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猪の陶製ジビエ鍋

ロアン宮の装飾博物館で見つけた逸品。これを観れただけで入場した価値があった 毛の流れまで表現された写実性に富んだ造形。舌がダラリと横から垂れ下がっている。 分類すると、巨大な陶鍋なのだと思う。耳を掴んで蓋を開けたら中から猪肉の煮込みが出てく…

冬虫夏草 団子虫鉢

陶芸初め。えいやっと一気に造った、団子虫を苗床に育つ冬虫夏草を模した植木鉢。団子虫は虫ではなく甲殻類だし冬虫夏草は寄生しないとか、そういう不都合な事実には目を瞑る。冬虫夏草の「異質な生物個体が生を引き継いでいく」象徴的な姿に言葉にならない…

球体鉢

本焼きが終わっていた。 蕎麦釉薬を掛けた球体鉢。自分の中では均一で綺麗な陶器ではなく、有機的な焼き上がりにしたいというマイブームがある。これもそんな作品。 こんなに蕎麦釉の結晶が析出して黄色が出るとは思わなかった。他の釉薬と混ぜることなく、…

蕾鉢を素焼きへ、球体鉢を釉掛け

蕾のような小壷を8つばかり水挽きし削っておいたものに、排水用の中空の茎をつけた。茎はポンスに二枚を分離して薄くしたティッシュを巻きつけ、その上から板状の粘土を巻きつけて成形した。小壷は微妙に全て形状に変化をつけ、茎の太さや長さにも変化をつけ…

エケベリアの為の筺重ね鉢と薄造り二酸化マンガン遊びの鉢三種

この24枚のたたら板を前回、3時間かかって整形して組み立てた。量産するのは面倒臭すぎるシロモノだ。失敗して作り直したくないのでなんとか無事に焼き上げたい。 かなり心配だったが、幸いにして積み重ねた箱は崩壊することなく乾燥できたようだ。バランス…

犬用名札とたたら組立の陶芸作業記録

昔、気分転換に作った犬用名札を久しぶりに着けた。 名前を聞かれて「マンゴー」と答えると、「え、マンゴーですか?」と聞き返されることが度々あるので作った。ショコラだのアンコだのつけるのだから、マンゴーだっていいじゃないか。何せマンゴーの名産地…

エケベリアの為の陶鉢制作開始: 蕾鉢、碗の水挽き、たたら作り

8個ほど直径4〜5cmの小さな壺を水挽きした。土の柔らかさを入念に整え、幾度も向きを変えながら菊練りをしたので挽きやすい。土が整ってると少し歪んでも挽回しやすい。やはり下準備を丁寧にするのは肝心。 敢えて大小、表情を変えて作った。これらの底を丸…

緑蛇好きの緑蛇のための鹿風陶器鉢を試作

緑蛇好きの緑蛇のための鹿風陶器鉢を試作

還元焼成 火入れ

3週間ぶりの陶芸教室。今日は還元焼成の火入れに立ち会う。 還元焼成は初期に一酸化中毒死しやすいのだそうだ。換気不十分な環境で一人で火を入れて亡くなる人もいるので注意しなければならない。 ブンゼン 一次空気の調整はここ。十円玉一枚前後の隙間で繊…

釉薬サンプル

白土サンプル1 赤土サンプル1 白土サンプル2 赤土サンプル2 赤土 青銅結晶 酸化か還元。 やはりこの不均一でコントロール仕切れない青銅結晶釉が気に入っている。もう少しこれで冬虫夏草作品を作りたい。 白土 貫入ビードロ 還元 赤土 酸化なまこ 還元 赤土 …

柱状仙人掌のための筒林立鉢。冬もみじのための角縁丸鉢。

作り散らかしているなあ。連休中に過去の休み分を振り替えて水挽して量産したもの。 轆轤で挽いた直後は当然、円筒型だったわけだがしっぴきで切り離した後、手を滑らせて歪ませてしまった。潰そうかと思ったが、だったらこうしてやるとばかりに四角に整形。…

