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上海で得た陶芸作品の着想

双頭の山羊鉢。殷の青銅器様式で腹にたっぷりと土が入る形状だ。ゴーラムを植えるに最適な大作になりそうだ。釉薬はマンガン結晶釉薬で渋く落ち着いた感じにしよう。 陶片を繋ぎ合わせて再生されたトルソー。染付にも手を出したい。磁器ではなく、あくまで白…

既製品住宅に物語のある特別な内装を。我ら夫婦の為の雌雄山羊図日本画板絵

京都の仏画師・日本画家の友人が描いてくれた待望の板絵が届いた。 高さ230cm、幅360cmという居間の全面押入れ収納に嵌めるシナ板引戸4枚に描かれた大きな絵だ。 絵の題材は未年の夫婦なので雌雄の山羊。それぞれの生まれ月を象徴した朝顔と桔梗を足元に配し…

一番は庭にある。石像 石仏 根津美術館

日本の近代化の時代に東武鉄道で興し、大富豪となった根津氏が収集した美術工芸品。 大層値打ちのありそうなものが並んでいるな、という印象。 期待をよく裏切って愉しませてくれたのが起伏に富んだ広大な日本庭園。あちらこちらに石塔や石仏、石像が景色の…

ステンドグラス巡り Saint Paul, Severine

ステンドグラス巡り Saint Severine教会。パリの最も古い教会の一つだそうだ。 15世紀のステンドグラスは各ガラス片の中にも繊細な絵が描きこまれており素晴らしい。ガラス片で絵を構成しようとせずに、ガラス片を単なるキャンバスと見做すほうが潔くて良い…

標本あれこれ

骨密度によって染色に濃淡が出て美しい。欲しい。造形美という言葉が浮かぶ。しかし、小さな小さな標本でも1万円以上して手が出せない。 違いがわからない。怖いもの見たさ。そしてあの美しい骨格標本の比ではない高価格。 標本だらけの中野ブロードウェイ。…

新旧 信三郎帆布鞄

嫁さんが使い倒した一澤信三郎帆布の鞄。風雨に曝され、擦れ、息子二人にも齧られて流石にボロボロになった。4年ほど使っただろうか。帆布製の頑健な鞄でなければこんなにも持たなかっただろう。 信三郎帆布は修理も扱っている。こんなにボロボロに破れるま…

犬印 帆布鞄

京都の一澤信三郎帆布と同じく帆布で鞄を作っている。昭和28年創業のお店で、6号帆布に超撥水加工を施し、手作りで販売している。 ロードバイクのサドルの下に取り付けられるバッグが売られていた。欲しいな、これ。荷物を気軽に積めないのが籠のないロード…

食品サンプル

単に飲み食いするだけでなく、体験型の観光は思い出に残る。食品サンプル作りが外国人だけでなく日本人にも受けているのは不思議ではない。 料理屋で出される料理を写真で見せるのではなく、立体的なサンプルで見せるというのは世界を見渡すと普遍的なことで…

青梅 住吉神社 超絶技巧木彫

久々に素晴らしい神社の木彫装飾に出会った。 上下の梁の木目が観世水のような流水を思わせる。これは狙ったのだろうな。素晴らしい。正面から垂直水平が歪まないように撮影して白黒で印刷したものを額に入れて居間に飾りたい。 創建1369年。 ここまでの執着…

猫ジオラマ - 青梅 昭和幻燈館

なぜここまで猫尽くしかというと、映画看板で町興しをしようとした青梅が映画看板画家でもあった赤塚不二夫の協力を仰ぎ、ついでに赤塚不二夫の愛猫がテレビCMで絶大な人気を博していたので、加えて猫の街を自称し始めたという「これでいいのだ」な作為的な…

ルーマニアからのお土産の数々

ホロヅ焼きという鳥の描かれたルーマニアの民藝陶器の大皿を頂いた。 陶器の取っ手付きのお猪口も頂いた。濱田庄司が1924年に日本に持ち込み民藝運動を象徴したスリップウェアという種類の陶器で表面に泥漿で模様を描いている。私が陶芸をやっていること、各…

東京国立博物館の工芸品を幾つか

嫁さんが今日一日を好きに使って良いと言う。何しよう。あれもしたい、これもしたい。そう思ったら思考が麻痺した。ふと思いついて上野の国立博物館に行くことにした。 インドの仏展が開催されていたが、インドで鑑賞した石像の数々に比べると心動かされるも…

美麗 建具

嫉妬したくなる。 伊東のランドマークであり文化観光館でもある東海館と隣のK'sゲストハウスの建物は共に有形文化財の木造4階建てで双方ともに素晴らしい。しかも財界人の別荘や皇族ゆかりの建物ではなく、昭和初期に建てられた庶民の為の木賃宿だ。 翌日に…

標本

軟骨や骨格が染め分けられて自然造形がなんとも素晴らしい。でもこんなんを家に買って並べた日には。。。 昔の映画や小説に出てくる狂った芸術家や科学者の書斎には剥製やら標本やらが飾られていたものだが、手元に置いて愛でたい気持ち、わからんでもない。…

