら話す内容をコントロール…

フランス海の幸、陸の幸

あてもなく5km近く歩き回っていたら、歩行者天国の商店街に出くわした。両側に八百屋、魚屋、肉屋、チーズ屋などが並んでいる。海外旅行は食材を眺めてまわるのが愉しい。 アーティチョーク。仏頭華。とてもフランスっぽいのだが、美味しい食べ方は知らない…

猪の陶製ジビエ鍋

ロアン宮の装飾博物館で見つけた逸品。これを観れただけで入場した価値があった 毛の流れまで表現された写実性に富んだ造形。舌がダラリと横から垂れ下がっている。 分類すると、巨大な陶鍋なのだと思う。耳を掴んで蓋を開けたら中から猪肉の煮込みが出てく…

ストラスブールの栄華

パリから2時間。手頃な郊外への遠足に最適な歴史都市、ストラスブール。中世のストラスブールは神聖ローマ帝国の支配下にあり、アルザス地域がフランス領となった後もフランスによる併合を免れていたそうな。そしてルイ14世の治世となり領土拡大時にようやく…

機械仕掛けの天文時計

ストラスブールで巨大な天文時計に出逢った。大聖堂の中に18mの高さで聳える。現在のものは三代目で1842年に完成したものだそうだが、閏年や分点だけでなく復活祭の日(「3月21日当日あるいはそれ以降の最初の暦上の満月を過ぎたあとの最初の日曜日)を計算…

美食の都の社員食堂

美食の国の企業にはなんとも豪華な社員食堂がある。私:こんなパティシエが盛り付けるデザートがいつも食べれるのかい?同僚:いやいや、いつもじゃないよ。週に2回ぐらい出張して来てるのかな?私:。。。いつもだろ。ステーキやベジタリアンなど彩り豊か。サ…

ラファイエット

世界中にどこでも売っている高級ブランドがギッシリ詰まったパリ随一の高級百貨店ラファイエット。私が買うものは何もない。しかしこのガラスドームは何度観ても素晴らしい。 花の都の花たる所以というか、欧州的華やかさの先入観を結晶化したらこうなるので…

パリで何しよう 持参土産、持ち帰り土産考

3月にフランス出張も3度目。さすがに寺院巡りもある程度したので、もう少し視野を広げていきたい。サブカルな店とか覗いてみたいが、誰に聞いたら良いのかもわからない。現代無名アーティストのイラストやなんか、どこに行ったら手に入るのだろう。ホテルを…

古くからの友人の結婚式で仙台の鮨に舌鼓

仙台の友人の結婚式へ。 大学1年次から数えてもう19年の付き合いになるわけか。 自分とて、友人とて、公私において好調な時も不調な時もある。親兄弟でもないし、そんな何かを背負えるものでもないから近付き過ぎず、でも去らず。 酒に悪酔いした際の面倒く…

酸化辰砂匣重ね鉢、縮れ白釉筒林鉢、その他諸々の焼き上がり。そして土耳古青結晶団子虫鉢

しばらくご無沙汰の陶芸教室に立ち寄ったら、焼かれた作品が出来上がっていた。作業する時間もないので、焼き上がりを確認し、ささっと甲殻類の釉掛けだけ済まして終わった。朝から晩まで嫌になるまで陶器三昧したいものだ。匣の重ね鉢。10個の穴に10種のエ…

八海山 雪室見学 しかし何より三年熟成本みりんの美味さよ

1泊2日で初日はスキーをし、翌日は新潟県南魚沼市の「八海山」の酒蔵へ。 八海山の酒蔵には2013年に完成したという雪室があるというので見学した。かつて電気式冷蔵庫が普及する前は茅葺の建物に冬の間に雪を詰め込み、その雪で貯蔵するとともに夏には雪塊を…

立春の庭と猫

この季節、一番に春めいているのは野良猫の皆さんではないのかね。世の若者のバレンタインの浮かれようの比ではない連夜の盛り上がり。ンギャーオーとやかましい。その愛らしい見た目からよくも地獄から漏れ出た断末魔のような声が出るものだ。 家から家を飛…

オニヒノキシダを買うか悩む

オニヒノキシダが中野の島忠ホームズで売られていた。2980円。少しばかりお高めだが、オニヒノキシダが売られていることに衝撃。 ヒノキシダとオオタニワタリの自然交配種と目されているそうで、ヒノキシダの無性繁殖とオオタニワタリの乾燥への強さを併せ持…

高円寺の国産紅茶専門喫茶「サルトリイバラ」

高円寺駅前にほど近い、パル商店街からエトワール通り商店街に入ってすぐの路地のマンション2階。店内を確認してから入る客は皆無であろう奥まった立地に新しくできた店。 日本国産紅茶の専門喫茶店「サルトリイバラ」。昨今、日本国産の紅茶は英国でも受賞…

高円寺の名ケーキ屋「ジュン ホンマ」が「ラレーヌ」跡地に開店

高円寺のかつての有名人気ケーキ屋さん「ラレーヌ」が閉店した。ま、美味しくなかったから仕方がないし惜しくもない。その跡地に開店したのが「ジュン ホンマ」。本間潤氏はラレーヌを立ち上げ、「王妃のロールケーキ」をはじめとした美味しいケーキで人気店…

冬虫夏草 団子虫鉢

陶芸初め。えいやっと一気に造った、団子虫を苗床に育つ冬虫夏草を模した植木鉢。団子虫は虫ではなく甲殻類だし冬虫夏草は寄生しないとか、そういう不都合な事実には目を瞑る。冬虫夏草の「異質な生物個体が生を引き継いでいく」象徴的な姿に言葉にならない…

