思索

情けない日々

いろんな意味で眺める度に辛くなる眺めだな。 結局、胸を張れるほどの挑戦もしてなければ克服した成功体験もない。前職を去る時に、感慨も未練もやり切った満足感も無かった。あっけなかった。自分は他の人よりもあれこれが出来ているという自他の評価が付く…

大口真神

wikipediaより 真神(まかみ)は、現在は絶滅してしまった日本狼が神格化したもの。大口真神(おおぐちまかみ)とも呼ばれる。 真神は古来より聖獣として崇拝された。大和国(現在の奈良県)にある飛鳥の真神原の老狼は、大勢の人間を食べてきたため、その獰…

過密重複した来日予定

省みると自分は連休中に5日間ぐらいコンビニ店員との釣り銭受け取り以外には誰とも言葉を交わさずに過ごしても平気な人間だったりする。友達もいるんだか、いないんだか。必要としているのだか、していないのだか。 そんな友達付き合いの悪い自分に海外から…

高円寺ハ小京都ナリ

高円寺に引っ越した。 新宿に数キロ、総武線で10分もかからないという立地でありながら、家賃4万円程度の賃貸物件が無数にあったりする。東京大空襲でも焼けなかったので古い町割りのまま、狭い路地のまま再開発から取り残されて今日に至る。そんなわけで売…

湯治で短気や不寛容や安寧や惰性は治るかどうか

箱根の送別会旅行、伊東、熱海の送別会旅行、箱根の両親への慰労旅行と温泉地へ足を運ぶ機会が続いた。さらに港北の温泉にも足を運ぶようになり只管温泉に浸かる日々。 2週間ほどで22回ほど温泉に浸かっている勘定になる。これはもはや湯治だな。何を治して…

転職 自分がどういう人間か忘れていた

誰もが羨む仕事とか 最短で出世するとか 手堅い成功や優等生然とした働き方に価値観を持っていなかったはずだ。 それが転職活動をするにあたっておかしな欲目が出た。 社格や履歴書上の価値がどちらの会社が上か どんな成果が求められ、昇給や昇進がどれだけ…

写真談義

アンドレイは昔から写真が好きで10年以上もナショナルジオグラフィックを定期購読している。ニコン派のようで、昨年に念願のプロ仕様の20万円近いカメラを手に入れた。 そして今年の初めから請け負って写真を撮り始めているらしい。とある知人女性の会社のパ…

温泉旅館のホームページの過剰美化はすべき

蒼の山荘はホームページを拝見して受ける印象を100とすると、実物を見た印象は40程度だったりして、過剰美化が甚だしい。しかしその代わりにホームページでは想像できなかった苔生す内風呂の素晴らしさがあって、結果としては予想外の満足が得られたのだが。…

利休にたずねよ

空気感や気配の色覚的描写が素晴らしく、谷崎潤一郎の陰翳礼讃に似た読後感。 侘びの中に艶が垣間見えてこその美だという主張は、まさにその通りで自分の好みでもある。 前半から後半にかけての8割型が寝食を忘れて惹き込まれ、読ませるものだった。終盤には…

下町ロケット

サラリーマンが楽しめる、勧善懲悪娯楽。そしてほろりとくる。なんの為に働くのか、どう生きたいのかという中年期の悩みに触れるからこそ惹き込まれる。 海賊とよばれた男が徹底的に主人公を美化しているのに対し、下町ロケットの主人公は離婚した妻に素直に…

海賊と呼ばれた男

海賊と呼ばれた男を読了。永遠のゼロを著した百田尚樹の本屋大賞受賞作。 出光佐三をモデルとし、満州や台湾で成功し社員1000人を抱えるまで成功させたが敗戦で殆どの資産を失いながらも、戦後も石油メジャーに取り込まれて行く他の石油販売会社を尻目に民族…

失望への慣れ

ああすれば良かったのではないか、こうすれば良かったのではないか。覆水盆に返らず。 落胆することがあっても、しばらくすればいつの間にか忘れ去る。 忘却は健全な精神の防衛機能だという論もあるが、悔しさを簡単に忘れられる自分に失望を覚えたりもする…

苦境からの立て直し

売上はどこも昨対割れで、人材の流出も激しい。七年間売上が減少し続けている事業もある。 かつて成功したモデルの残滓に不完全なままに従い、これではいけないと思ってはいるものの明解な別の道は見えていない。あるいは巨体の進む方向を変えるだけの内部の…

ニュータウン

独特の響きと匂いがする。多摩ニュータウンを筆頭にあちらこちらにニュータウンが散在するが、名前とは裏腹に20年やら30年やら経っていて高度成長期に首都圏は開拓され尽くしているので本当に今現在で新しいニュータウン何ぞはない。 ひかりが丘、ユーカリが…

そんなはずではなかった

ostのベニヤを剥がすと現れたという土壁に貼られた新聞紙。湿度をとり結露するのを防ぐ為か。 新聞は戦時中のもので、なんとウィルコメン ヒトラー ユーゲントと逆卍紋付きで書かれている。ヒトラー青年隊歓迎。ヒトラーが何をしているかも、何をするのかも…