和輪庵

哲学の道沿いにある京セラの迎賓館、和輪庵で開かれる宝石のコレクションの招待券を頂いたので韓国人、スロバキア人の友人を連れ立って向かった。なんでも鳩山元首相が小沢一郎氏と稲盛和夫氏と会談し、首相辞任を決定したところだそうで。 無料の弁当が出さ…

高校生による漆工芸作品

美術高校生による屏風の漆芸作品。「鳩派の鳩」という政治的含意のありそうなタイトル。胸元あたりの色の滲ませ方など、この完成度、高校生のものとは思えない。 海イグアナ。漆芸への先入観を覆す鮮やかな色彩。 院展を観に行ったのだが、そのついでに覘い…

広州 陶芸術

陶器でこんなものまで造れるのか、と眼から鱗。やはり中国は凄いわ。 衣服の質感を出す為やアクセントに釉薬を使い分けているのが流石。しかも造形が細かい。乾燥段階で亀裂が入らないものなのか。それとも特殊な陶土を使っているのだろうか。 酒盃を片手に…

広州の魑魅魍魎玩具

万菱というところの8階まで玩具や家具で埋め尽くされたデパートに古い馴染みの先輩に連れて行ってもらったのだが、魑魅魍魎としていてとても楽しかった。特徴を捉えた似顔絵のようなもので、オリジナルが何なのかはわかるけれどもだからといって同じではない…

今宮神社と炙り餅

暑さに打ちのめされるように今宮神社参道にたどりついて、飲み物だけを売っていないか聞いたところ「一和」には餅しかないと断られた。反対側の「かざりや」に聞いたら、メニューにはありませんがこれをどうぞと店先で冷たいお茶を振舞ってくれた。救われた…

夏の終わりと線香花火

大勢で打ち上がる花火を見上げるのもいいけれども、肩を寄せあって覗くようにして線香花火を楽しむのも捨てがたい。ほっこりとする。 線香花火捌きの上手さを競い合う。 空間を繋がるように、伝播するように煌いていく線香花火は何度観ても不思議。単純な仕…

印度の戦利品

アッサム、ダージリン、マンゴー茶葉 象の細密画 アーユルヴェーダ用のフェイススクラブ 民族柄のストール 安さに衝動買いした草花模様の版木 印度の花のアロマオイル 花崗岩に透かし彫りをした球形のキャンドルランプ 印度生地のクルトゥ型子供服 赤子用の…

スタンドランプ

かっこ良すぎるでしょう、この古びたスタンドランプ。小生の最近のお気に入りの京都は夷川通りの工業アンティーク照明器具屋「パラボラ」で購入したもの。 もともとは古びた木製の家具の脚だった部分の中をくり貫いてスタンドに仕上げたリサイクル一点モノ。…

スタンドランプ

今、気に入っている4月に買ったスタンドランプ。書斎で手元を照らすデスクランプが必要だったので購入した。ピカピカの新品なのだが、どこか昔ながらのデザインが気に入っている。 基本的に少し暗いぐらいの部屋が好きなので、居間に小さなスポットライトを…

蚊遣り

存在感のある鉄製の蚊遣りをみかけた。 もとは何だったのだろう。古びた鉄製品にはえも言えない存在感がある。鉄製のドア金具とか、御膳、扇風機、数節あるスタンドランプなんかもいいわな。 そう言えば我が家にも泰で買った陶製の蚊遣りがあった。そろそろ…

欲しい欲しい欲しい。ショウキさんが我が家の庇の下には必要だと思うのだよ。

満福寺瓦

創造性

スティーブジョブズが亡くなった。56歳。8月の引退、つまり死の直前まで最前線で指揮を執り続けていたのか。 若すぎる死だ。彼がもし今後も生きていたらどれほどの革新を生み続けたのだろう。彼の可能性の潰えた未来の1年も、自分の未来の1年も命の価値に差…

紀元前青銅芸術

最高

青銅器がカッコよすぎる件

青銅器がかっこよすぎる。デザイン性は数千年経って退化しているのか、と思わせるほど武骨だったりディフォルメされてたり。その存在感と造形に度肝を抜かれた。当時の彼らに現代の造形技術を与えたら一体どんなものを作るのだろうか。中国、凄いです。 上海…

結婚四周年目 翡翠

中国出張で遊び歩いている間、実は嫁さんの誕生日だった。そこで帰国後一週間遅れで評判の良い洋食店で祝ってきた。 結婚以来、毎年誕生石のアクセサリーを贈ろうと試みている。できれば産地に直接出向いて。 初年度は金剛石の指輪。これはさすがに南アフリ…

天壇公園でさらに走獣、龍瓦

天壇公園でもさらにいろいろな瓦を拝見。 四面を向いて咆哮している龍だとか 見事な角を持った龍だとか。よく見ると四面の龍も角があったのに折れただけかもしれん。 間近で鑑賞できる個所もいくつか。前から見たらこんな愛嬌のある顔をしていたとは。 ほか…

