高円寺の美苔スポット

珍しいほどに雨続きの9月。ようやくの晴れ間に皆、一息いれた。 そんななかで長雨を誰よりも愉しみ、絶好調だったのがいる。 何苔だろう。杉苔でもないし。タチ苔か。端正な星形に展開する苔で群生はキメが細かくて美しい。 環境としては南側花壇の裏の北側…

一番は庭にある。石像 石仏 根津美術館

日本の近代化の時代に東武鉄道で興し、大富豪となった根津氏が収集した美術工芸品。 大層値打ちのありそうなものが並んでいるな、という印象。 期待をよく裏切って愉しませてくれたのが起伏に富んだ広大な日本庭園。あちらこちらに石塔や石仏、石像が景色の…

雨の御岳山

雷雨予想が続いた三連休。市街地で豪雨な中、御岳山ではしとしとと穏やかな雨が降り続けた。貴重な雨と霧の中の御岳山。 こんな苔の楽園にテントを張るのはどこの粋人ぞ。

御岳山の苔

遠目に美しく、近くによれば小世界。 陰影礼賛。苔は日陰に多い。その緑の深さに落ちる陰影が際立つのが好きなのかもしれない。 渓流の流れを目で追うのも愉しい。 御岳山はなかなかに苔の名所だ。次回は川苔山を攻めてみたい。苔は癒し。

御岳山 次回への備忘録

御岳山へは再訪は確実だと思われるので、次回の備忘録。 ホリデー快速の本数は少ないが新宿方面まで出る際に青梅、立川での乗り換えを必要としない直通便なので利便性は高い。ホリデー快速の時間に合わせて往き帰りの日程を組むのが良いと思われる。特に土日…

高尾山よりも御岳山

・新宿から電車で1時間10分、バスで10分の近郊 ・講で賑わった巡礼の地 ・茅葺の家屋が散在 ・犬連れに優しいコース ・狼を祀る武蔵御嶽神社 ・お務めや座禅に参加できる宿坊 ・運良ければ雲海が見える ・整備された登山道 ・滝行も可能 ・滝や神代の杉など…

苔の秘湯 蒼の山荘

自家用車を持っているうちでなければまず訪れないだろう場所に行っておきたいので、神奈川の丹沢湖に近い中川温泉に行くことにした。ようは、日本秘湯を守る会の加盟宿である蒼の山荘に泊まってみたかった。 典型的なウェブサイトが美化され過ぎた宿だと思う…

重森三玲庭園美術館

重森三玲は勉強が全くといっていいほどからきし駄目だったらしい。画業を志すも帝都の芸術学校には絵の上手い奴は腐るほどいて、画業でも挫折した。 日本の美を探求することに舵を切り変え、活け花を学び、当時記録などなかった全国の寺社仏閣の庭園を記録し…

ゴリラな達磨大師鉢に取り敢えず苔を載せてみた。道端の何度もマンゴーがおしっこをしてそれを吸ってるかもしれない苔。それが梅雨の雨をうけて青々となんとも綺麗だったもので、つい。 これは銀苔ですかね。

石山寺子育観音

石山寺はその寺の名前の由来になったように硅灰石の岩がちな山肌に建てられている。本堂の裏手奥には岩場を登ったところに子育観音がある。 蔦で覆われた巨木が生えているのだが、岩がちゆえに根が土に入り込めず、表面を網目のように這っている。この空間の…

山道のコンクリート苔

宇治の黄檗から三室戸寺まで歩いていった。間に田舎の山道のようなところを通っていく。道脇には茶畑や竹林が広がる。さらに坂を上がっていくと両側にそそりたつ岩肌が護岸された一帯がある。なかなか車でしか通らないような道でなるほど、歩行者は他にだれ…

盆苔庭に椛

昨秋に京都の各寺から採集して播いた椛の若株が順調に育っている。 半数は海外出張の間の酷暑で枯らしてしまったが、依然として永観堂、南禅寺、醍醐寺や疎水の椛の苗は生き延びた。 それを今回、まとめて角鉢の苔の一面に移植してみた。苔はマンジュウゴケ…

