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思索

都会と物欲

東京の商業施設はどこも絶え間無く刷新されていて、モノに溢れている。魅力的だ。 値札を見ると、そんなにどれも買えないことがわかる。知らなかったら欲しいとも思わないものが所狭しと並べられ物欲が煽られる。 1もっと稼ぐことに意欲を燃やす 2物欲を減ら…

楽を避ける

アジア各国の工場に出向き、視察して大抵問題点は30ほど簡単に見つかり、あれやこれや助言して回る。何故かあまり理解したがらない分野な上に、社内では相当な重圧を受けている分野なので有難がられる。やばそうだから見に来てくれと依頼されるのは悪い気は…

人生やり直し

中国出張からそのまま東京へ。友人に声をかける気にもならず、居場所なく渋谷をうろうろ。 何故か人生をやり直したいかどうか疑問が湧いた。 やり直せたらもっと二回目はうまくやれるのだろうけど、今の嫁さんと息子と犬に出逢えない気もする。そう考えると…

宴の痕

中国人の同僚が特別な家族の集いにいつも利用するという広東料理店に連れて行ってくれた。さすが食は広州に有りというだけあって上海や北京で食べるよりどれも美味しかった。 しかし後生だから、食べきれる分だけ注文してくれ。 そう言ったにもかかわらず中…

疲弊

東京に3日、滋賀に2日。 広州に5日間。 東京に5日間。 滋賀に5日間。 東京に4日、滋賀に1日。 ジュネーブに3日、フランクフルトに2日。 東京に5日。 滋賀に5日。 向こう二カ月の日程を書いてみた。前任者が急遽辞職する為に急遽穴埋めに向かう一方で、自分の…

堕落

自分の強みは環境耐性の強さだと思っていた。しかし、知らず識らずのうちに随分と贅沢に慣れていたらしい。 130m2の庭付き一戸建てで駅まで徒歩5分。床暖房に電動シャッターに充実した収納。台所には内臓オーブンレンジに食洗機に内臓足暖房。山まで徒歩5分…

遷都

古の都から、現世の都へ移ることになった。おめでとう、と同僚は紋切りに言ってくれるが心の内では落胆している。京都生活があまりに快適だったものだから。 庭の楓や仙人掌は処分せんといかんのか、マンゴーが歩ける野山はあるのか。息子と散歩する木陰はあ…

片眼の猿

人間というのはけっきょく、記憶なのではないだろうか。姿かたちが人間をつくるのではないし、見聞きしてきた事実が人間をつくるのでもない。事実の束をどう記憶してきたか。きっとそれが人間をつくるのだろう。そして、事実の束をどう記憶するのかは、個人…

ああいえばハシモト

橋下さんの「誤解で傷ついた方がいらっしゃるんであれば、大変申し訳ないと思う」という台詞は謝罪していないよな。 「傷ついたとしてもそれは聞き手の誤解で自分の言っていることは正しい、もし誤解した人がいるなら誤解をさせたことに関しては申し訳ない」…

蟻の巣コロリに診る本性

蟻が家の中で出始めた。最初は数匹がちょろちょろと迷いこんだように這っていた。 翌日になると更に増えていて、辿っていくと風呂場のタイルの隙間から入り込んでいるのだとわかった。ガムテープで塞いでみた。 翌朝、嫁さんが絶叫。そこら中に蟻、蟻、蟻。…

起こるべく起きる高速道路炎上事故

名神高速上り線の大津トンネル内で、車3台が絡む事故があり、うち1台が炎上しているとのこと。神戸大阪京都から名古屋東京方面へ抜ける大動脈なのでとんでもない大渋滞になっていることだろう。ゴールデンウィークの大事な計画が狂ってしまった方は気の毒…

趣味の傾向

ただ、あまり同世代の仲間を見つけづらい趣味ではある。同じ世代で陶芸やってる人なんて、本職で目指している人ばかり。多肉植物も聞かんな。寺や遺跡巡り、旅行になるとようやく好きそうな仲間がみつかる。 なぜこれらの趣味が好きなのか考えてみた。 おそ…

