コロナ禍を喜ぶヤツがいるとしたら

息の詰まるコロナ禍の外出自粛生活。仮にそれを喜ぶ不届き者がいるとしたら、、、未だかつてなかった。週七日、朝から晩まで買物の時間を除いて毎日95%近く飼主について回る生活。朝晩の散歩だけでなく子供のジョギングにもお供している。在宅勤務中も視界に…

誕生日には手作り秋果物ケーキ

次男の誕生日。クラッカーを鳴らして祝って欲しいという要望に応えたのだが、ガン泣き。クラッカーの音があんなに大きく、紙紐が飛び出てくるとは思わなくて怖かったらしい。知らんがな。誕生日プレゼントの1つは「エルマーのぼうけん」だった。飾り立てら…

子の成長を見て我が身を省みる

この夏は10回以上、次男をプールに連れて行ってクロールの特訓をした。その甲斐もあってか、晴れて進級テストに合格した。本人もかなりの意気込みがあったようで相当、嬉しそうだった。翌日はグズり気味だったのも、彼なりにプレッシャーから解放された反動…

陶芸始め 鹿頭骨三号、狗頭陶仏

陶芸始め。先生が今年の干支の盃を持ってきてくださっていた。 写真ではわからないが、この盃はとても薄く均一な厚みで作られており、基礎的な技術力の差を嫌という程、思い知らせてくれる。陶器は厚ぼったくて重いから繊細で薄く硬い磁器が良い、なんていう…

初冬にマンゴーという犬について

美しい生き物だと思う。 冬になると、常夏の南国生まれのマンゴー殿は寒いからかより一層、私の後をついて回ってくる。隙あらば膝の上をせがみ、炬燵の中に潜り込み、布団に入れば侵入してくる。明け方、ああ、温かいと思ったら脇の下にマンゴー殿が挟まって…

冬支度 寒々しさを乗り切る工夫

冬支度も進んだ。ベッドも冬仕様にして暖かくした。炬燵も出した。子供も大きくなったので今年はガスヒーターも居間に出せるだろう。 人間だけでなく、植物も冬支度。モンステラやポトスは寝室に移した。碧瑠璃蘭方玉とベンガル菩提樹はバルコニーの温室へ。…

病床の犬友 自分が死んだらを想像してみる

突如悪寒と頭痛に襲われて倒れた。朦朧としながら電話会議を終えて寝る。 体温計を図ると39.3℃。ああ、こりゃ明日はダメだわと早々に諦めがつく。金曜日だったのが救いだ。胸が締め付けられる苦しさと関節の痛みと。蝦のように背を丸め、呻く。ウー、ウーと…

夏犬と迷彩と向日葵と

ああ、また踏むかと思った。本当に心臓に悪い。 背中の肉付きも少し豊かになって平らな床に仰向けになっても背骨が落ち着くようになったのかね。腹を広げて風に当たるのが一番涼しい様子。 チラ見。 誘ってるのか。腹を撫でることを。撫でてやろうじゃないか…

苔と犬とミッドライフクライシス

平成最後の夏なんてフレーズをよく聞くようになった。今は関西に住む大学時代の友人と久しぶりに会うと、「海外旅行に行っても、もう、迷いなくマドモワゼルではなくマダームって言われちゃうんだよね」とのたまってた。そりゃ、無理だろ。私はとっくにお兄…

ルーマニア新婚夫婦を見送って思い出したこと

ルーマニア。思い入れのある、お世話になった国だけれども。 友人の話を聞いていて、面白くもないこともたくさん思い出した。 当時のルーマニアは平均月収が50ユーロ程度だった。ギリギリで生きている人も、時代の変化についていけない人も、先行き不安に駆…

深大寺温泉へ 新緑の気晴らし

独り深大寺へ。 新緑の下、石段を上がった林の中の深大寺蕎麦茶屋。こちらは犬も可とのこと。覚えておこう。次はマンゴー殿と一緒に。 瓦と土で作られた装飾的な寺の塀。見ているだけで瑞々しいモミジ。京都の寺院のような古びて静かで緑に溢れた、東京で気…

マンゴー殿の迷彩保護色

この写真の中には実は動物が隠れているのです。そんなクイズを出してもみんな直ぐにわかるに違いない。 しかし、光の当たっている上半身と当たっていない下半身を比べて見てほしい。 さらにあなたが酔っ払っていたら。 夫婦喧嘩の最中だったら。 何か考え事…

今日のマンゴー殿

「離れ」と呼んでいる部屋の来客用布団がお気に入り。私が家で働いている日には横でゴロゴロ。 好い気なもんだ。最高に気持ちの良い季節だものな。 この緊張感のなさ。はんなり。そう、ブログのタイトル。はんなり、はしたない感じ。 この、ぬいぐるみ野郎め…

マンガン窯変岩片鉢 X 「錦晃星」

朝のカリカリはまだですか。 昨日深夜までかけてごそごそやってたのはこれの植え替えですか。 なにこれ、食べれない匂い。 はよ、カリカリ出して散歩に連れて行ってくださいな。 原生地では礫砂漠のような過酷な土地で岩の隙間から生えることも多い多肉植物…

パリからの戦利品 2018

3年間で4回目のパリ出張ともなると、家族の好みに照らして買うものが定番化してくる。食品はラファイエットのグルメ館に行かずともMONOPRIXのチーズや菓子で十分美味しいし、量を買って帰った方が満足感が高い。酒、紅茶、マスタード、生キャラメルは買う場…