吊忍

あらたに涼を吊ってみました。

コロニー

苔好きにはたまらない、垂直な岩肌にこんもりと茂る苔のコロニー。その岩肌の風合いも趣がある。この一枚の岩ごと家の庭に持ち帰りたい。 なぜ一ヶ所だけ円形に茂っているのだろう。

紅葉盆栽鉢

黒い天目の浅鉢に紅葉の幼木を植えてみた。ケト土を盛り上げ、山で拾った苔を張ってなんとなく盆栽風。悪くない。 元気に立ち上がる朔が木立のようで童話の苔の天体のよう。そんな童話があるのかなど知らんけど。 てらっとした陶肌が主張しすぎるようで焼き…

実光院

勝林院の僧房のひとつで、宝泉院や三千院に比べると特徴に乏しいであるとか訪れる観光客は少ないなどと評されていることも多いが、非常に好印象の寺だった。 欄間には江戸時代中期の狩野派の画家の筆である三十六詩仙画が掛けられている。それにはさほど歓心…

宝泉院

三千院に次ぐ人気観光地、勝林寺僧房の宝泉院。絶えず観光客が押しかけており落ち着いた風情には欠けるが物珍しいものに溢れている。如何にも京都らしい借景庭園のひとつの類型が見られる。 鶴亀庭園の樹齢700年の五葉の松が見所のひとつ。門をくぐって左手…

天龍寺の苔

天龍寺の庭園は見事だ。少しでも草木に興味がある人にとっては、草木と立て札に書かれた和名を見比べて楽しむことができる。風変わりな和名も多く、なぜこんな名前がつけられたのか想像するだけでなんとなく面白く感じる。 「杉葉苔」、「大和鞭苔」、「枝艶…

苔寺 西芳寺

京都盆地を東から西へ。祇園から松尾大社まで四条通を延々と自転車で横断した。京都盆地を東西に往復してざっと30km。それもこれも念願の苔愛好者の聖地、苔寺の為。伏見稲荷と並んで、一押しの日本的な景観ではなかろうか。さらに、見て歩くだけの観光に飽…

苔 2日後

2日経った。前日かなりの大雨が降ったため、若干苔が流されてしまっている。 近づいて観察してみると、なんと膨大な団子蟲が蠢いている。憎たらしや。団子蟲は山林で枯れ葉を分解する。どうやら苔を食害している様子。 これは切り刻んだ苔の一部が枯死したか…

苔を生やす試み

庭一面の苔を夢見て、蒔き苔法で育ててみることにした。 ますは下準備として枯れ始めた庭の草花を除去する。リビングの窓を開けた前方、岩から岩の間が実験のスペース。実の生っている紫式部は残しておくこととする。 苔はそもそも土壌の栄養が必要なく、大…

兼六園

眺望は民家だらけ、幽玄もツアーの説明が聞こえる中では浸れない。今と昔では兼六園での感じられ方は大きく違うのだろうな。石灯籠や根上松も良いのだが、目を奪われたのは群生する苔。 ホソバオキナゴケ、シノブゴケ、スギゴケ、ゼニゴケ、確認できるだけで…

MIHO美術館

何か一貫性を持ったコレクションではないらしい。個人の収集した美術品の展示館。なんでもIWペンという、ルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計したことでも有名な建築家が桃源郷をイメージして設計したらしい。桜並木を抜け、吊橋を渡り、見渡す限りの…

日本の寺社仏閣の庭でとりわけ美しいのは苔だろう。その碧さに癒される。苔に包まれると、静けさ、時の流れ、潤い、涼を感じられる。 好みの苔十選 細葉翁苔 銀苔 砂苔 忍苔 高野万年草 苔の素晴らしい景観十選 1.兼六園 変化に富んだ名庭園と一体化した群生…