建築

伊東 有形文化財木造三階建の宿

ルーマニア友人カップルを連れて伊東へ。 泊まるのはお気に入りの、昔は「いな葉」と呼ばれ今はゲストハウスとして営まれている有形文化財登録の宿。やはり、ここは値段の割にお値打ちだ。 木造三階建てに楼閣の乗った純和風な作り。入り口の銅板葺きの破風…

南バルコニー

室内でも視界に緑がないと落ち着かない。そこらへんは妻と意見が永遠に合わない。 嫌がられるのを承知で、開き直って南バルコニーを占有するつもりだ。南側の道に面したバルコニーで、アイアンの横格子が嵌っている。天井には6つほど吊り下げフックを取り付…

寝室

・コンセプトは薄目に植栽を眺めながらまどろむ寝所 ・朝は柔らかな間接光を取り込む ・夫婦のプライベート空間 ・寝るのに不要なものを排したスッキリとまとめた場 南に面した部屋ならば南側に大きな窓を作るのがセオリーだと思うが快適な寝室に直射日光の…

階段

一般的な家の1階は240cmの天井高さでそこを12段ほどで2階まで上がる。我が家は250cmの天井高さにして居間の体感広さを上げているのだが、そこを16段で上がる階段勾配にしている。これはかなり一段一段が低く登りやすい。 これはひとえにマンゴーの為。 もっ…

内庭

夏にもエアコンを使わずに暮らしたい。 風が吹き抜ける家にしたい。 隣家に対して子供の笑い声や喋り声に気兼ねせずに済む家にしたい。 犬や子供が外部の目を気にすることなく安心して遊べる空間を造りたい。 そう考えた結果の内庭。住宅密集地だから庭を造…

居間

食事を済ませて家族が集まるところ。 パソコン作業のできるブース。 テレビの見られるソファセット。 子供が玩具を広げて遊べる空間。 花壇の草花を眺められる寛ぎの場。 中庭を通じて食堂とつながる空間。 床はアンティーク調に加工した楢の突板にした。傷…

パリの街並み

エッフェルとゲイ

出張で一緒に行動している印度人がエッフェル塔に登りたいと連日のようにアピールしてくるので、さほど気が乗らなかったが向かってみることにした。 ことはそう簡単には行かなかった。展望台に上るエレベーターのチケットは数ヶ月前に売り切れるらしい。登る…

竹林奏

こんな鎌倉案内も。長谷、銭洗弁天、gula、明月院を経て北鎌倉へ。

子供を連れて藤沢駅から江ノ島電鉄に乗り鎌倉へ。 右手に海を眺めながら海岸沿いを走り、やがて市街地に入ってぶつかりそうなほど迫る民家の間を通り抜けていく。電車好きの息子には最高だ。鎌倉公園駅の少し先には上りと下り電車がすれ違う箇所があり、ひと…

天青

熊澤酒造という茅ヶ崎にある酒蔵に併設された料理屋で子供の誕生日を祝った。 ここにはトラットリアというイタリア料理店と、天青というこの酒蔵の日本酒銘柄を冠した和食料理屋があるのだが、今回は天青へ。 重厚な黒光りした梁を露わにした内装。床板も磨…

起雲閣 暖炉

同じく起雲閣の玉渓という洋館。中世英国の「チューダー様式」に「名栗仕上げ」を取り入れたヨーロッパの山荘風の造りだそうだ。 その洋館に素晴らしい暖炉がある。こういうものを見ると、立身出世に興味の無い自分も金持ちになりたいと思う。よほどの金持ち…

起雲閣 加賀様式 ラピスラズリに飴色の白木の妙

感動しすぎて写真を撮る体も傾いたと思われる。江戸時代は百万石大名の加賀藩しか使うことの許されなかったラピスラズリの深い群青色の塗り壁。起雲閣が旅館に改装された時に石川県出身の所有者、桜井兵五郎が塗り替えたという。 檜の柾目材だけを使った贅を…

桜の熱海城

歴史的な由来も何もないコンクリートでできた観光城。

美しく老いることの難しさ 大観荘

会社の主催で熱海の大観荘という旅館に泊まった。1か月前に宿探しをして子供が春休みの最中で混雑しがちなこの時期に30人分の予約が可能だったというのだから、現時点での立ち位置を推し量ることができる。 24年ほど前にはオランダのベアトリクス女王と皇太…

