玉蟲

玉蟲って書くと王蟲みたいだけれども、ムシは蟲と書くのが正しく、虫はトカゲやヘビなんかを指していたらしい。今では慣用化されて蟲と書くほうが違和感があるけれども。 玉蟲色なんていうと立ち位置によってころころと見え方が変わる例えに使われる。しかし…

座禅

ここ一週間ほど忙しなかった。新しい事業部長が取り巻きの幹部らを連れてシンガポールから来ており、さらに仕事相手が数日連泊していた。決めないといけないことが宙ぶらりんで先に進めねばならないことが多かったので脱線を遮ったり随分と直接的なもの言い…

黒揚羽蝶

カメラを近づけても堂々と動かなかった。真横から見ると、体躯と足は随分と前方についていてなんだかバランスが悪いように見える。かなり後肢でふんばっているのか。よほど羽が軽いのか。 果たして蝶は一般的に思われているような可憐で乙女な存在だろうか。…

八日目の蝉

八日目の蝉という邦画を観た。 地上に出て七日間しか生きないという蝉。八日目の蝉は他の蝉が見られない八日目を見られて幸せなのか、はたまた孤独なのか。そんな感傷的なエピソードが出てくる。 そもそも世界中の蝉が同じ日に生まれる訳ではなかろうに。自…

ヤモリは頽廃しているか

蛍の舞う川

京都東山の白川には市街地にも関わらず、初夏の陽が落ちきると蛍が舞う。思った以上に水は綺麗なのだな。川沿いの木造長屋の窓辺を蛍光の筋が浮かび上がる。風情があるじゃないか。 東山や祇園界隈で美味しいものを食べて、蛍を見て帰るなんて観光もいいので…

蟹ミュージアム

なかなか楽しめた越前蟹ミュージアム。特に冬の季節、街中周辺に大した観光名所は無いので蟹を学びに訪れる価値はある。晴れて蟹検定3級を頂戴してきた。 国産のズワイガニを冷凍にすることはまず無いという。国産であれば、生きたままか茹でた状態で冷凍す…

鈴虫寺 華厳寺

参拝後、げんなりと、どす黒い気分になって出てきた。なんとも惨い。高密度な世俗というか、商売熱心と言うか。禅寺だと聞いてさらに暗澹。宗教に絶望しそうだわ。 なんでもここ華厳寺の幸福地蔵はどんな願い事でもひとつ叶えてくれるということで、とりわけ…

王蟲

こんなところに。金澤の茶屋街へと続く街角にて。 触手といい、深く碧い複眼といい、精巧にできている。一見殺風景で無骨な飾り方も良い。親父、譲ってくれと言い出したいところだが、売り物ではないのは一目瞭然。町角の職人の技術力の高さの一例。 団子蟲…

夏の終わり

羽も破れ、息絶え絶えに軒下に止まる鬼ヤンマ。 嫁さんは見つかったか。子孫は残せたか。思い残すことはないか。

酒池肉林

花粉にまみれ、花弁に挟まって休む蜜蜂。表情に変化など無いのかも知れぬが、そこはかとなく幸せそうだ。 こういうのを酒池肉林というだろうか。どうでも良いが、肉林というのは肉があたかも木々のように林立するということなのだが、肉食男子的表現なのか草…

蜘蛛