好みの料理

蕎麦 信濃

私が敬愛する日本酒蔵元「庭のうぐいす」の山口酒造の主人が東京に来るたび、高円寺に来るたびに食べると卸酒屋に勧められた蕎麦屋。 十割蕎麦は750円。 茹で上がると店主が「お待ちどおさまでーす」と厨房から愛想の良い声を上げる。奥さんが無駄な物が何も…

庭のうぐいす

辛口でありながらキレが良く、米の旨味も感じられて好みの酒だ。水のようにサラサラとしすぎない。 ラベルのデザインもシンプルで愛嬌があって良い。これも自分にとっては重要視している要素。卓上に置くならば見た目に愉しめる意匠のほうが良い。 福岡久留…

ルーマニア人を食でもてなす

到着初日は自宅で家庭料理を振る舞った。海外の日本食料理店ではなかなか食べられる機会の少ない、ハレの料理ではない日本人が常食しているケの料理を食べてもらう一興だ。 南瓜の煮物、ポテトサラダ、鶏肉のサラダ、ナスの味噌炒め、牛蒡。少量をあれこれつ…

贔屓にしたい酒屋

良い酒屋を見つけた。高円寺という街は散策すればするほど利用価値が高い店が見つかる。 庭の鶯、黒龍、天青、春鹿の超辛口、酔鯨などの自分の好みの銘柄を幅広く取り揃えられている。 上喜元の仕込み第六十二号のような年に一度の季節品も取り扱っているら…

司牡丹 純米吟醸

旨い。系統としては辛口で香りは抑え目ですっきりとキレが良いので食中酒として幅広い料理に合わせられる。それでいて酒の味はしっかりと感じられる。 酔鯨と似た印象を受ける。 高知の蔵元らしい。封印酒なのだそうだ。封印酒とは5つの蔵元がとりわけ自慢の…

日航アリビラグルメ

ホテルの中では珍しく、このホテルは食事の美味しさで評判が良い。 日航アリビラの「ベルベデール」というレストランでの朝食ビュッフェはトリップアドバイザーによる口コミランキングで2011年には日本一美味しいホテル朝食との評判を得ているらしい。 その…

獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分

機会あって久しぶりに飲んだ。 しかしそもそも自分は大吟醸は吟醸香が強すぎてあまり好きではないはずだ。しかも獺祭は今やブランドとしての俄か人気が出過ぎて値段が釣りあがっている。取り敢えず人気があって高いから飲みたい、飲んだと言いたい。そんなド…

泥鰌柳川鍋、蛸梅干し土鍋御飯、ほうれん草の白和え、白味噌汁

泥鰌に挑んでみたかった。 午前中に買ってきた駒泥鰌という小さな泥鰌をアルミのボウルに水を張っていれておいた。2匹だけ蓋付きガラス瓶に入れて息子と鑑賞した。 それから公園に遊びに連れていき、買い物をして1時間半後に家に帰るとなんと瓶の上から跳ね…

酒田酒造 上喜元 純米吟醸 無濾過生詰原酒 仕込第六号

上喜元の蔵元である酒田酒造は5つの酒蔵が1946年に集まって再起した山形県日吉の酒蔵だそうだ。全国新酒鑑評会において過去20年のうち15年にわたり金賞を受賞しているのはここだけだという、安定した良酒を世に出してくれている。 純米吟醸無濾過生原酒仕込…

越後鶴亀 吟醸酒

吟醸酒の4合瓶を試飲もせずに買ってみた。はっきり言えばラベル買い。 吟醸酒は醸造アルコールを添加して香りを引き出している。昔と違って醸造アルコールで誤魔化すのが目的ではなく、あくまで香りを引き出すのが目的で添加されるのが殆どだ。 しかし結論と…

酔鯨酒造 酔鯨純米生詰原酒

1872年から続く土佐、高知の酒蔵で「酔鯨」の名前は藩主山内容堂が自ら名乗っていた鯨海酔侯からきているとのこと。 引用-“旨みが有りながらもキレが良く”、“香りおだやかな”お酒が目標です。吟醸酒においても、おだやかな香りと後味のキレ(ほどよい酸味)…

黒豆レシピ

築地の場外市場で丹波の大粒黒豆を買い入れて煮た。店で頂いたレシピが思ったよりも美味しく綺麗にできたので備忘録。もしかしたら土鍋で煮た効果も あるやも。 豆をそっと水をかけてゆすぐ。米のように洗うと皮が割れる 鍋を用意し豆の容量の3から5倍の水と…

お盆休みに料理三昧

妻が2カ月の入院の末、先週に退院できた。しかし買物や外出もできない自宅安静でおもったよりもリスクは高いようだ。医者曰く、基本的には家ではベッドに横になっていてほしいとのこと。 土曜日から息子を埼玉の実家から連れ戻して、久しぶりの夫婦と息子の…

若鮎の七輪焼き

最近、全くブログを書かなくなっていたな。何せ、記録しておきたいと思うようなことがなかったもので。 で、10か月ぶりに京都に行ったら写真やら記録しておきたいものがあれこれとある。やはり自分は京都が好きらしい。 大文字の火床まで登って京の都の夜景…

竹邑庵太郎敦盛 蕎麦

久しぶりに京都を訪ねて食べたい蕎麦と言えば鞍馬口通りの蕎麦「かね井」だが、腹が減りすぎて船岡まで辿りつけないと思って烏丸今出川の路地裏で駆け込んだ「竹邑」という蕎麦屋が存外に美味かった。 冷ザルと熱いやつの二種類しかない。冷は出石蕎麦のよう…