幼児連れシンガポール旅行 オーチャードのオススメホテル

次回の為の備忘録 子供が5歳を超えたらセントーサシャングリラのような子供を預けられるサービスのあるリゾートホテルで夫婦で寛ぐ。 今回は周辺観光と買物に便利なオーチャードに2泊、リゾート気分を味わう為にセントーサで1泊した。 4歳と2歳の幼児二人を…

幼児連れシンガポール空港攻略

シンガポールのチャンギ空港はアジアで一番評価の高い空港として有名だが、幼児連れにとってはそこらの街中歩きに匹敵する観光地でもある、という話。 JAL便はターミナルT1なので、そこのチェックインカウンター5列の後ろにあるアーリーチェックインカウンタ…

シンガポールの肉林

仙人掌や多肉植物が見事な植物園を挙げるとしたらこれからはガーデンバイザベイを挙げる。「酒池肉林」という表現があるけれども、ここは正に多肉植物愛好家にとっての肉林天国なわけだ。 ガーデンバイザベイのドーム型温室植物園は二つが対になっている。一…

空中庭園 ガーデンバイザベイを見て日本の観光政策に失望した

シンガポールはどこか人工的でハリボテ感が強くて文化的深みに欠けるなあ、などと些か失礼な先入観を持っていた。 マリーナベイサンズにしろ、セントーサにしろ、IONも、観覧車も、船がビルの上に乗ったホテルも、一回行ったら十分。そんな観光名所が多いと…

自分はなれなかった「かわいい後輩、部下」というもの

もともと、自分には企業や大きな組織で求められるような社交性に欠ける気がしていた。趣味趣向の合う遊び仲間としかつるまず、輪を広げることがあまりできてこなかった。 ゴルフもカラオケも興味がないし、パチンコやなんかも興味がない。同僚のように自由に…

折角だから2017年にやりたいことの追加

もう2017年の抱負は書いたけれども、「今週のお題」に沿って追加で煩悩と物欲にまみれたことを書いてみる。 「ばりこて」で全部のせしてみる 極上生牡蠣を取り寄せてエシャロットと赤ワインビネガーで食べる 新宿の蟹海老専門割烹に行く三軒茶屋のピガールで…

黒豆は自炊が健康的で美味で良い

書きそびれてたけどせっかくなので正月雑記。 正月は友人から新居祝いに頂いたドンペリニヨンを実家に持って帰って家族親戚で開けた。友人に多謝。シャンパンは御節に合うのだな。シャンパンに苦手意識を持っていたが、美味い。御節に合わせたからなのか、ド…

球体鉢

本焼きが終わっていた。 蕎麦釉薬を掛けた球体鉢。自分の中では均一で綺麗な陶器ではなく、有機的な焼き上がりにしたいというマイブームがある。これもそんな作品。 こんなに蕎麦釉の結晶が析出して黄色が出るとは思わなかった。他の釉薬と混ぜることなく、…

釉薬は制御し難し。失敗の山。

リトープス専用鉢が焼き上がった。月白、白萩、チタンマットに白マットを掛けたのだがなかなか思う通りにいかず。 おそらく月白だと思うのだが、釉薬の濃度と流れ具合が絶妙に適合してくれた。今回の窯出しで唯一の満足いく鉢だ。テストピースでは曲面の流れ…

マンゴー 新年撮り下ろしグラビア

正月の実家帰省からシンガポール旅行から帰るまで3週間ばかり実家で骨休みして頂くマンゴー殿。二食昼寝付き散歩付きの静かな生活が送れる。爺様は犬に甘く、何かと摘み食いさせてしまう。マンゴー殿も実家生活はいつも満更でもない態度を見せる。 マンゴー…

2017年の抱負

2017年のテーマは ・高負荷と急成長を自らに強いること ・それを家族との時間、陶芸、健康維持、フランス語習得を妨げずに平然とこなせるように工夫すること。 ・だらだらした平日夜を送らないこと 増える仕事量を効率的に捌くために、家に仕事しやすい大型…

2016年の反省

2016年のテーマは ・リスクを取って攻める ・辛抱強く継続する ・もらう人から与える人へ 今から見返すと仕事寄りなテーマだ。まあ、70点というとこか。2015年の「肉体と精神を若返らせる」という目標はそれなりに成果はあった。しかし減らした体重もカラダ…

高円寺 閉店リスト

蝋燭の火が立ち消えるように、ふっと消えていくお店たち。営業を終えてしまうと語る店主もおらず、静けさだけが残る。「⚪︎⚪︎年間ご愛顧ありがとうございました」という張紙がポツンと貼られているのも寂しいが、「何月何日をもちまして営業を終了しました」…

手作りクリスマスケーキ

今年のクリスマスはケーキを子供と盛り付けてみた。以前、神奈川で屈指の評判のケーキ屋にクリスマスケーキを注文して食べたのだが、普段の比肩ない味が見る影もなかった。冷凍して解凍したクリームの味だった。人気店ともなると、やはり作り置くしかないの…

高円寺 「小杉湯」もクリスマス仕様

高円寺の庚申通り商店街から脇道に入ったところにある、「小杉湯」。人通りからは見えない隠れた名店。商店街に面していたら商店街の街並というか景観に深みが一層与えられるのだが、そうでないからこそ生き残ってきたのかもしれない。 高円寺の顔とも言える…

作陶納め。大量の素焼き窯出し。テーマは「予想外の流れに委ねる」

年末最後となる陶芸。大量に作り貯めていた作品の素焼きが終わった。あなたの作品は怖くて触り難いのでご自身で窯出ししてもらえますか、と言われている。申し訳ない。まだ、窯の中は熱く素焼きも火傷しないがかなり温かい。取り敢えずは素焼きで爆裂や崩壊…