思索

コロナ禍での優先順位と忍耐

コロナの第三波が吹き荒れている。連日東京だけで新規感染者は600人越えだそうだ。今年の始めにはダイアモンドプリンセス号で600人以上の感染者が出て、船内感染を防げなかったことを各国が非難してたっけ。それが今や、12月16日のアメリカの新規感染者数は…

SDG、温暖化対策。私世代とは異なってきている子供達世代の意識

幼稚園児の息子が実物の馬を見て絵を描いてきた。 何かと言われれば馬と推測できる範疇かね。 そこらの幼稚園児が描いた水準程度の絵で、とびきり上手いわけではないのだろう。息子には褒めちぎったけれども。 全く心にもなく褒めちぎったわけではない。 「…

鳩の巣渓谷

高円寺から各駅停車で70分。10時前には奥多摩の古里駅に着き、ハイキングコースを歩いて鳩の巣渓谷を経て白丸ダムへ。2時間ほどで歩き終わってしまい、少し物足りない距離ではあった。1時間で新宿新都心のビル街から山だらけの景色へ。あちら側では毎日、コ…

心の整え方

あれこれうまくいかなくて、厄介な問題が目の前にあって、心のバランスが酷く崩れていると感じることがある。そんな時の立て直し方の備忘録。 車で旅行に行く。 日常は忙しく生活時間帯の様々なすれ違いもあるから妻と話す時間は少ない。 目的地までの車中の…

住宅街で見つけた一景

中野駅から早稲田通りに向かう住宅街で出会った一景。この駐車場の風情、竹の車止め、そして何よりビンテージクラシックのトヨタ車。屋外まで覆うこの美意識とコダワリ。このお宅の室内はどんな風なのだろう。カッコええ。ひたすらカッコええ。私には今、車…

コロナ禍に心身痛めつけられた

あまりの忙しさに2ヶ月以上もブログから離れていた。リーマンショックの際にはニュースでは見聞きするものの、実感はなく過ぎ去った。しかしこのコロナは感染せずとも私の実生活に少なからぬ影響をもたらしている。勤め先が随分と大変なことになった。それに…

高円寺の紫陽花 六月

コロナ禍は収まらないまま六月に入ってしまった。ここまでの長期戦になるとは。なんという品種か、よう知らんけれども好きな形。額紫陽花で星のような形。白の中央が青というのも涼やかで好みだ。そう、お前が花なのだよな。周囲の鮮やかなガクではなく。青…

MLB黒人暴行騒動を起因して吹き荒れるデモと暴動。ホラーコメディーの傑作「帰ってきたヒトラー」

最近のニュースをみるのがしんどい。アメリカでのコロナ禍が止まらない中で起きた警察官による黒人市民の不当殺人、その犯人の警察官の名字が盲目的愛国主義、排斥主義者を意味するショービニストのモデルとなったフランス人と同じ苗字であるCHAUVINというの…

果たしてコロナ禍の自粛生活を有意義に過ごせたか

緊急事態宣言に基づく外出自粛生活にも終わりが見えてきた。思えば怠惰な自粛生活を送った気がする。 「忙しいことを理由にできていなかったことは、暇になってもやらない」とはよく言ったものだ。 映画もありあまる時間にたくさん観るかと思いきや、さほど…

4月中旬の緑道 なぜ年を取ると花が好きになるのか説

在宅勤務が続くと毎日数時間の通勤時間がなくなり、かわりに朝や昼に近所を徘徊する時間が増える。週の大半を在宅勤務できるような社会を目指すべきかもな。それこそが働き方改革。 それにしても、年取ると植物や花を愛で始める爺さんが多いのはなぜなのだろ…

緊急事態宣言の夜

備忘録。 2020年4月7日満月。 新型コロナウイルスの世界的爆発的感染を受けて日本の首都圏にも緊急事態宣言が安倍晋三首相から出された。前日から出す準備が始まっていると予告されていたので驚きは皆無。この時点で全世界の感染者数は135万人、死者7万5千人…

DIY棚に並べる捨てられない収集物だらけー世界60か国からの戦利品

外出自粛につき、家での時間は豊富にある週末。コツコツとモノの整理をして、DIYした棚に並べていった。 独身時代に愛読したNEUTRALも捨てられない。今はTRANSIT。異国に想いを馳せ、60ヵ国近くを旅したっけ。創刊号の表紙を飾ったイエメンにはまだ行けてい…

コロナウイルス禍 雑記:危機業界と商機業界

震災の頃の日常がどうだったか思い出せない。コロナウイルス禍に際してどうだったのか備忘録を書きつけておこうと思った次第。 コロナウイルスが猛威を払う中、政府からも換気の悪い密閉空間に行かないよう注意喚起が出されている。 2月27日に政府が公立小中…

雑記 虚無感と倦怠感の波の通過を後で振り返れるように

雑記 私の現状認識は10年間更新されていないことに気づいたショック ものが溢れているのに欲しいものを見つけられない 仕事、家庭、趣味の柱の複数が同時に揺らいだり崩れるとしんどい いろいろと虚しくなって放り投げ出したくなる。虚無感と倦怠感の波。 ど…

2020年の豊富な抱負

2020年はなにか、字面からしても2000年以来の特別感がある。東京オリンピックで街が賑わうのだろうか。ちょっとばかり野心的な目標として、オリンピック中にAirBnBに登録して外国人をホストしてみたい。それでもって子供たちに刺激を与えたい。 公私において…