寝そべり鹿鉢と犬の陶モビール

明らかに作業スピードが上がった気がする。造形に1時間しか必要としなかった。鼻筋や蹄、副蹄が迷いなく作れるようになった。頭と体のバランスも悪くない。これぐらいの速度が出せるならばもっと造形精度を高める余裕もあるのかも。 今回の鹿鉢は首のタテガ…

東照宮の狗狛獅子

白 瑠璃 緑青 泥朱

アネモネとマンゴー

マンゴー。おまえってやつはなんてフォトジェニックなんだ。拡大プリントして額に納めて飾りたい。もう、これだけでアート。 歳を経て、アンニュイな表情を浮かべることが増えたように感じるのは気のせいかね。言葉が喋れて酒を一緒に呑めたらと思う。どんな…

大雪とフィリピン生まれのトイプードル

もう数日前のことだけれども日本に帰国したら寒波に大雪。ちなみに上海も数十年に一度という雪が積もったそうだ。 雪の重みでシマトネリコの枝が折れてしまった。梅はものともせず。アネモネも中空のやわそうな茎なのに、雪が積もりやすい大きな花なのに折れ…

京都仏画師によるレトロ風 乳白ランプシェードに青龍白虎。

京都にいる古美術修復にも携わる仏画師の友人にランプシェードに絵を描いてくれとお願いしていたものが届いた。ちなみに京都の社寺仏閣世界遺産なんかも修復に携わっているというと、古木のような頭に布を巻いた作務衣の絵師を思い浮かべてしまいそうだが、…

作陶ざんまい。犬の陶板モビールと鹿鉢

今日は10時から18時まで作陶三昧。休暇の充実度が更に高まる。クリスマスの頑張りに妻が配慮してくれたと思われる。 赤土2号をタタラにし、それを犬のシルエット型に切って、爪楊枝で穴を開けて。たったそれだけのことに2時間もかかった。輪郭を綺麗に出すの…

頭を掻いて思う 犬と人の幸せにどれだけの違いがあるのか

早速、マンゴー殿に私の早朝5kmのジョギングにお付き合いいただいている。 4kmを過ぎたあたりから犬の方が小走りで走り続けることに飽きてきてしまう。しかし体力の衰えもあるのではないか。 京都にいた頃は比叡山や東山のトレッキングコースを縦横無尽に走…

鹿鉢、酒器一揃え、瓦礫鉢、鹿絵沓鉢

酒器一揃えが無事に焼き上がった。 一合入れられる酒器は発色が悪かったのでマンガン窯変釉を掛けて二度、焼いた。その甲斐あってか、貫入の入った金属光沢を帯びた濃褐色の陶肌になった。 ところにより金、黒、褐色の金属光沢が出て、光をあてると貫入が浮…

マンゴー殿、秋の装い

玄関先の実生から育てているモミジが赤く色づいた。湯河原の万葉公園のモミジよりも綺麗なのではないか。あちらはオオモミジ系でイロハモミジは少なかった。南禅寺、山科疏水、大徳寺、醍醐寺、銀閣寺。種を採取してきたこれら寺々ではこんなイロハモミジが…

菜食主義が主要な国だから生活環境に動物が多いのか

これはレッドスネークカモーンというのだっけ。このコブラ、毒はあるのだろうか。万が一でも噛みつかれたら笑えない。君子危うきに近寄らず。 牛が我が物顔で闊歩し、 山羊は車に煽られながら小走りし、 駱駝は労働拒否。 犬は戦力外。 猿は人間を観察しなが…

テディベアカットに物申す

口周りはすっきりと、耳も短く三角にペタリと。 世の中、特に何か指定をしない限りトリミングに出すと、口周りを丸く耳の毛もフワフワにした、いわゆるテディベアカットにされてしまう。テディベアカットがプードルが最も可愛らしく見える姿だと、みんな、…

高円寺の夜

マンゴー殿と巡回警備する夜の高円寺。夏が近づくと人が店内から店外に溢れ始めて賑わいが出て陽気になる。 スポーツ競技大会以外で日の丸なんて見ない昨今だと気付かされた。高円寺は祝日に国旗が立つ。 ロイ・リキテンシュタイン風な駐車場壁画。 中央線ガ…

2ヶ月半ぶりの作陶

中国出張やらインド出張やら家族行事やらで2ヶ月半もご無沙汰していた作陶を久しぶりに再会。今となっては数少ない趣味すら碌にできないのは情けない。料理を趣味にするだとか、平日の夜にできる趣味にするだとか幼児の子育てに相性の良い趣味の方が良いのか…

ど素人父、5歳児とオートキャンプ@わんダフルネイチャービレッジ

大雨注意報が出た日の雨上がり 初めてのテント外泊 初めてのキャンプ調理 素人父 犬連れ 愛犬マンゴー殿の8歳の誕生日とあり、普段は留守番させられることの多いマンゴー殿を主役にした一泊旅行を組んだ。テントに泊まって家族と同じ寝袋に寝て、昼は多くの…

生活に溶けこむインドの動物達

聖なるわけでも不浄なわけでもないから食用。 教会の下で眠る犬。 黄昏てみる犬。 野良犬はやがて世界各国共通の型に辿り着いていく不思議。歪みが少ない平均に近い顔が美人の顔ならば、この野良犬の容姿こそが美しい犬の姿とも言えまいか。 野良猫は野良犬…