草の生す甍

さすが中国、こんなところにまで行列が。。。霊鳥鳳凰に乗る仙人を先頭にしてその後ろに様々な守護霊獣を並べるこの様式を走獣というそうで、走獣の数は建物の格に応じて増えていき最大は当然紫禁城の十体だそうだ。鳳凰以外、どれも同じに見える。是非間近…

源光庵

ここには二つの窓が並んでいる。左の丸窓は悟りの窓。右の四角い窓は迷いの窓。仏教的概念を窓の形で現しただけでその窓を覗けば悟れるわけでも迷うわけでもない。それはそうだな。ただ、丸窓が柔らかな印象を与え、景色を一層落ち着く形で見せてくれるのは…

建仁寺瓦

特注品。

恐ろしいけど人間の表情を形に留めただけなのだよね。

錫の匙

伊勢神宮前のおはらい横丁でみかけた匙。こういう打って造ったような凸凹のついた匙がかっこよいと思うのだが。実際はステンレス製で一匙300円程度だった。ううむ。買っておけばよかったな。

和文様

青海波の鈍色がかった青がなんともいえぬね。腰までのものと全面のものと、変化がつけられているのも絶妙。かっこええわあ 高山陣屋にて。 出前用だが泥棒にも似合いそうな二輪。 高山駅前路地の蕎麦屋にて。 ラムネの玉。入っていた飲料の清涼感そのままに。…

伊勢神宮の動物

おかげ参り犬のシロ 占い獅子舞石。実に鮮やかな色の組み合わせ。 和紙の干支ストラップ。和紙だとすぐ壊れてしまわないのかね。 精巧にできた紙のタランチュラ。肢の丸みが巧くできている。 吊り目猫。最近の芸能人のような目元切開整形でもしたか。 神鯉。…

みやこめっせ

近江瓦

先入観や感情が先行しているかもしれないが、日本の瓦が世界で最も美しいと思っている。ここ近江八幡の瓦ミュージアムには韓国、中国の瓦だけでなくスペインやドイツなど西欧各国の瓦も展示している。それらを比較すると形は様々だがどれも焼成した土の質感…

人形師

白雲館という観光案内所の2階に人形制作の展示と人形師による修復相談会が開かれていた。 自分の家の傷ついた雛人形を持ち込み、人形師による診断や助言をもらい、時には修復を依頼できる。どの程度の費用がかかるのかはわからないけれども、良い仕組みだと…

近江商人の雛人形

近江八幡は織田信長が安土城を築き、秀次が引き継いで盛んにし、近江商人を輩出した中世からの要衝の地。日牟礼神社周辺の豪商の邸宅が資料館として保存公開されている。3月上旬ということもあり雛人形の展示がされていた。 今まで見たことのある雛人形は緋…

昔の清酒のラベル

白地に墨書きのラベルも如何にも日本酒然としていて良いかもしれないが、明治大正期の西洋の図案を取り入れた偽洋風のロゴやラベルが好きだ。 清酒であったり書画であったり、永らく美意識を練りこんできた馴染みの文化を新しい様式に埋め込んで表現してみる…

牛乳

高度にマーケティング技法やデザインが洗練されて消費者反応テストにかけた図案だけが残るようになるとこんなブサイクで愛着が湧くようなものは生まれない。優等生だけで構成される世の中は全く持ってつまらない。

漆の不思議

プラスチックではなく木の黒漆椀だとは思うのだが、この椀、汁が入ったところに光が当たると底が虹色に金属光沢を放つ。不思議だ。何なんだろう、これは。

京都生ショコラ 冬

このカフェはドッグカフェでこそないものの、犬を歓迎してくれるので、途中休憩所として重宝している。 すっかり冬になったというのに門の脇の紅葉にはまだ秋の名残。とりわけ侘びた町家の風情の残る店で、気に入っている。今回は他にも客がいたので、犬連れ…

大原女

「おおはらおんな」ではなく「おはらめ」と読むらしい。もっと美人に作ってやればよいのに。 正しくはこう。どうやら観光客のようだった。舞妓体験のように最近では大原女体験もやっているらしい。 寂光院窯の店先にて。バルス。購買意欲が崩壊した。著作権…

雑貨天国タイ

バンコクは雑貨天国。週末だけに開かれるというウィークエンドマーケットだが、金曜日も開かれていることは現地の人すらさほど知らない。狭い通路を通る苦労もなければ、値切り交渉をしようにも大勢押しかける観光客ゆえに聞く耳をもたずにあしらわれること…

雑草

雑草の鉄製花活仕立 鉄のチーンという音を最近気に入っている。

茶屋

贅を尽くしたというやつかね。茶屋街でいくつか和の意匠を写真に納めた。 漆塗りの行灯。木枠に和紙を貼るだけなら3000円ぐらいで作れそうなものの、今まで見かけたのはどれも何万円かする。時代物でなくとも復刻版で十分なのだが。 欄間や引戸の透かし彫り…