2019年の総括

あっという間に2019年が過ぎた。第三四半期は厄介ごとが多かったけれども、家庭内は至って平和だった。公私のうち「公」、つまり仕事は期待通りの展開にはならなかった。2018年の夏にタイのプーケットでタイ駐在を目指すと宣言していたが、それは叶わなかっ…

ギックリ腰備忘録 ネットには急性期の対処法情報が少ない

ギックリ腰になった。自分はギックリ腰などとは無縁だと思っていたし、ギックリ腰になる人は不摂生なのではないか、運動しなさ過ぎる人がなるのではないか、少なくとも50歳以上の人がなるのではないかと思っていた。自分がなることを予想だにしていなかった…

2019年の学び

子供が相次いで熱を出した。そんなわけで土曜日は家でディカプリオ主演の「ウルフオブウォールストリート」を観ながら、2019年の学びを振り返ってみる。 眼と鼻が黒い丸三点。不思議なイキモノ。 1.体は確実に老いる。ある頃、加速度的に。 夏頃、首を痛めて…

日本とこんなにも違う。有休消化「義務」とサバティカルとプレリタイア。フランスの天国な労働環境。

フランスの会社では社員は年間40日の有給取得の権利があり、会社としては有給休暇を取得させる義務がある。何が起きるかというと上半期に有給を全く取得していない社員がいると、下半期の年度末にまとめて有休消化させないといけなくなるので繁忙期に戦力に…

阿佐ヶ谷に潜んでいた熟成肉フレンチの名店「ラメゾンクルティーヌ」

阿佐ヶ谷というと、高円寺と並んで安い居酒屋が四方八方の裏筋に軒を連ねるイメージ。でも、広尾だの代官山だの行かずに近場の上等なレストランにもたまには行きたい。 妻が見つけて予約してくれた阿佐ヶ谷南口のフレンチレストランへ。 ラメゾンクルティー…

自らモノを作り、売り、お金をいただく。原始的だがらこそ純度の高い幸せ。

MinneやCreemaなどのオンラインハンドメイド販売サイトで豆鹿頭骨鉢を売りにだそうと計画している。 いくらで値付けをすればよいのかが悩ましい。 こちらとしても値下げして処分したいわけではなく、現金化に追われているわけでもなく、安いから買うというだ…

令和元年 天祖神社へ

御代が変わって平成から令和へ。高円寺の天祖神社へ参拝しにいった。天壌無窮。息子の世が平和でありますように。ここ最近、人生は退屈と諦めと虚しさとの戦いなのではないかと暗くなっていた。ラジオで昭和天皇の象徴天皇としての模索や苦労、さらに上皇の…

仕事に思い悩みながらカフェ巡り 「Tokyo Bike」「棗」「Saten」

1月に入って調子が悪いのなんの。 ちぢにものこそかなしけれ、の心境でカフェからカフェへと放浪しながらあれこれ考えていた。 期待に胸を踊らせた新しい仕事が思い込んでいたようなものでなく意気消沈。いざ、仕方なく足元手元の仕事に専念しようと意識を戻…

2019年の抱負

2019年の抱負。今後5年間の生活拠点と仕事の方向性が左右される決断の年になるかも。自分を追い込み勝負する「秀吉プラン」か忍耐強く遠回りする「家康プラン」か。両者程の偉人でも傑物でもないけれども心境的にわかりやすく言うとそんな感じ。 最低限の家…

年末年始、怒涛の16連休なので何をするか考えた

年末年始は16連休となった。普通ならば大喜びしそうなものだが、私の意識に上がったのは「去年より少ないじゃないか」という欲深い不満だった。 「去年よりも連休が減ったと思うか、16日も連休があると思うか」。それは「馬が大きいのか、ガンダムが小さいの…

中年クライシスと夢の持ち方

「ホンマでっか!?TV」の話題。 日本では「何になりたいか」という夢を子供に聞くのに対し、海外では「どうありたいか」を聞く場合が多いのだそうだ。 周りを明るくする人でありたいとか、皆から無理だと言われても挑戦し続ける人でありたい、とか態度や行動…

冬支度 寒々しさを乗り切る工夫

冬支度も進んだ。ベッドも冬仕様にして暖かくした。炬燵も出した。子供も大きくなったので今年はガスヒーターも居間に出せるだろう。 人間だけでなく、植物も冬支度。モンステラやポトスは寝室に移した。碧瑠璃蘭方玉とベンガル菩提樹はバルコニーの温室へ。…

自分がもっと周囲を世話してあげられれば、というキャパシティに関してのグダグダ思索

台風24号は大きく実ってあとは熟すばかりの「藤稔」を全て吹き飛ばしてしまった。地面にも実は落ちていない。風に擦れて傷だらけだし間引き方が下手でスカスカな房だけれども粒は大きく育っていたので残念だ。とても残念だ。しっかりと支柱に固定して袋をか…

病床の犬友 自分が死んだらを想像してみる

突如悪寒と頭痛に襲われて倒れた。朦朧としながら電話会議を終えて寝る。 体温計を図ると39.3℃。ああ、こりゃ明日はダメだわと早々に諦めがつく。金曜日だったのが救いだ。胸が締め付けられる苦しさと関節の痛みと。蝦のように背を丸め、呻く。ウー、ウーと…

子供を義理の親に預けて夫婦の時間を得ることについての是非

子供二人を義理の親に預け、夫婦二人で少しばかり上等なランチに出かけた。 日本に駐在しているフランス人の同僚なんかをみていると、夏休みには片親が飛行機に乗って子供をどちらかのフランスの実家に連れて行き、1ヶ月ぐらい子供を預けてしまう。そしても…