植物

蝉脱皮亡骸鉢 X マミラリア「月世界」

昨年、脱皮の途中で力果てた蝉の亡骸を拾った。 何年も地中で過ごし、いざ出会いを求めて羽化し飛び立とうという盛夏に、何かが上手くいかなかった。地上に出たところを鳥に捕食されたわけでもない。亡骸が食われることもなく、見向きもされずに取り残されて…

多肉植物環境の改善 その二

今年の秋に多肉植物の飼育と鑑賞できる環境を改善していきたいと思う。これからの最短2年間の心のオアシスを家の中に作り出していきたい。 1.バルコニーの簡易温室化 透明ビニールシートを二枚降ろすことで2〜3畳の空間を防風防寒する。半耐寒性の植物なら…

多肉植物環境の改善 その壱

何十鉢も多肉植物やサボテンを育てていると悩ましいのがそれぞれの植生に応じた管理だ。 春秋型か冬型か 雨曝しOKか 夏の直射日光OKか、推奨か 断水すべきか 誤ると根腐れしたり、日焼けしたり、徒長したり、棘が退色したり。姿形が劣化するぐらいならまだし…

フェロカクタスの亡骸をオブジェにしたらかっこいいかも

子供が小さいこともあって、刺モノは育てないことにしていた。唯一の例外がこのフェロカクタスで品種名は覚えていない。長刺日の出丸だったか、刈穂玉だったか。子供が生まれる前に手に入れていたのだと思う。室内に置くと赤子が怪我するかもしれないので、…

多肉植物の成長 「希望丸」「蘇鉄麒麟」「姫将軍」「宇宙の木」

多肉植物愛好家のブログを眺めていて好きなものは成長の軌跡の記録。何年間でどれだけどのように育つのか。成長の遅い植物だけに眼を見張る違いがあると楽しい。いや、これは成長というより徒長だろう、というツッコミも含めて楽しむべき。私もせっかくなの…

「多肉の森」制作依頼。主役は碧瑠璃蘭鳳玉。

今夏、思い立ったこと。それは画家の知人に絵を描いてもらうこと。 京都にいる頃に親しくしていた仏画師の友人から、高円寺に在住の現代画家の知人を紹介してもらった。京都と高円寺、二つの街での縁だ。彼女の作風はどちらかというと女性的で幻想的な絵柄の…

見たことのない妖艶で珍奇な仏花

ティエンムー寺院をのんびりと歩いていたら、ふと視線が惹き寄せられた。木陰に妖艶なただならぬ雰囲気。木蓮の最も色の濃い部分のような臙脂紫色の花が椿のように塊で落ちている。椿の雌蕊のように見える部分が真横に向いている。踏まれたわけでもなく、一…

フエ王宮の盆栽園

朝7時にダナンのホテルを出て、フエへ3時間移動した後にカイディーン帝廟やミンマン帝廟を回り、王宮へ来た。流石に腹が減った。王宮を入って右手奥に軽食を食べられる東屋があった。炒め飯を頼む。200円ほど。具材も何も入っていない黄色の炒め飯だった。よ…

ハオルチア・オブトゥーサの株分け

直径6cmほどの小さな青磁の鉢に、それを作った京都の時代から7、8年ほども植え替えもせずに放置していたハオルチア・オブトゥーサ。根はぎっしりと詰まっており、狭くて成長する空間もないくらいだったものを解いたら28株まで分かれた。根の張り具合は様々で…

うんざりするタピオカ屋乱立の中で目を惹く花カフェ「gmgm」

中華料理屋「成都」の軒先に台湾タピオカ専門店「五十嵐」が出来ていた。その10m先には「麗茶亭」。 うんざりだ。20年ほど前に台湾で初めて飲んだ時に、友人とおっかなびっくり飲んだ。まあ、飲めなくはないが甘すぎるし敢えて好んで飲むものでもないと思っ…

今までにない「魚」+「多肉植物」の景色を求めて

金魚には可哀想なことをした。水槽が立ち上がる間も無く投入され、フィルターの生物濾過も不十分な中で2週間ほどしておそらくアンモニア中毒で死んでしまった。水を汚しやすい大食漢の金魚は小さな水槽ではなかなか難しいようだ。そこでビオトープのような無…

珈琲、甘味、新緑の純喫茶フェスティバル-こころみカフェ

来られたのは3ヶ月ぶりか。高円寺のお気に入り隠れ西洋古民家カフェ「こころみ」。そういえば、ここでは月終わりに蕎麦の会を催しているのだった。前回は常陸秋蕎麦や福井の蕎麦の食べ比べだったらしい。今週末は「純喫茶フェスティバル」なるものが催されて…

多肉植物収集家の悩みに答える省スペースの試み。

多肉植物や仙人掌にのめり込むと、容易に50鉢、100鉢と増えていく。我が家でも70鉢は超える。住宅街に住むとなると、春秋は陽があたり夏には適度に遮光したいような生育に適した条件の場所など家には限られている。自然、条件の良いところには鉢が埋め尽くす…

5月の緑道、ジューンベリーと実山椒の収穫

5月が終わる前に記録しておく。朝倉山椒は今年はなかなかの豊作。この後、山椒は黒揚羽蝶の幼虫の食欲に丸裸にされてしまうだろう。100gほどの収穫。これをアク抜きをし、佃煮にする。茶色に塗りなるまでクタクタに醤油で煮込まず、浅く煮た。醤油のしょっぱ…

選に漏れた鉢と多肉たち。

カフェに飾りたい植木鉢を選んで持っていってもらった。選ばれなかったものの、私としては気に入っている鉢を一部、記録写真を撮った。数年後に樹形の育ち具合の変化を振り返ると懐かしくなるし、枯死していると寂しくなる。子供の写真と違い、意識しないと…

