寺社仏閣
高野山霊場 杉の巨木林の合間の苔むした石塔 五輪塔と鳥居 宗派も出自も問わない供養の霊場 日本の大企業の物故者供養塔も数多い 世間が忘れようともここだけは忘れずに供養しつづけてくれる 聖地でも血生臭い争いは避けられず かつては3万の僧兵で武装して…
私の場合、ジョギング習慣を確立するための要諦は公園の花々、ご朱印帳や銭湯、朝カフェなどご褒美をどれだけ用意するかに尽きる。 アプリで走行距離やペース、カロリーを記録する。月100kmや最速、最長記録は満足感が得られる。 走るのに邪魔にならないラン…
無職になると公園に引き寄せられる頻度が上がる。天気が良いとその気持ちよさを味わえそうな所はどこかと考えてどの公園に今日は行こうかと楽しく迷う。 井の頭公園の初夏は気持ちが良い。 かいぼりを定期的に行い、泥を浚い、底を天日に干し、外来生物を駆…
朝1時半に起きてしまい5時までうだうだとネットサーフ。それから早朝無人の温泉へ。サラサラとして気持ちの良い湯だ。 朝、ロビーにあるオルゴールや蓄音機が飾ってあるコーナーで女将にレコードを聴かせてもらった。 蓄音機の針は10回程度使うと駄目になる…
武雄神社の奥にある御神木。 大楠への小道も紅葉の新緑のトンネルとなっていてその時点から外界から隔たれていく感がある。 竹林を抜けた先に現れた荘厳な姿。 神々しさは直に見ないと伝わらない。これは足を運んでみる価値があると感じた。 石段のサイズを…
香蘭社の本店はちょっとした美術館。 陶山神社は晴れの日に来るべき。伊万里焼でできた鳥居は見所。 武雄は武雄温泉、武雄図書館、武雄神社、御船山楽園ホテルも全て歩いて回れる範囲にあって便利。 武雄神社の樹齢3000年の大楠御神木は必見。雨の日でも、雨…
少し昔の記録だが4月中旬の杉並にある観泉寺。牡丹が咲き乱れる寺というのはあまり思い浮かばなくて行っておきたいと思っていたお寺。 本堂向かって左手の牡丹園が旬だった。 花の王と歌われる牡丹、貫禄のある量感。 案外、茎の背丈があって1mに近いものも…
井荻駅の近く、観泉寺。杉並区にこんな京都の嵐山のような一画があったとは。 1597年創建の古刹で桶狭間の戦いで織田信長に敗れた今川義元の子、今川氏真の嫡孫直房が上井草の地を1645年から治めるようになってこの地に移転されたという。よって380年の長き…
格式高い寺社仏閣に艶やかな紅枝垂桜を堪能したいならばここだろうな。 高円寺の地名の元になり、かつて徳川綱吉が鷹狩の際に立ち寄り休憩するのに使っていたお寺で徳川家光が「小沢村」と呼ばれていたこの地を「高円寺村」に改称したという。 そんなお寺の…
2月の梅の季節に記録したばかりだが花見の名所として知られる中野の「哲学堂」は桜の季節もやはり素晴らしかったので記録しておく。 桜はこの季節、素晴らしい場所は他にも多いがここの椿や雪柳は必見だった。写真散歩好きにはたまらない被写体だらけの公園…
久しぶりに谷根千の谷中エリアへ。いつも上野から藝大方面を抜けて歩いてきていたが今回は日暮里から谷中霊園を抜けて歩いた。 谷中のヒマラヤ杉は幹や枝がかなりキツく剪定されていて樹勢が無い状態。その株元の老舗も閉店していた。 廃業らしい。寂しいモ…
目が梅を探しながら街を歩いていると案外と見つけるものだ。 高円寺南2丁目寺町を構成する一山、「松應寺」。通りがかりに山門から境内に梅の花が見えたので吸い込まれた。 一重の白梅が球体のように刈り込まれた梅木の表面に薄く纏うように咲く。 庭師によ…
今朝も元気にジョギングして3kmほど先の中野の哲学堂へ。 哲学堂の創設者、井上円了は日本の仏教哲学者であり東京大学哲学科に学び、のちに東洋大学となる哲学館を創設し、さらには大学から離れてからはここ中野の地にソクラテス、カント、孔子、釈迦を祀る…
郷土の寺社仏閣巡りは続く。 馬橋稲荷神社から南に降った青梅街道に程近い「猿田彦神社」。三重県伊勢市の椿大神社より猿田彦大神の御霊を勧請して創建されたという。 境内を風がそよぐと梅の香に満たされる。 そういえば「梅の香巻き」という海苔巻き煎餅が…
コロナ禍で海外旅行のような派手な遠出が出来なくなって2年。 もっと私の住む高円寺、阿佐ヶ谷、中野を味わい尽くそうと思った。 何も視界一面の梅林や桜の名所でなくとも、カップ酒を片手に無人の花の下で1時間過ごす満足感を私は知っているではないか。そ…
