思索

7回忌 各人生ステージの面々

7月7日7回忌 子供の頃からとても可愛がってくれた伯父だった。祖父母の家で夏休みに集合すると、従兄弟が同年代だったのでよくまとめて遊んでくれた。 都会育ちの父と違い、田舎育ちの伯父は竹を削り出して弓を作ることができたり、何か別種の逞しさを持って…

タワーオブテラーを眺めつつ夢の国で悪夢のポーランド戦を観戦。あれは何だったのか。

長男と次男が2人とも泊まりでいない、という年に一度の奇跡の日。まるで七夕のような巡り合わせの日。嫁さんの希望で大人だけでディズニーシー隣接のミラコスタというホテルに泊まることに。 部屋からはゴンドラの行き交う運河が見え、ゴンドラの漕ぎ手が歌…

一人でリゾートは何が楽しいんだか。タイ駐在を狙っていく決意。

海外出張に出ると、初日に軽いホームシックになる。毎朝うるさい子供達がいない。完全に気を許して、今日や昨日あった子供や職場の出来事を報告し合う嫁さんもいない。 一人でリゾートホテルに出張なんて、周りからは「良いご身分で」「羽伸ばして来るんでし…

4月中旬の花壇。退職したおっさんはなぜ園芸や盆栽に嵌るのか。

今年は春の気温上昇が早いように思う。もう既に藤が咲いている。 そこら辺の人に記憶を頼りに藤の絵を描いてもらったら、ほとんどの人が単一の紫で塗りつぶすのではないだろうか。紫の二色だけでなく、この中央の黄色を意識している人はどれだけいるのだろう…

枝垂れ桜はこんなに綺麗なのに

来る人、去る人の増える季節。惜しまれながら送り出されている人が、内実はカウンセリングアウトと呼ばれる退職勧奨だったりもして内情を知る立場にあると、「辞められてしまうなんて残念です」なんて常套句も上辺だけの偽善的な言葉になり、言えなくなる。…

パリでの発見、気づき、トリビア、雑感

帰国した。時差ボケにやられて夜中の3時から寝られないのでパリの発見や学びや雑感を書き散らす。 91年のヴィンテージで34,510€。450万円ぐらいか。mlあたり6,300円以上ということは金1gよりも高い。 新車でプリウスを買う金でこのロマネコンティが買えちゃ…

シャーデンフロイデ 他人の不幸で飯が美味い

シャーデンフロイデとは誰かが失敗した時に、思わず湧き起こってしまう喜びの感情だそうで、「他人の不幸で今日も飯が美味い」「ざまあみろ」というもの。 何故そのような感情をヒトは持つに至ったか それが本能的なイジメにどう結びつくか 人間性や愛情の無…

豫園の思い出

何か子供達へのお土産を買えないものかと豫園に来た。もう19時だが店は21時頃まで開いているという。 豫園に前回来たのは何年ぶりだろう。記憶を遡ってみると12年近くも前になる。私の海外出張に妻が遊びでついて来るというパターンが多かったが、その時は珍…

2017年の学び

次回の為に覚えておこう、とその時点では思い立ったものの覚え出せないことが増えてきた。 備忘録をつけておこう。 雑感 意識上で認識し判断するコンマ数秒ほど前に脳は物理的に反応し結論を既に下している。 基礎代謝が一層、落ちて来た。筋力増強と摂取カ…

2018年の抱負

2018年の抱負。 仕事に健康を損なわされるな。私生活の充実こそが仕事の基盤。仕事でも自分のペースを取り戻して平日の夜にも何がしかできる余力を生み出していきたい。何を削るか、を考えてみたがそれよりも体力、気力の拡充かもしれない。家族長男にできる…

2017年を振り返って

2017年のテーマは ・高負荷と急成長を自らに強いること ・それを家族との時間、陶芸、健康維持、フランス語習得を妨げずに平然とこなせるように工夫すること。 ・だらだらした平日の夜を送らないこと またまた例年のごとく願望は多め。高負荷だったとは言え…

クリスマス備忘録 幸せな幼少期の記憶になってくれるか

日本人の殆どにはクリスマスなんて関係ないだろう、と悪態をついていた時期の方が私は長い。昔の自分を棚に上げている自覚はある。クリスマスも起源は単に冬至の祭りだし、ま、いいか。私が子供の頃に比べてもクリスマスはすっかり幼少から子供たちの間にも…

頭を掻いて思う 犬と人の幸せにどれだけの違いがあるのか

早速、マンゴー殿に私の早朝5kmのジョギングにお付き合いいただいている。 4kmを過ぎたあたりから犬の方が小走りで走り続けることに飽きてきてしまう。しかし体力の衰えもあるのではないか。 京都にいた頃は比叡山や東山のトレッキングコースを縦横無尽に走…

日陰にいる話題性の無い職人や作家を輝かせたい

外部の講演に勉強しに行ったりするのだが、某有名大企業の最年少取締役だとかそういう人が、とても熱量を持った話をしていて、敵わんな、と思う。経歴は輝かんばかりで、成功するべくして成功したような武勇伝と自信に溢れている。そんなに仕事に全てをかけ…

虚無に負けるな

「定年百景」という古本を高円寺の古本屋で買って読んでいる。定年を迎えた人の生き方をあれやこれやと集めている。素人離れした趣味に入れ込む人、ボランティアに生きる人、幼少に願ってやまなかったことに老後に取り組む人など、人生の残り時間が見えてき…