エケベリア用立方体鉢。

会社は休み。朝から陶芸に行かせてもらった。 9時から17時まで取り組んだのに絶望的に進展がなかった。自分の菊練りの進歩も土殺しの進歩も嘆かわしい。没頭できるのだが打ちのめされることも多い。取り敢えず轆轤で5、6片、水挽きしたあとに、乾かしていた…

多肉植物の形状の珍奇さほどに世の中の植木鉢は個性を出せていない

珍奇珍奇珍奇。池袋西武百貨店の屋上で眺めた多肉植物。こういう素晴らしい造形美を目にすると、それに合わせた陶器を焼きたくなる。 様々な陶肌の植木鉢はあれども、植木鉢の形はせいぜい筒型か椀型で上すぼまりか、下すぼまりだが多肉植物の珍奇さを引き立…

球体多肉植物鉢の検討

球体鉢を作ってみたが、なんだか迷走している。完成形を明確に描かずに思いつきで作り出すとこうなる。 白土に赤土2号を表面に塗してみた。 穴を開け、穴の中に層を3枚ほど入れて何層もの球体であるかのようにしてみた。 置くのか、吊るすのか。 半球同士は…

愛犬 世界蹴球大会仕様

負けられない試合が始まります。これから続きます。日本はいつの間に、当然のように本大会に行けるつもりになりつつあるけど、あんなにも長い間、あと一歩で予選大会で負けてきた。番狂わせの起きる競技だ。日本はアジアで一番ではないし、他よりも額一つ抜…

陶製ケーキ台制作

鹿風植木鉢が還元焼成待ちなので、すっかり忘れかけていたケーキ台作りを再開する。 前回、台座に霧を吹き掛けてふやかしておいたのを騙し騙し霧吹きしながらなんとか削っていく。乾きすぎているので、えらく削りづらい。やはり湿度管理しながら適度な柔らか…

次作 多肉植物鉢の構想

兜虫の胸から頭だけが虫に食われることもなく残されていた。 まじまじと見るのは初めてかもしれない。 眼を防護するように目尻に突起があるとは知らなかった。 ツノも頭も凸凹としてマットなのに脚の第一脛だけツルツルテカテカとしていることも知らなかった…

一番は庭にある。石像 石仏 根津美術館

日本の近代化の時代に東武鉄道で興し、大富豪となった根津氏が収集した美術工芸品。 大層値打ちのありそうなものが並んでいるな、という印象。 期待をよく裏切って愉しませてくれたのが起伏に富んだ広大な日本庭園。あちらこちらに石塔や石仏、石像が景色の…

偶蹄類鉢の素焼きから本焼へ

一ヶ月ぶりの陶芸。素焼きに出していた偶蹄類鉢が焼き上がっていた。陶芸仲間は鹿と呼んでくれるので鹿だということにしようか。耳は赤土の地が出ており、目鼻は黒土、体は信楽白土が塗られている。 頭頂には二つの穴。ここに直根性の多肉植物を植えるつも…

鹿風 偶蹄類多肉鉢 土化粧して素焼へ

夏の暑さの中、2週間かけてカピカピに乾かしました。 作業途中の画像を撮り忘れ。信楽の白土を塗り、そこから軽く凸部を削って毛並みを表現しました。目と鼻を塗り残すと目鼻立ちが分かりやすくなって少し愛嬌のある顔になりました。 顔は削らずに白いままで…

初夏の朝のカフェ フェリーチェ

高円寺というよりは都立家政駅が近いカフェ フェリーチェ。チェーン店のコメダ珈琲やなんかは空いているが、それ以外に朝空いている店が少ない中で9時開店はありがたい。マンゴーを連れてきてやれなかったのが残念。 来店は桜の季節以来だったが、パーゴラを…

偶蹄類多肉鉢造り

2週間ぶりの陶芸。自分にとっては不思議なことに一番のストレス発散の手段となっている。ただ目の前の作業に没頭して、土塊の出来不出来に一喜一憂することで他の全てが忘れられる。 前回削ったリム皿を放置して、偶蹄類の立像風植木鉢を作るのに夢中になっ…

