思索

不惑への道

また歳を重ねた。 職場や私事で腹立たしいことが続いたのだが、怒りを紐解くと相手への失望と私をないがしろにしたと私が感じたことに起因するのだろう。 契約書に明記された義務の放棄、契約の未履行。そんな当たり前のこと、当然するだろうという期待が裏…

悩みのない幸せな時期はかくも短い

2歳から6歳ぐらいは最も悩みの少ない幸せな時代ではないだろうか。 他の子供と競うことも比較されることもさほど多くないし、学力やら体力を測定され数値化されることもない。あったとしても親の為の成長記録としての意味合いが強い。 その2歳から6歳の幸せ…

会社をサボって高円寺徘徊

サボった。特に私事で必要性もないのに有給を取得して会社を休んだ。こういうのは「ズル休み」とされるのだろうか。重要な会議もないし、上司に事前確認もしたし、そもそもヤル気もないし。働く理由がなかった。 なんだか心が干からびてしまったので、「ヤル…

息子の不器用さにイラついてしまう

公園で同じ幼稚園の子と一緒に遊ぶ機会があった。お友達の子はストライダーというペダルなし自転車をビュンビュンと乗り回し、補助輪無しの自転車も乗り始められていた。 一緒になって幅10cmほどのレール状の上をバランスをとりながら歩こうとしていたのだが…

白樺の樹の下で

「妻をめとらば」で直木賞を受賞した青山文平著「かけおちる」が良かったのでこちらも読んでみた。白樫の樹の下で (文春文庫)作者: 青山文平出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/12/04メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 昨日の「ほかならぬ人へ」…

スティーブ・ジョブズ最期の言葉

出処不明なスティーブ・ジョブズ最期の言葉とされているものの中で、次のように訳されている箇所がある。「今やっと理解したことがある。 人生において十分にやっていけるだけの 富を積み上げた後は、富とは関係のない 他のことを追い求めた方が良い。」 う…

あれから5年

もう5年が経った。 あの瞬間は長い揺れを滋賀県で感じていた。テレビに映る状況に現実味が感じられないまま、週末に出掛けた高台寺周辺の茶屋で、客の誰かが「原発が爆発したぞ」と叫んだ時に初めてこの先どうなってしまうのか不安がこみ上げてきたことを覚…

流行り廃りと有意義なコト

フェイスブックは親の使うSNS化したと言われて久しい。確かに書き込みが盛んなのは若者以外や新しいアプリに敏感ではなさそうな人の印象を受ける。 ツイッターがもう落ち目らしい。 LINEは未だ使いこなせていない。連絡取りたいからWhatsAppを入れてくれと言…

世知辛い世の中

「なぜ働くのか」をネット検索して数時間を費やしてしまった。 大半は薄っぺらい内容の複製記事のようなやつ。単に生きる為やお金の為や生活の為ではないですよね、自己実現や達成感の為ですよねだとか、与えられる幸せ→出来るようになる幸せ→与える幸せ、み…

旧友との親交を27年ぶりに温める

私がオーストラリアで住んでいた街を引っ越しで離れて以来、27年間も連絡の途絶えていた小学校の同級生の友人がいる。 ほぼ住んでいた2~3年間、週に2,3度お互いの家を行き来して放課後の数時間を過ごした。よく家でファミコンをやったものだ。「つっぱり大相…

悩み事 備忘録

自分が成長しているかどうかは悩みの質が向上しているかどうかかもしれない。だからと言って悩みの質の良し悪しがわかっているわけでもないのだが。数年後に読み返すべく、現時点での悩みを書き記しておく。 全力で仕事をやり尽くしたという達成感のなさ 毎…

2016年の抱負

2016年のテーマは リスクを取って攻める 辛抱強く継続する もらう人から与える人へ 購買、IT、研究における統計解析、研究資源配布の戦略を考える 家造り 庭に目隠しの柵を据える 庭に茗荷、山椒、香草など薬味を揃える 山野草を居間から眺められるようにす…

30代後半の悩みを参考にする

30代、40代で多くの人は何に悩むのだろう。参考にしてみようかとネットで検索してみた。 30代は希望と絶望の狭間。 どんな大人になりたいかを固める時期。 変えられること、変えられないことを体感、自覚していく時期。 37歳 35歳くらいまでは「今の自分」と…

2015年を振り返って

安寧からの脱却。 心と体に若さを取り戻す。 不条理の克服。 辛抱強さを身につける。 これらを2015年のテーマに据えた。12年勤めた会社を辞め、かなり社風の異なる会社に転職して順応するのはそれなりに大きな変化ではあった。心身を新たにする良い機会に恵…

情けない日々

いろんな意味で眺める度に辛くなる眺めだな。 結局、胸を張れるほどの挑戦もしてなければ克服した成功体験もない。前職を去る時に、感慨も未練もやり切った満足感も無かった。あっけなかった。自分は他の人よりもあれこれが出来ているという自他の評価が付く…