鮭ちらす寿司に鮭粕汁

秋田の親戚から鮭とイクラを頂いた。親戚の家はすぐ目の前が海で、朝に揚がった魚介が昼の卓上に並ぶような家だった。そこで出される魚はスーパーに並ばない種類も多く、知らないものもあったがどれも美味だった記憶がある。 スーパーで上等な酒粕を見つけた…

Chamonix-Mont-Blanc朝市

シャモニーの土曜の朝市。 ほんのわずかに国境を越えただけなのにスイスフランは使えず、全て支払はユーロとなる。野菜、果物、チーズ、ハムやサラミ、チキンの丸焼き、ジャムや蜂蜜などが売られる。市場の体裁をとってはいても、値段を見る限りスイスよりは…

スペアリブの鳴門オレンジマーマレード煮

また作ってしまった。手軽でうんまい。醤油で煮込むから、和食なのだよ。肉を愛する欧米人が醤油で煮込むこの味を知らないとしたら勿体ない。

ブラックバス

ホンマでっか。旨いのか、ブラックバスバーガー。 確かにスズキ科の魚でもともと、食用に持ち込まれたぐらいだから、旨いのかもしれない。しかし多景島や竹生島周辺の水深40メートル以下の清浄な水域のブラックバスを捕獲しているので臭みは無いという説明を…

千年一酒造 千代の縁

淡路でふとみかけた造り酒屋に入ってしまった。淡路に二軒しか残らない酒蔵のひとつ、「千年一」。 蔵の中では数人が酒を飲みながら紙箱作りをしていた。のんびりとした雰囲気。おやじさんが蔵の案内をしてくださった。 製造現場は非常に素朴で、隙間風は吹…

スペアリブのママレード煮

材料 (2人分)豚バラ肉(豚骨付きバラ肉)・400〜500g ママレード・70〜100g しょうゆ・35〜50ml ニンニク・1片 レタス・1/2個 サニーレタス・1〜2枚 プチトマト・4〜6個 1.ニンニクは縦半分に切り、芽を取る。レタス、サニーレタスは大きくちぎってサッと水…

原木椎茸

椎茸は落雷を受けた樹の周辺の広葉樹からなぜかよく生えるらしい。人工栽培でも電気を流すと収穫量が2,3倍まで増えるとか。不思議な奴。日本産椎茸は11,12世紀の昔から中国に輸出して珍重されるほど。昔は椎茸は高級品で大名が人工栽培に挑んだらしい。 菌…

ピザピザピザピザ

嫁さんが息子用にホームベーカリーで減塩減糖のパンを作り始めた。このホームベーカリー、イーストを発酵させてくれるのがなんとも手軽。これならば1時間で生地の発酵から焼成までが終わり、熱々のピザが食べられる。 一枚はトマトにブルーチーズ、モッツァ…

筍三昧

寺町の商店街ではこの季節になると大きな筍が笊にしかれた裏白の上に、6,800円などととても手の届かない値札とともに並べられる。いつも横目に通り過ぎるだけだった。 今日、京都国際交流会館前の広場に何かの催しで露店が立ち並んでいた。そのうちの一店で…

伊勢の海の幸に舌鼓

伊勢海老に鮑にサザエ。 ラッキーエビスと呼ばれる後ろの背負い籠にも鯛が入った数百本に一本しかお目にかかれないエビスの瓶ビール。工場長のスピーチの後に、「この瓶のラベル、鯛が二匹いますよ」などと口に出してしまったものだから、お前は人の話を聞い…

筍蜆御飯に鬼鱚煮つけ、白和え

筍が売っていたので糠と一緒に煮て灰汁抜きをし、蜆と一緒に炊きこんだ。鮮度の良い鬼鱚は煮つけにした。鱈子のような卵の入った淡泊な白身だった。榎茸を日本酒で炒め、ほうれん草を湯掻き、自家製干柿に木綿豆腐と胡麻で白和えにした。 奇を衒わずに薄味で…

干柿

愛宕柿が固めに干し上がった奴をちびちびと消費する。日本最古の和菓子というぐらいだが、最古にしてその甘さは独特でどことなく品がある。ちなみに、ヘタ側よりも実の先のほうが甘く美味い。 白く粉吹くやつと、ならないやつがある。その違いは何なのだろう…

海の幸の宴 続く

丸ハゲ ミーツ 丸ハゲ カワハギというだけあって、皮を剥ぐ。剥いだ皮はまるでマスクのようで、口と目と胸ヒレの痕がそのまま残る。目の周辺を剥ぐときに目玉が一緒に引き千切られそうに飛び出るあの気持ち悪さは剥いだ者にしかわからない感触だと思う。無事…

海の幸の宴

螺貝は少量の醤油と塩で煮た。肉は鮑よりも柔らかく、サザエのような磯の香りがして美味。近くで凝視するとなんともグロテスクなので、あまり疑問を持たずに口に運んだほうがよい食材。 赤烏賊は一部を刺身で、残りを醤油を掛けて焼いて食べる。赤烏賊は烏賊…

魚魚鈴

前夜に急遽思い立ち、翌朝8時過ぎに家を出て三重の白子漁港まで新名神高速を車で飛ばした。目当ては「魚魚鈴(ととりん)」という魚の直売所。見る限り、観光客は少なく、地元周辺の人達が日々の食材を買い付けにくる感じだった。 「魚魚鈴(ととりん)」では…