旅 遠出

2024年の豊富すぎる抱負 健康を取り戻し陶芸の展開に励む

2023年は親戚や親戚の愛犬、大学の知人など訃報も多かったように思う。当たり前のことなくせにイマイチ実感が湧いていないことが「人は誰しも死ぬということ」。見栄や世間体のために努力して無駄にする時間の余裕などないはずだ。もっとより我儘に好きなこ…

2023年抱負の総括

仕事で人員削減のしわ寄せを目いっぱいに浴びて健康を大いに損ねた年だった。その一方で学習テーマを定めて歴史を学びに佐原や京都へ、自給自足やSDGを学びに栃木へと子連れ旅行に行ったり、陶芸では雑誌に複数回掲載してもらい3つの販売店と契約を交わして…

白馬の絶景山並みカフェ 「喫茶 白月」

白馬の方にある山間の小さなカフェ。ケーキも手作り、珈琲も自家焙煎。どちらもとびきり美味しく、このカフェを目指して人が集まる。 テーブルも器も作家さんによるもので存在感がある逸品揃い。 カウンター下の一画の背景のムラのある青と引き立つ白磁壺に…

信州の森と陶蟲夏草鉢と

自作の陶蟲夏草一輪挿しを持ち込んで信州の緑の中に置いて撮影してみた。こんなキノコを胴の横に生やしても良いかもしれない。 植生の中に佇む白い自然造形物。キノコや粘菌の菌糸体をこってりと艶のある飴釉にしても面白いかもしれない。 何の木の葉だろう…

ルーフトップテント付きジムニーで旅をする

友人のルーフトップテント付きジムニーでキャンピングさせてもらった。 このテントの素晴らしい点は屋根が斜めに開くのだが、低い方にも高さがあって圧迫感が少なく、電気カーペットや薄いマットレス、寝袋や枕をセットしたままで屋根を閉じられる点。 もう…

長野オリンピックセンター夢の跡

長野オリンピックの象徴とも言うべきジャンプ台を訪れた。見た目の上でもシンボリックだし、競技成績の上でも日の丸飛行隊はシンボリックだった。 スキー場にあるようなリフトで上に登り、そこからタワーの上へと階段もしくはエレベーターで登る。しかしスタ…

京都からの戦利品

京都のお菓子は大抵、東京で買えてしまう。何を買って帰ろうか、という時にこれも買えるしな、あれも新宿伊勢丹で売っているしな、となる。何せ京都の友人宅へのお土産の菓子折りを新宿伊勢丹に買いに行き、京都のものだらけで困ったぐらいだ。 北野天満宮学…

感慨深い京都家族旅行

家族旅行には年に数回行くけれども、全く違うなんだかとても満たされた気持ちになれた京都家族旅行。 京都が好きだから、お寺や苔庭が好きだから、というだけではなく私にとって京都はいろいろな思い出が詰まった特別な街なのだと思う。 京都の寺社仏閣の多…

清水寺、高台寺、八坂神社

こってこてな京都観光。息子は清水の舞台が観たいらしい。もう外国人観光客で溢れていることは分かりきっていたが敢えて行く。 あいも変わらず鮮やかで美しい塔。 京都御所が見下ろせてしまうので立ち入らないようになっているとか。 この緑が紅に染まった後…

銀閣寺の苔が素晴らし過ぎる件

その朝晩のモヤが発生する地形ゆえなのか。京都銀閣寺の苔が素晴らしい。 言葉で語るに及ばず。 金閣寺の派手でわかりやすい美へのアンチテーゼだったのか、単に足利義政が自分の好みを追求した結果なのか。

織田信長公墓所参り、金閣寺、大徳寺

そういえば、息子は京都生まれだった。 学校で歴史の勉強を始めたこともあり、京都にも興味が出始めたそうなので京都に家族で来てみた。 新幹線で昼に京都に着いて、鰊蕎麦を食べようかと「松葉」を探すも新幹線コンコース内で戻らないことに気づき、駅ビル…

唐人お吉と下田

踊り子号に乗る前に時間があったので下田のペリーロードを散策した。あの黒船で江戸幕府に改革を迫ったペリー提督がついに下田と函館を開港させることに合意した日米和親条約。 追ってその日米和親条約の細則を定めた下田条約を調印したのがこの了仙寺だとい…

南伊豆国民休暇村の屋上ハンモックから見上げる夏の星空

南伊豆国民休暇村の屋上はテラスになっていて足湯がある。 弓ヶ浜を防砂林越しに望める見晴らしの良い屋上テラスだ。 そこに並ぶハンモックに揺られ夕陽を堪能し、夜には星空カフェもありリンゴジュースやコーヒーを飲みながら星空を楽しむことができる。東…

南伊豆国民休暇村泊して初のヒリゾ浜、珊瑚礁熱帯魚めぐり

コロナ禍で長らくご無沙汰していた南伊豆国民休暇村に4年ぶりに来た。9月の連休は直射日光は和らぎつつも暖流のおかげで泳ぐには十分に水温が高いので穴場だ。 遠浅の弓ヶ浜で泳ぎ、砂の城を築いて遊ぶ。 大きくなったな。兄は無駄にプール用の帽子を被って…

京都国際マンガミュージアム

外気温38℃の京都。盆地は暑い。沖縄は33℃というのに、もはや沖縄の方が避暑地だ。 あまりの暑さにエアコンのないお寺めぐりは嫌だと息子に反対され、京都国際マンガミュージアムへ。 ようは廃校を利用した漫画喫茶だ。 巨大な火の鳥のオブジェ。火の鳥ファン…

