芸術家

即興壁画

野外で行う即興壁画描写。下書きもせず、刷毛や筆を使って3人でみるみる描き上げていく。観ていて血が滾る思いがした。すごい。

松伯美術館 上村松篁

上村松園、松篁、淳之の三代に渡る日本画を納める松伯美術館に帰途立ち寄った。数年前訪れた際の展示作品とは全て異なり、今回は松篁の没後10年を記念した鳥類、取り分け鶴の作品が多かった。 彼の作品は余計な装飾が排除され、簡潔で好きだ。自分の頭の中で…

ジパング展

高島屋でやっていたジパング展に行ってきた。 山口晃、天明屋尚、会田誠に代表される日本画風なポップアート作家ら32人作品がそれぞれ数点づつ集められている。 チケットの表を飾っている山本太郎の手による屏風絵なんぞは、能面を着け掃除機をもった人物が…

ゴリラと木村英輝

ゴリラはよく観ると随分と優しい目をしている。何百キロの怪力のはずなのにそのがっしりとした体躯は包容力があるというかなんというか。 京都の動物園に木村英輝画伯が描くゴリラのほうが「動的」「野生的」「粗暴」な印象を受ける。 ちなみに無数の鳥類画…

木村英輝の襖絵

切り絵のような太い輪郭に大胆な色使い。絵本に向いている温かみというか朴訥さの感じられる長閑な表現。 青く描かれた蓮が不思議なことに寺の屏風にとても合う。古刹にありがちな染みて黄ばんだ襖紙と掠れたような水墨画。。。歴史的文化的価値は高いのだろ…

芸術対猥褻

この商業広告は風紀を乱すと見做され日の目をみなかったそうだ。アールヌーボーの流れを汲むような大衆ロマン画風。明治期は既に洋画の裸婦画ぐらいあっただろうが、まだ時代が許さなかったようである。「絶対防腐剤を含まず」と書かれた繁体字も若干バラン…

酒井抱一

好きな画家の一人に酒井抱一がいる。 徳川幕府有数の譜代大名であり姫路城主、酒井家の次男という非常に経済力に恵まれた出自であるところが興味深い。しかし長兄が姫路に転封になった際には長旅の中で長兄に不幸があった場合には家督を継ぐために仮養子にな…