目まぐるしい日々。少し自業自得。

東京に3日、滋賀に2日。 日曜日に広州に飛び、広州から1時間半の郊外の工場にて5日間。 そのまま関空ではなく成田に戻り東京に5日間。 週末に京都に戻り翌週は滋賀に5日間。 週末に移動して東京に4日、そして夜に移動して滋賀に1日。 翌日は始発電車に乗りフ…

ルーマニア

ワークショップの参加者の中にルーマニア人の女性がいて、嬉しくなって昔ルーマニアで働いていた時のことをいろいろ喋らせてもらった。 少し気になったのがどうやらルーマニア人であること、あるいはルーマニアで働いていることにコンプレックスがあるという…

苦手。虚ろ。

プライベートの気の置けない友人とのパーティーならいざ知らず、同僚だとか知人とのパーティーとかそういう華やかな場所は本当に苦手だと痛感した。沈黙を気にしなくてもいいような相手と酒をちびちび飲むようなので十分。というか、そういうのでないとしん…

さよならCD

逡巡と葛藤の末にCDを全て処分することにした。ジャケ買いなんて言葉もあったし、ビデオの映像世界だけでなくアルバムの選曲や曲順までもがアーティストの表現の一部だったというのもわかる。しかし私にとってやはり音楽は聴く為のもので、今のご時世ではmpe…

旅の伴との惜別

旅を導いてくれた各国の「地球の歩き方」ともお別れ。旅人のバイブルのような観光案内本で旅先の用心棒でもあり良き暇潰しでもあった。 しかし、こいつも書籍という形をとるよりもおそらくiPhoneのような端末に電子データをダウンロードして使えるようになっ…

金鉱 重松清

中国出張に行く前、三条京阪のブックオフでふと重松清の小説「流星ワゴン」が眼にとまった。けして無名ではないし今までも何度も見かけていただろうに、今回初めて目にとまった不思議。 父と子の物語だった。父になり、思うところも出てきた自分がこの小説を…

都会と物欲

東京の商業施設はどこも絶え間無く刷新されていて、モノに溢れている。魅力的だ。 値札を見ると、そんなにどれも買えないことがわかる。知らなかったら欲しいとも思わないものが所狭しと並べられ物欲が煽られる。 1もっと稼ぐことに意欲を燃やす 2物欲を減ら…

楽を避ける

アジア各国の工場に出向き、視察して大抵問題点は30ほど簡単に見つかり、あれやこれや助言して回る。何故かあまり理解したがらない分野な上に、社内では相当な重圧を受けている分野なので有難がられる。やばそうだから見に来てくれと依頼されるのは悪い気は…

人生やり直し

中国出張からそのまま東京へ。友人に声をかける気にもならず、居場所なく渋谷をうろうろ。 何故か人生をやり直したいかどうか疑問が湧いた。 やり直せたらもっと二回目はうまくやれるのだろうけど、今の嫁さんと息子と犬に出逢えない気もする。そう考えると…

宴の痕

中国人の同僚が特別な家族の集いにいつも利用するという広東料理店に連れて行ってくれた。さすが食は広州に有りというだけあって上海や北京で食べるよりどれも美味しかった。 しかし後生だから、食べきれる分だけ注文してくれ。 そう言ったにもかかわらず中…

疲弊

東京に3日、滋賀に2日。 広州に5日間。 東京に5日間。 滋賀に5日間。 東京に4日、滋賀に1日。 ジュネーブに3日、フランクフルトに2日。 東京に5日。 滋賀に5日。 向こう二カ月の日程を書いてみた。前任者が急遽辞職する為に急遽穴埋めに向かう一方で、自分の…

堕落

自分の強みは環境耐性の強さだと思っていた。しかし、知らず識らずのうちに随分と贅沢に慣れていたらしい。 130m2の庭付き一戸建てで駅まで徒歩5分。床暖房に電動シャッターに充実した収納。台所には内臓オーブンレンジに食洗機に内臓足暖房。山まで徒歩5分…

遷都

古の都から、現世の都へ移ることになった。おめでとう、と同僚は紋切りに言ってくれるが心の内では落胆している。京都生活があまりに快適だったものだから。 庭の楓や仙人掌は処分せんといかんのか、マンゴーが歩ける野山はあるのか。息子と散歩する木陰はあ…

片眼の猿

人間というのはけっきょく、記憶なのではないだろうか。姿かたちが人間をつくるのではないし、見聞きしてきた事実が人間をつくるのでもない。事実の束をどう記憶してきたか。きっとそれが人間をつくるのだろう。そして、事実の束をどう記憶するのかは、個人…

ああいえばハシモト

橋下さんの「誤解で傷ついた方がいらっしゃるんであれば、大変申し訳ないと思う」という台詞は謝罪していないよな。 「傷ついたとしてもそれは聞き手の誤解で自分の言っていることは正しい、もし誤解した人がいるなら誤解をさせたことに関しては申し訳ない」…