専業主婦の達成感の感じ辛さと子への依存、教育ママ化の理由を垣間見た気がする

専業主婦が達成感が感じ辛いしんどさの一端 教育ママと化す心理の一端 ドラマに出てくるような出来が悪い子供を認められなくなるエリート親の気持ち 親としても最善を尽くさないといけないという強迫観念の源泉 そんなことを垣間見た気がする。 中国とイン…

小説「スペードの3」「仏果を得ず」に自己投影

「スペードの3」 「何者」で戦後最年少直木賞を受賞した朝井リョウの作品。 子供たちの嫉妬や不安、加虐性、優等感、劣等感などは誰もが少なからず似た経験をした青春期の思い出として苦く生暖かく受け入れられがち。その一方で大人の嫉妬や悪意は肯定しよ…

使いっ走りのなんだか愚痴のような吐露

総じて強行スケジュールだ。 上海では4日間で33の面談や会議、そして夜には会食。酷い日には1日9つの会議と会食。金曜日は新卒の子と久しぶりにゆっくりとあれこれ話をしながら飲んだら2時になった。 土曜日は夜22時上海発、夜中の3時にデリーを経由して明け…

中国の消費市場雑記 上海駐在があればしたいこと

5年前の中国市場は「西を開拓せよ」だったらしい。東沿岸部の猛烈な成長に翳りが見え、まだまだ発展途上の内陸部がこれからの主戦場であると。さらに飽和しつつある大都市ではなく、地方中都市、小都市を攻略しろ、と。 それは今でも一部では有効な攻め方な…

春紅葉の美しさよ 中国印度出張が億劫

山科疎水、南禅寺、大徳寺、銀閣寺などから採取した種を実生で育てている株が10ほど混生した鉢。混ぜこぜなので、どの株がどの寺からのものなのかわからなくなっている。 「紅爪」品種のように縁が紅く芽吹く伊呂波紅葉は好みだ。 これは「乙女桜」という名…

古くからの友人の結婚式で仙台の鮨に舌鼓

仙台の友人の結婚式へ。 大学1年次から数えてもう19年の付き合いになるわけか。 自分とて、友人とて、公私において好調な時も不調な時もある。親兄弟でもないし、そんな何かを背負えるものでもないから近付き過ぎず、でも去らず。 酒に悪酔いした際の面倒く…

自分はなれなかった「かわいい後輩、部下」というもの

もともと、自分には企業や大きな組織で求められるような社交性に欠ける気がしていた。趣味趣向の合う遊び仲間としかつるまず、輪を広げることがあまりできてこなかった。 ゴルフもカラオケも興味がないし、パチンコやなんかも興味がない。同僚のように自由に…

2016年を振り返って

2016年のテーマは ・リスクを取って攻める ・辛抱強く継続する ・もらう人から与える人へ 今から見返すと仕事寄りなテーマだ。まあ、70点というとこか。2015年の「肉体と精神を若返らせる」という目標はそれなりに成果はあった。しかし減らした体重もカラダ…

静かに古びていく祖父母の集落がなんとも寂しく懐かしい

息子を連れ立って父子で親族の法事に参列した。新幹線や特急を乗り継いで片道5時間。もはや、韓国より時間的に遠い。 前回来たのは10年前。祖父母の家のある集落周辺は田圃を潰すようにして立派な道路が増えていた。減反調整されるくらいなら田圃を減らして…

河合隼雄著「働き盛りの心理学」

昭和55年の統計データなんかを元に論じられている河合隼夫氏の少しというか、かなり古い本。古い本にも拘らず目新しさが殆どないということに、新鮮な驚きがあった。 親が子供に物質的に貧しい時代の幸せの在り方を示せても、物資的に豊かな時代の幸せの在り…

中年クライシス小説「月と6ペンス」

敬愛する河合隼雄氏ですらミスは犯すのだな。 買ってから暫く放置していたサマーセット・モームの「月と6ペンス」をおもむろに読み始めたら止まらない。これこそ河合隼雄氏が「中年クライシス」に収録すべきだった大人の中二病小説ではないのか。収録した数…

小中学生時代 思春期のスクールカースト、他を見下して自らを守る狭量

村田沙耶香著作品を読んで思い出したことをいくつか記しておく。 私は関東だけれども都会ではない、畑もたくさん残る半端な郊外で育った。 オーストラリアで小学校時代の半分を過ごし、6年生でまた元の小学校に戻った。海外に縁のない地元の小学校にコアラと…

夢より経済力を優先すべきという判断

若いうちから好きなことをして、満足な収入を得て、家族への責務も果たせられるように身を立てられるのが一番だ。その可能性が多くの人にあることも否定しないし、そう志してリスクの取れる若い人には敬意を表する。私は20代の後半に開業審査を通す当ても付…

中年クライシス 文豪が描く小説内の中年危機

日本のユング研究の第一人者である心理学者 河合隼雄氏が、自らも心を動かされた小説の中に描かれる様々な中年危機を紹介する名著。けして上から目線ではなく、同じく悩んだ者として、あるいはそのような悩みを持つ患者や相談者を如何に救えるかを悩む者とし…

喪失感と人生折り返し

地上波で再放映される「もののけ姫」を観た。 高校生の頃、登校途中に大きな駅で降り、授業をサボって朝一番の上映回で観た。観客は老人ばかりで、上映後に背後の老婦人が、「生きることって難しいわね」という不可解な感想を述べてたのを覚えている。もやも…