趣味とはなんぞや

趣味とはなんぞやという議論をした。 後輩曰く、どんな趣味でも結局は異性にモテタイが為だという。あなたの趣味がそういう動機だっただけで他の人も同じではないのではないかと言っても、自分の主張は譲らない。 自分の趣味は多肉植物やらの盆栽、陶芸、写…

神籤

クルッポー クルッポー 英語だとCoo Cooか。 調子に乗り過ぎず万事控えめにして誠意を尽くすことが大事です。 そういや、先週は調子に乗って上から目線で後輩の改善点はああだこうだと偉そうなことを言っていた。何様だ、自分。反省しよう。 今日、電車で席…

三流怪獣のような名前のミサイル

外国から来たお偉いさんに、北朝鮮がミサイルを東京や京都に向けて発射体制にあるから、彼らの精度だとちょうど滋賀あたりに落ちて来るから気をつけてくれと意味もなく脅してみた。 撃つのか撃たないのか、わからんのが落ち着かない。着弾されると困るが、早…

君たちに明日はない

「私はもう用済みってことですか!?」リストラ請負会社に勤める男とリストラ候補者の織りなす勇気沸きたつ人間ドラマ。山本周五郎賞受賞作。 自分への戒めを含めた備忘録と感想メモ。 社員の仕事は様々な問題を解決することであって、規定作業を繰り返すだ…

病床週末

二月はインド、中国、東京出張が連続した為、家で休めた週末が二日しかなかった。疲労も溜まっていたらしく、息子が児童館でもらって来た風邪を移されてしまった。 三年ばかし風邪などひいてなかったので、鼻水も喉の痛みも花粉症だと信じたかったのだが、嫁…

Extremely Loud & Incredibly Close ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

主人公である少年、トーマス・ホーンにギルバートグレイプのレオナルド・ディ・カプリオを思い出した。そのぐらい才気だった演技だったと思う。 子供なんて所詮子供と思いきや、持て余すほどにアンバランスに一部分だけ大人だったりする。そんな12歳の少年の…

面子と過剰な宴会

最終日は宴会を開いてねぎらってくれた。伝統的な建築様式で、なかなかの好みだ。煌びやかな高級店に連れていかれるより良い。 四合院とは違うのだが、大きく囲い込まれた空間の中央に円形に調理釜が並んだカウンターがあり、それを囲むように個室や客席があ…

北京食。。。

撒きちらされた尿に浮かぶ牛の金玉って感じの見た目の撒尿牛丸という屋台料理をあちこちでみかける。 それは良識ある大人がカレーライスが何か違うものに見えても決してそうは呼ばないのと同じで、やはり撒尿牛丸なんて名前をつけてはいかんだろ。 基本的に…

祖母の戦中望郷歌

帰国後の東京出張の際に祖母に会いに行った。大正三年産まれ、今年で99歳になる。 しっかりと会話の出来る祖母だが、もう私のことが誰だかわからない。未だに私の名前を出すと小学生の男の子の姿が浮かぶらしく、目の前のおっさんと結びつかないらしい。流石…

生まれ

何処で産まれるかで人生ってやつは大きく異なるのだな。 通勤途中に見かけた広大なスラムで職も戸籍も家財道具なども殆ど無いような境遇に産まれていたとして、果たして今のような生活ができるようになるまで這い上がれただろうか。まず無理だろうな。 スラ…

笛ラムネ

現地の子供達と遊ぶには笛ラムネが最強。不審者がてっとり早く構ってもらうには、菓子でもあげて歓心を買うしかないのだ。しかも、その場で吹いて遊べる。 田舎の観光客ずれしていない子らは写真を撮られることをとても恥らう。そもそもようわからん外国人に…

Sanchi

サーンチの仏教遺跡群はインド亜大陸を初めて統一した紀元前3世紀のマウルヤ朝三代国王アショーカ王が建立したとされる。言うなればインドにおける始皇帝のような存在だったわけか。仏教を広く庇護し普及に努めたアショーカ王の大規模な仏塔が残るサーンチは…