白筒重ね鉢、市松、岩壁、鹿シルエット、辰砂マンガン流し、瓦礫鉢

これも初期の頃の作で水受けがあるので室内、とりわけ仕事机の周りに植物を置きたい時に重宝している。背景が暗いのもいい。縦横のバランスが「エケベリア」にうまく合わせて作れたと思っている。8年ほど風雨に晒されて貫入が入ってきた。陶器にとっての生体…

足付円錐白マット鉢 X 「緑蛇」

知り合いのカフェレストランに貸し出すことになったので、場合によっては戻らなくなることも考慮して記録を取っておくことにした。早朝6時半の明るい日陰で撮影。陶芸初期の作にしては上々なのではないかと思っている。似た風合いの高さの違う円錐を3つほど…

ミニトマトの家庭栽培の留意点備忘

我が家は子供が大のトマト好き。栄養も豊富な緑黄色野菜なので、ムシャムシャとトマトを齧ってくれると野菜料理を作るのをさぼれて助かる。 今年は家庭菜園でミニトマトを育ててみることにした。少しばかり調べてみると、知らないことばかり。 二本仕立てで7…

豆鹿頭骨鉢 制作記録

豆鹿頭骨鉢制作記録まとめ。鋳込み型は石膏製。泥漿は信楽白土1kgを溶いた分量が最低限必要。初めての鋳込み 原型を作る。突起があると型が抜けなくなるので三次元的に複雑な凹凸は作れない。原型にカリ石鹸を表面から染み込んで水を弾くようになるまで何度…

脱皮蝉鉢 制作記録

制作過程まとめ。備忘録と改善点。 赤土2号使用。焼成後重量1.5kg。 光沢のある名ばかりの白マットではなく、光沢のない本当にマットな白釉薬を使いたい。 翅脈の縁を翅に滑らかに均すべきだった。 羽化した上体の翅脈にもトルコ青結晶をかけてもよかった。 …

4月の緑道の花々

4月に入ると一気に春めいてくる。三寒四温、Tシャツでも気持ちよくなったかと思ったらダウンジャケットが必要な日に戻ったり。それでも確実に植物達は花咲き、実り、季節は進んでいく。少し唐子咲のようにも見える獅子咲の椿。こちらは薔薇のような淡い桃色…

街角道端の巨大サボテン群を見て、巨大「刈穂玉」の 衝動買い

とある杉並区の街を歩いていたら、とある民家の街角で出くわした光景。どれもこれも樹齢20年以上の傑物揃い。右端のメロカクタス、手前は30cm以上の柱に成長した四角蘭鳳玉、背後に聳えるのは紅彩閣。鬼面閣は大物があるので珍しくはないとしても、さらに大…

もっとも美しい紅葉は何か パラドックス

庭から取ってきた4枚の紅葉がある。左から青柳、伊呂波、伊呂波、乙女桜。もっとも色が紅く鮮やかで綺麗なのは一番右の乙女桜。 葉先も枯れておらず、全体的に瑞々しい、濃い色をしている。 でも、実はこいつだけ新葉なのだ。他の葉は枯れる前の反応で紅葉し…

冬の多肉まみれの在宅勤務

バルコニーから室内に多肉植物の多くを取り込んだせいで、仕事机の周りが多肉植物の鉢だらけになってしまっている。 仕事はPCとスマホさえあればできるので、卓上に広いスペースは要らない。だから植木鉢だらけでも構わない。むしろ、ふとした瞬間に視線をP…

山茶花、山茶花 咲いた道 そして箱根「天山湯治郷」

箱根の街を強羅から宮ノ下へ、箱根湯本から天山湯治郷まで歩いた。道路は車が登れる傾斜内にするために蛇行しているが、それらを最短で横切るように住民用の急な坂の生活道路があちこちにある。それらを、突っ切っていった。誰も通行人のいない、山茶花が長…

師走の植物たち 京都産まれの紅葉と多肉たち

京都の南禅寺、大徳寺、相国寺、疎水から集めた種から実生で育てている紅葉。それが今年は燃えんばかりに綺麗に色づいている。 やはり、暑い夏と急激に気温が落ちた初冬が良かったのだろうか。常に水を絶やさずにいたこと、株元に睡蓮鉢を置いて湿気を供給し…

植物天国 晩秋のオザキフラワーパーク

鬱々とした時に来たくなる植物好きの天国、オザキフラワーパーク。西武新宿線の武蔵関駅から1kmというなかなか辺鄙な場所にあり、自家用車がない人にはアクセスは悪いのだが、目的地として目指すだけの価値のある店。ロードバイクで10kmばかし走って汗を流し…

在宅勤務が快適になってきた秋の陽だまりバルコニー

11月にソウル、12月に箱根、年明けに続けて2回もパリ出張が入るようだ。なんだか、忙しなくなってきた。秋を楽しむ間も無く師走につっぱしり、また年が明けてしまうのか。 ふと気づくとエケベリアも葉のフチが綺麗に紅く色付き始めている。酷暑と台風に次ぐ…

白マット筒台座鉢 X 「常盤忍」

常盤忍も焼き上がった陶器鉢に植え込んだ。 あちらこちらから根が飛び出していて、長い年月をかけてそのうち鉢全体が常盤忍に覆われてしまうのだと思われる。10年後か、20年後か。 大中小が並んだ。中、小、大の順に古い。次回はアクセントに首が長く、先っ…

秋支度。干し柿、多肉の植替え。

実家の隣人の柿が送られてきた。生食できる甘い実があったり、渋くて食べられない実があったりするらしい。渋柿のほうが干せば甘くなるのだが、これらもまとめて干してしまおう。 皮を剥き、ヘタを麻紐で結び繋いでいく。 大鍋に水を沸騰させ、1分強潜らせる…