船岡山、西陣、上七軒の拠点に最適なKeFU

京都は西陣の南、堀川のらへん。 宿泊者専用エリアに共同キッチンあり。炊飯器、IH調理器、冷蔵庫あり。珈琲豆、グラインダー、フィルターも揃っていたが使い方がよくわからない。エスプレッソマシンを置いてくれた方が助かる。 朝食や会食の取れるカフェ併…

博物宝庫「ウサギノネドコ 京都店」

東京の谷中にある博物標本など自然造形を売る雑貨屋は実は本店が京都にある。京都本店にはヤドもカフェもある。 二条よりもさらに西に10分ほど歩いたところにある。どこかの寄り道ついでに立ち寄る立地ではない。乱暴に言えば辺鄙な場所にある。3年間京都に…

好きな京都巡り。しる幸、大徳寺、船岡温泉、さらさ西陣。

神戸の友人宅に連泊させてもらった後、京都の友人に会いに。 京都に再訪してなんだかとても感傷的になってしまった。私の人生の中で一番楽しかった時代であり、作陶を始めた地でもある。 もっと自分の求めるものを貪欲に、試行錯誤しつつ求めていかないとい…

東寺、吟味屋菜菜色

毎月21日は弘法市だと思い出して3時過ぎに行ってみるも店はまばらで店じまいし始めている有様。聞いてみるとあまりの暑さに人は少なく、もつ見切りをつけて店じまいしているのだという。 バス停前で東寺餅と亥の子餅を購入。 さすが京都。餅はとろけるほどに…

本能寺

さほど寺社仏閣に興味のない息子が行きたい唯一の場所が本能寺だという。あの織田信長が明智光秀に奇襲され討たれた本能寺だ。 取り敢えずは近くのスマート珈琲店で朝御飯。 そして京都市役所前にある本能寺。パッとしない印象だった。 改めて子供にねだられ…

アート&アクアリウム 神戸アトア

神戸の友人に2年前に開館したばかりだという神戸港の近くにある水族館に連れて行ってもらった。この球体の水槽が印象的な美しい展示で評判の水族館だ。 正直、泳いでいる魚はとりわけ珍しいわけではない。しかし水槽の形状がどれも目新しく工夫されていて魚…

神戸友人宅へ

20年来の友人夫婦にここ数年ほど何度か遊びに来ないかと誘われていた。今年、いろいろと都合が折り合って父子で2泊ほどお邪魔させてもらうことにした。 とある神戸の三方を竹林に囲まれ目の前には畑まである一軒家。玄関までのアプローチも長い。 家の玄関右…

彫刻の森 美術館

強羅から歩いても来られる強羅から登山鉄道で隣駅の彫刻の森。真夏の炎天下。 人骨と人体が積み上がったモニュメント。井本淳氏の「断絶」だけ空気感が異なっていた。そうだ、8月には原爆が落とされたのだ。 彫刻の森美術館の主目的であり、今日一日の主目的…

箱根太陽山荘は実に好みの良白濁温泉に夢ある積層木造建築

久しぶりの有形登録文化財の楼閣旅館最高。 渡り廊下はすべからく好き。 温泉に必要な要素は露天ではなく風。 湯の花の舞う白濁硫黄泉は掛け流し。 強羅駅徒歩3分の好立地。 ラフォーレ強羅に前回泊まり、この渡り廊下を潜り抜ける際に気になっていた太陽山…

箱根関所

箱根には人生で20回は訪れているだろうに初めて関所跡に行ってみた。子供にせがまれないと来なかっただろうな。 綺麗に再現整備されている。江戸時代はそれなりに厳しく身元の改めがなされ、特に出女と呼ばれる江戸を出る女性は人見女という検査女官に厳しく…

新鮮で懐かしい「西武園ゆうえんち」にあれこれ思う。

かねてから興味のあった西武園ゆうえんちに子供達が行きたいと言うので休みをとって行ってみた。まだ世の中の親は夏休みを取るには早いだろう、かつ猛暑日の合間を縫えば比較的空いてるのではないかと思った。 レトロをテーマにして再生されている。飲食店や…

横浜中華街でビャンビャン食す

滅多に行かないので帰途、関内で降りて早い夕食を横浜中華街で取ることにした。これよこれ。学生の頃にデートに数回来た。 中華街らしさを子供達に見せたくて関帝廟に立ち寄る。三国志を知らないと中華な寺院以上の感慨は得られないだろうな。 ここまで中華…

ロンドンで見た和なるモノ

なんだか和のモノで構成されているけれどもチグハグ感。 これは英国に和の建具やら家具やら小物を持ち帰って再構成した部屋を描いているそうで、普通は並ばないモノが寄せ集まっているそうだ。 異国の人が日本文化に憧れて1部屋を日本のもので溢れさせて悦に…

ロンドンでのお買物と戦利品

最終日は空港に向かう前に買い物をした。そこらへんのスーパーではお土産にするようなFORTNUM&MAISONのようなブランド紅茶などは売っていない。スーパーで売っているTWININGなら日本でもKALDIやそこらのスーパーでも大量に売られていてわざわざ買って帰る必…

Oxford遠足

ロンドン郊外にも行ってみたい。本当は日本の民藝運動を継ぎイギリスの地に泥漿の民藝陶器を持ち込んだバーナードリーチの作陶の地、「セントアイヴス」に行ってみたかったのだが片道6時間はかかると言うので残念。高速鉄道で片道50分のオックスフォードに友…