伊東 K'sゲストハウス

土日にかけて会社のとある事業部での送別会で箱根の会員制リゾートホテルへ。そして月、火曜は異なる事業部のこれまた泊まりでの送別会で熱海の旅館へ。 一旦、神奈川に帰るのも面倒なので、箱根と熱海の合間に伊東に宿を取った。 伊東のシンボルでもある東…

美麗 建具

嫉妬したくなる。 伊東のランドマークであり文化観光館でもある東海館と隣のK'sゲストハウスの建物は共に有形文化財の木造4階建てで双方ともに素晴らしい。しかも財界人の別荘や皇族ゆかりの建物ではなく、昭和初期に建てられた庶民の為の木賃宿だ。 翌日に…

報恩寺

京都に住んでいる3年間で報恩寺には一度も足を踏み入れたことはなかった。今回、ぶらりと迷い込んで、こんなに見事な仏塔があることを知った。 柱の焦茶と漆喰壁の白に生える差し色の鮮やかな碧色が見事。

古民家園

歩いて15分ほどのところに素晴らしい公園を発見。江戸中期の豪農の家屋を移築保存しており150人ほどのボランティアで管理されているのだそうだ。入場料は無料。 床紅葉の緑の鮮やかさはなかなかのもの。ごろりと横になると床がひんやりとして気持ち良し。 裏…

ウエスティン都ホテル

ウエスティン都ホテルの和室スイートに泊まらせてもらった。、7代目小川治兵衛(植治)の長男白楊(はくよう)により造園された京都市文化財にも登録された枯山水の庭園を上から見下ろすように建つ。昭和を代表する建築家、村野藤吾によるもの。 一面、障子…

日登美山荘 送別会

山奥の茅葺の民家を貸し切って送別会飲みをして頂いた。宿をとって、夜遅くまで気兼ねなく話して、花火をして。場所は我儘を言って好みの場所の希望を出させて頂きました。 日本の夏。たまらんな。家屋だけなら豪壮で立派なところはあちこちあるだろうが、庭…

Kronbergの街並み

ドイツのクロンベルクの美しい街並みを今一度。 皇帝を亡くしたビクトリア皇后が移り住んだ小さな田舎町。フランクフルトとの戦争では誰もの予想を裏切って勝利し、戦争に従事した多くの職人を捕虜にしたことでフランクフルトには職人がいなくなり、職人をフ…

Hiedelberg

Hiedelberg廃墟城

アウクスブルク同盟戦争、あるいは九年戦争と呼ばれるフランスのルイ14世の侵攻によって破壊されたルネッサンス期の宮城。この規模の王宮で17世紀という比較的近世に破壊されて状態良く放置された建築は珍しいのではないだろうか。 厚さ1メートル以上はあろ…

彦根城

この季節、紅葉の新緑の下を歩くのがなんとも気持ちよい。息子を彦根城へ連れていった。曲がりくねり、リズムを狂わすような石段の配置のされ方はバリアフリーとは対極の概念。そりゃ、城だもの。ベビーカーは太刀打ちできず、息子を背負って歩くと背中はあ…

TOTOシーウィンド

とりあえず、コンクリートを打ちっぱなせば良いと思っているんじゃないかという建築家、安藤忠雄。そんな彼が設計を手掛けたTOTOシーウィンドというホテルに泊まった。まず受付を済ませて出迎えてくれるのが足弱や妊婦、幼児連れを一切拒絶するような巨大階…

石清水八幡宮

石清水八幡宮は三重の伊勢神宮、京都の賀茂神社とともに日本三社の一社に数えられる神社で、南朝天皇に仕えて忠臣の鏡と称えられた楠木正成公お手植えの大楠などの史跡もあり、武神・弓矢の神・必勝の神として戦中は特に武運長久を祈りに来る参拝者で大いに…

アクアイグニス

湯之山温泉に近い菰野の片岡温泉。加水・加温・循環・添加物一切無しの源泉100%かけ流しの風呂が楽しめるのだが風呂場や周辺設備のデザインが惚れ惚れするほど洗練されている。それが宿泊5,500円。入浴のみは600円で利用でき、なんとも良心的。 風呂は大き…

美観歴史地区への可能性

フランスやイタリアの歴史的な広場に負けない可能性を秘めているのに、いかんせん汚い。王のいない世になって朽ちるに任せているのか、昔からインドの宮殿はそんなに綺麗に維持されず、その都度新しい場所に新しい宮殿を造っていたのか。 建物の下を潜るよう…