大口真神

wikipediaより 真神(まかみ)は、現在は絶滅してしまった日本狼が神格化したもの。大口真神(おおぐちまかみ)とも呼ばれる。 真神は古来より聖獣として崇拝された。大和国(現在の奈良県)にある飛鳥の真神原の老狼は、大勢の人間を食べてきたため、その獰…

過密重複した来日予定

省みると自分は連休中に5日間ぐらいコンビニ店員との釣り銭受け取り以外には誰とも言葉を交わさずに過ごしても平気な人間だったりする。友達もいるんだか、いないんだか。必要としているのだか、していないのだか。 そんな友達付き合いの悪い自分に海外から…

高円寺ハ小京都ナリ

高円寺に引っ越した。 新宿に数キロ、総武線で10分もかからないという立地でありながら、家賃4万円程度の賃貸物件が無数にあったりする。東京大空襲でも焼けなかったので古い町割りのまま、狭い路地のまま再開発から取り残されて今日に至る。そんなわけで売…

湯治で短気や不寛容や安寧や惰性は治るかどうか

箱根の送別会旅行、伊東、熱海の送別会旅行、箱根の両親への慰労旅行と温泉地へ足を運ぶ機会が続いた。さらに港北の温泉にも足を運ぶようになり只管温泉に浸かる日々。 2週間ほどで22回ほど温泉に浸かっている勘定になる。これはもはや湯治だな。何を治して…

転職 自分がどういう人間か忘れていた

誰もが羨む仕事とか 最短で出世するとか 手堅い成功や優等生然とした働き方に価値観を持っていなかったはずだ。 それが転職活動をするにあたっておかしな欲目が出た。 社格や履歴書上の価値がどちらの会社が上か どんな成果が求められ、昇給や昇進がどれだけ…

写真談義

アンドレイは昔から写真が好きで10年以上もナショナルジオグラフィックを定期購読している。ニコン派のようで、昨年に念願のプロ仕様の20万円近いカメラを手に入れた。 そして今年の初めから請け負って写真を撮り始めているらしい。とある知人女性の会社のパ…

温泉旅館のホームページの過剰美化はすべき

蒼の山荘はホームページを拝見して受ける印象を100とすると、実物を見た印象は40程度だったりして、過剰美化が甚だしい。しかしその代わりにホームページでは想像できなかった苔生す内風呂の素晴らしさがあって、結果としては予想外の満足が得られたのだが。…

利休にたずねよ

空気感や気配の色覚的描写が素晴らしく、谷崎潤一郎の陰翳礼讃に似た読後感。 侘びの中に艶が垣間見えてこその美だという主張は、まさにその通りで自分の好みでもある。 前半から後半にかけての8割型が寝食を忘れて惹き込まれ、読ませるものだった。終盤には…

下町ロケット

サラリーマンが楽しめる、勧善懲悪娯楽。そしてほろりとくる。なんの為に働くのか、どう生きたいのかという中年期の悩みに触れるからこそ惹き込まれる。 海賊とよばれた男が徹底的に主人公を美化しているのに対し、下町ロケットの主人公は離婚した妻に素直に…

海賊と呼ばれた男

海賊と呼ばれた男を読了。永遠のゼロを著した百田尚樹の本屋大賞受賞作。 出光佐三をモデルとし、満州や台湾で成功し社員1000人を抱えるまで成功させたが敗戦で殆どの資産を失いながらも、戦後も石油メジャーに取り込まれて行く他の石油販売会社を尻目に民族…

失望への慣れ

ああすれば良かったのではないか、こうすれば良かったのではないか。覆水盆に返らず。 落胆することがあっても、しばらくすればいつの間にか忘れ去る。 忘却は健全な精神の防衛機能だという論もあるが、悔しさを簡単に忘れられる自分に失望を覚えたりもする…

苦境からの立て直し

売上はどこも昨対割れで、人材の流出も激しい。七年間売上が減少し続けている事業もある。 かつて成功したモデルの残滓に不完全なままに従い、これではいけないと思ってはいるものの明解な別の道は見えていない。あるいは巨体の進む方向を変えるだけの内部の…

ニュータウン

独特の響きと匂いがする。多摩ニュータウンを筆頭にあちらこちらにニュータウンが散在するが、名前とは裏腹に20年やら30年やら経っていて高度成長期に首都圏は開拓され尽くしているので本当に今現在で新しいニュータウン何ぞはない。 ひかりが丘、ユーカリが…

そんなはずではなかった

ostのベニヤを剥がすと現れたという土壁に貼られた新聞紙。湿度をとり結露するのを防ぐ為か。 新聞は戦時中のもので、なんとウィルコメン ヒトラー ユーゲントと逆卍紋付きで書かれている。ヒトラー青年隊歓迎。ヒトラーが何をしているかも、何をするのかも…

目まぐるしい日々。少し自業自得。

東京に3日、滋賀に2日。 日曜日に広州に飛び、広州から1時間半の郊外の工場にて5日間。 そのまま関空ではなく成田に戻り東京に5日間。 週末に京都に戻り翌週は滋賀に5日間。 週末に移動して東京に4日、そして夜に移動して滋賀に1日。 翌日は始発電車に乗りフ…