腐った謝罪

もし仮に自分の子供が「買ってきた」と言っていたものが実は万引きしたもので、嘘をついていたことが判明したとする。 「支払い忘れを万引きととられたのなら遺憾です。誤解を招き申し訳ありません。」 とか 「万引きへの認識が甘かったと認めざるを得ません…

オバマ大統領のテロ非難

オバマ大統領は「この悲劇の責任は事件を起こしたテロリストにある。米国は最も強い言葉でテロリストの行動を非難する」とアルジェリアのテロリスト達を非難したとのこと。 これって文面は非難予告であって非難の主文が無いような気がするのだが。最も強い非…

アルジェリア

救出ではなく、見棄てられている。

環境汚染

インド出張の準備をし始めているのだが、インドのボパールという都市は世界最悪の化学薬品事故なるもので悪名高いらしい。なんでもアメリカ資本の化学薬品工場で製造タンクが爆発し、有毒ガスが拡散して一週間のうちに1万5千人近くが死亡したとのこと。東日…

コクリコごっこ

マンゴー、心して聞いてくれ。実はな、おまえもうすうす気づいていたかもしれないが、俺はおまえの実の親父ではないんだよ。。。。 マンゴーは無言で尻尾を振っている。 うむ。悪ふざけ。 考えてみたら、飼犬って大概は生みの親と育ての親は違うものな。野犬…

人間関係

この年になっても依然としてわからないのは人の心と人間関係。自分自身はコミュニケーション無精だしそれを開き直っていて、悩むほどの濃い人間関係もない不義理な人間なので苦労は今のところ無い。しかし身の回りで人の心はわからんな、と思うことがしばし…

手仕事

どうにも、自分の手で何かを作りたい衝動が強い。 子供が生まれて以来、時折料理を作るようになった。派手で華やかな料理よりも有名な料理教室に通うよりも家で総菜や日常食を作ってみるほうに興味がある。これが思いのほか、楽しい。暇な時間がたくさんあっ…

平穏

連日、夫婦で息子を外に連れ出して遊ばせ、皆で買い物をし、オムツを変え、離乳食を食べさせ、遊び相手をし、息子を脇のベビーチェアに座らせて夫婦で鍋を突つく。 健康に生まれ、今のところ医者にかかることもなく、外に出かければ道行く御老人方に可愛がっ…

温泉に浸かりながら フェイスブックやらツイッターやら

水平線を眺めながら海しか見えない湯船に浸かる。 フェイスブックやツイッターにはさぞ自分の生活が充実しているかを誇示するかのような情報を載せるのが一般的な傾向だというのが定説のようになっている。美味しい食事を食べた時、少し贅沢をした時、何か嬉…

民主党惨敗の功績

民主党の歴史的な大敗によって、民主党への政権交代以前の自民党の問題点までもが肯定されてしまう恐れはないのだろうか。そうならば民主党の歴史上果たした役割というのは最悪だ。できもしない奇麗事を並べた挙句、それへの失望への反動で自民党の正すべき…

指導者

誰が次の日本の指導者たり得るかを同僚と話していたのだが、誰がなっても同じという諦観も聞く。そこから、隣国の話になった。 シンガポールの発展の秘訣はアジアの中心にある地の利、タックスヘイブン化による外国企業の呼び込み、独裁政権による一極支配で…

選挙

選挙があるわけだが、誰に投票したら良いのかわからない。 息子を徴兵されて戦地に送り込むなど嫌だし、軍隊を持つと安易な武力解決という手段が増えるだけだと思う。 原発は反対だが、電力料金値上げを飲めと言われても困る。韓国の五倍も高い値段で液化天…

快眠サイクルアプリ

iPhoneのアプリ「快眠サイクル」を使ってみる。iPhone内臓の加速度センサーを使って寝返りの頻度を測定し浅い眠りと深い眠りを計るのだそうだ。果たして信憑性はあるのか連日記録を録ってみた。 日曜 前日、ぐったりと疲れていたので深い眠りに就いた感触は…

iPhone5

ついに我が家にもiPhone5が来た。文明開化だ。今まで我関せずと傍観していたのだが、そろそろ世の中の動きに少しは追いつかなければとも思っていた。巷で騒がれるほどのものなのか、iPhone5で生活がどれだけ変わるのか興味がある。0円のガラパゴス携帯から6…