朝のジョギングで立ち寄った高円寺と阿佐ヶ谷の間にある馬橋稲荷神社。 樹齢400年の檜葉の木が使われているという朱塗りの一の鳥居の立派さと本殿までの距離に格の高さを感じる。 紅梅、雅かな。 これまた立派な石造りの高さ8mの昇龍、降龍の掘られたニの鳥…
高円寺南2丁目の寺町にある日蓮宗の長善寺。何故か曹洞宗のお寺だらけの中で唯一の日蓮宗。日暮里にもともとあったが関東大震災で被災した後に昭和3年、1928年に高円寺に移転してきたのだそうだ。 黄色い背景の天女。古めかしい意匠のものでこんなに鮮やかな…
高円寺南2丁目には近代になって移転してきた曹洞宗の6寺と日蓮宗の寺が密集している寺町がある。「長龍寺」「宗泰院」「松應寺」「西照寺」「福寿院」「長善寺」「鳳林寺」。 こちらが鳳林寺。 1558年(元禄元年)に現在の新宿区飯田橋に草創され、大正3年に…
足掛け3年、前回2年前の軽井沢、松本、蓼科旅行で諏訪大社本宮を訪れ、先々月の一人旅で春宮秋宮を訪れ、今回ようやく前宮を参拝することができた。 諏訪大社四社の中で最もこじんまりとしているが、素朴な魅力もある前宮。 斜面に沿うように巨樹と建築物が…
こちらが諏訪大社下社秋宮。出雲大社のそれとは逆方向に捻られた巨大注連縄が見所。 出雲大社とは異なり賽銭を挿したりはしない様子。梶の葉紋も上社は根が4本、こちら下社は根が5本。果たして上社下社が武力衝突していた頃も紋は梶の葉だったのか。 端正。…
学び 個室で迎える静かでひんやりとした朝と熱々の温泉が最高に気持ちが良い。 大都会にいるとこれが良い、こうあるべきとのまやかしに惑わされがち もっと対人的には謙虚に、かつ自分自身には我儘に生活することを心がけたい。我儘とは自分の好みに忠実にな…
一人で好きにどこにでも出かけて良いとのことで、下諏訪のゲストハウスを拠点に下諏訪と上諏訪を散策することにした。テーマはゲストハウス+日本酒蔵めぐり+銭湯巡り+寺社巡りという子供が飽きることを満喫しようかと思う。 学び 無価値に見えて興味がなかっ…
最近、少しばかりジョギングが苦痛ではなくなってきた。少し遠くの自社仏閣を目当てに走るようになったからかもしれない。創建1000年以上の由緒ある神社で源頼義により京都の石清水八幡宮から分魂されたらしい。石清水八幡宮の境内の竹はエジソンの電球のフ…
東所沢駅から徒歩10分弱。武蔵野の住宅街に突如現れる巨大な石建造物。 この謎の古代遺跡のような窓がない石の建造物は木材を全面的に使うことで特徴的な隈研吾さんによるデザインらしい。自分の普段のスタイルから離れて遊んでみた感じでしょうか。 そして…
もう少し暦が進むと雨天だったり暑すぎたりして思うようにジョギングできなくなるので今のうちに走ることにした。向かったのは朝7時の高円寺の古刹、厄除け堀之内妙法寺。 奥の山門を抜けると石灯篭が並び、紫陽花が彩り、何やら静謐で素敵な空気に包まれる…
菜の花と桜のいすみ鉄道を楽しむ 駅前で自転車を借りてサイクリング 大多喜城と桜 街道沿いの街並みを楽しむ 「豊の鶴」蔵元訪問。名酒を買う 有家のとんかつが美味 甲冑を着てコスプレ撮影 昔の商家や蔵を見学 高速バスで東京駅に直帰が快適 普段は車で遠出…
益子は昭和懐古趣味の人達にとっても魅力的な街なのだそうだ。 古い琺瑯看板もちらほら。熱心な収集家のいるジャンル。私には幼少の懐かしい記憶というには古すぎてどちらかというと映画の中やテーマパークで見るファンタジックな光景だけれども。 昔懐かし…
埼玉にある鎮守氷川神社はここ5年ほどで人気の高まりを見せる御朱印収集家の間では人気の神社なのだそうだ。 その理由が世界的グラフィックデザイナー、横尾忠則氏によるデザインの御朱印帳。毎月15日に100冊しか頒布されない限定御朱印帳ということで人気が…
軽井沢、松本、渋温泉、竜王雲海SORAテラス、蓼科、諏訪を巡る500km走破の3泊4日の信州家族旅行備忘録。 学び 1.日本酒好きな外国からの友人が来たならば、1泊2日で諏訪湖に湖の眺められる温泉宿をとり、酒蔵巡りや寺社巡りを満喫するのもまとまりの良い充実…
御代が変わって平成から令和へ。高円寺の天祖神社へ参拝しにいった。天壌無窮。息子の世が平和でありますように。ここ最近、人生は退屈と諦めと虚しさとの戦いなのではないかと暗くなっていた。ラジオで昭和天皇の象徴天皇としての模索や苦労、さらに上皇の…