残るもの

形あるものは全てなくなるのかもしれんが、自分を確かめたり満足感を得る為には自分のような凡人には形あるものが必須だったりする。何も形に残らないと、無為な時間を過ごしてしまったかと後悔する。 仕事や他の深刻なことをここに書く気は無い。多肉植物と…

困った新聞社

11日付の読売新聞が「iPS心筋移植 初の臨床応用」という記事を掲載し、その後森口氏の詐称が判明すると13日付の紙面で検証記事を掲載し「それ(ウソ)を見抜けなかった取材の甘さを率直に反省し、記者の専門知識をさらに高める努力をしていきます」とささ…

113番目の元素

新元素にはやはりジャポニウムとつけて欲しいな。 京都大学教授のABC問題の証明に続いての快挙。全くわけのわからない世界だけれども誇りに思えることだ。 過激な最先端技術とアナログな自然美が同居する国であってほしい。

仏教は斜陽産業らしい

昨日、寺に朝の参禅に行き、他の客が皆帰られたので友人の若住職と暫く話していた。お寺の業界も斜陽産業で大変なんだとおっしゃっていた。現代の人には禅宗は必要ではないのかもしれん、と。超常の奇跡など一切なく、自分に厳しく向かい合うことを求める禅…

尖閣 IN A BETTER WORLD

思い知らせてやるだとか報復してやるだとか後悔させてやるだとか。 何をしようが相手がそうなるわけがない。せいぜい相手も同じように報復しようとするだけ。 実効支配されても日本が全く竹島の領有権を諦めるつもりはないのだから、実効支配したところで尖…

どうしたもんだか

中国生活が4年になる陽気なラテンアメリカ人の友人と久々に食事をした際の話をいくつか。 友人の部下の中国人が給与が望んだほどに上がらなかったことに不満を持ち、月250元高く払ってくれる他社に転職したという。その彼には今後も社内で成長の機会があると…

代償を払わされるのは国民

最近の中韓との領土問題の報道には腹に据えかねる気持にもなるが、きな臭さも感じる。 現韓国大統領はそもそも日韓の更なる経済共同歩調を掲げた日本生まれの大統領だった。それが身内の汚職や失政を挽回するかのように戦後の補償問題と絡めて領土問題を今更…

夏の終わりと線香花火

大勢で打ち上がる花火を見上げるのもいいけれども、肩を寄せあって覗くようにして線香花火を楽しむのも捨てがたい。ほっこりとする。 線香花火捌きの上手さを競い合う。 空間を繋がるように、伝播するように煌いていく線香花火は何度観ても不思議。単純な仕…

立て直し

嫁さんと我が子が実家に帰省したので、マンゴーと二人暮らしが始まる。家が静かすぎる。距離感のわからない蝉しぐれと、遠くからのお経の声が聞こえるが、それ以外の音が無い。 ここ4,5年間で自分は何が成長したのかを考えると暗澹たる気持ちになる。結婚し…

コミュニケーション

3日間の会話や議論に関する研修からの備忘録。 相手の話を真摯に聞こうとしていると研修に同席していた初対面の多くの人に褒められた。しかし関係の長い同僚からは相手の話を聞かないだとか頑固だという指摘を受けることもたまにある。 この背反する指摘は何…

ヒンドゥーと仏教

ヒンドゥー教というのは何なんだろう。一見、仏教に似ている。 ヒンドゥー教においてはお釈迦様はビシュヌの一化身で言わば観音様が千手観音や馬頭観音のように姿を変えて現れたものらしい。だから仏教を否定しているものではなく、仏教をも内包するより完全…

印度人

漫画のようなのっぽで痩せの男と太っちょで小さな男の二人組がアグラの街を案内してくれたのだった。 印度は人間観察が面白い。そこらへんを一人でぶらついているだけで観光客も話しかけてくれるし、一人で旅行しても相手に困らない。一人で食べていても給仕…