陶芸で作りたいもの

造りたいものが閃いた。 木肌の蘚苔類のように見える釉薬だ。苔釉と名付けても良い。 緑色に発色させる為には銅系統の釉薬になるのだろうか。トルコ青結晶釉のように複雑な表情と濃淡が出るのが望ましい。 そのために配合する成分は何だろうか。 マットでな…

リム皿 ケーキ台用

形が気にくわないので土に戻したりしていたら何も造らないまま1ヶ月が経った。 取り敢えず残しているリム皿を削った。今回、削るのに初めて鉋を使ったが鉋のほうが平面は綺麗に仕上げやすい。 やはり、呉須と鉄絵で絵付けして焼こうかね。絵付けに2回ぐらい…

菓子台制作二日目

リム皿を水挽きした。前回の教訓を元にひとつづつ工程を進めていく。 十分な柔らかさに留意 菊練りをしっかりとする 轆轤台の外周部に紐を置く 糸で紐を水平に切って高さを揃える 土殺しで中心を出す際は右手で下に加圧、左手で横から抑える 水ではなくドベ…

陶製菓子台の構想

菓子やケーキの展示台を作ろうと思っている。 メキシコでお菓子屋を開いている友人の発注 和の風味を取り入れたケーキ、焼き菓子 ケーキや菓子を展示できる台を所望 直径20cm程度 縁はあっても良い 表面はツルツルでなくても良い 総轆轤作り 天面を平らに作…

陶芸 皿の水挽き

轆轤の回転台の上に板を置き、その上で平皿を作る。 板が傾いてしまった。中心が取りづらくなる。板の上で乾かす際にも歪むことになる。 紐で回転台と板の間を固定する際、糸で水平に切ってから固定すると水平が取りやすい。 外周近くに土紐を乗せる。ケチら…

陶芸展の構想

通っている陶芸教室は全員参加で陶芸展を開くのだそうだ。 まだ一回転しか焼けていない私は作品が殆どないので来年から参加させていただこうかと思ったが、これまで作った作品を展示して良いとのこと。新入りが我儘を言う隙間は無い。 いざ、庭先に置いてい…

冬虫夏草鉢 X 老楽

理解されることは諦めている。 でも趣味なんて自己満足の世界。鉢への植え込みが終わった。 背中の外殻の隙間の白も全身まで菌が入り込んだ様子が出せているのではないだろうか。背中の蝉のハラワタの繊維の感じも良い。そして何よりも綿毛を纏った仙人掌の…

辰砂筒杯

筒杯の植木鉢が焼けた。辰砂を掛けて酸化焼成。辰砂といえばあの還元による赤だけれども、酸化の緑も爽やかで良い。土灰なんかと比べてガラス質ではないしっかりとした緑色になるし、適度に流れて下地の色も出てくれる。 あまり整いすぎない無造作に造った感…

渋柿に蕎麦釉重ねの盃

盃が焼けた。 盃の縁は真っ直ぐ伸ばさずに上に立ち上げた。薄くする際にはその方が安心感が出るような気がした。 渋柿釉にどぶ漬けした後に、蕎麦釉を絵筆で重ねた。 今回は平高台にしてみたのだが、どうだろうか。縁を少しヤスリで丸めた方が欠けを防げるか…

陶虫夏草鉢 焼き上がり

本焼きが終わっていた。 冬虫夏草鉢の懸念 釉垂れして焼成板に溶け付いてないか。こうなると破壊して剥がす羽目になる。 破損した脚が接着剤で無事に着くか 上部が重みで垂れて歪まないか トルコ青結晶釉の結晶が析出するか 凸部に赤土が浮き出すか ありがた…

冬虫夏草鉢の釉掛けと本焼き窯入れ

素焼きが終わっていた。灰色だった見た目の赤土は素焼きになってようやく赤くなった。信楽白土はなんだか黄色い。 さて、蝉の幼虫の目玉だけをやすりがけし、さらに細かなバリを取る。 菌糸部分の白土に白マット釉を筆塗りし、さらに撥水剤で保護する。 そこ…

冬虫夏草鉢の制作

着々と気持ちの悪い植木鉢が出来つつある。冬虫夏草のセミタケに着想を得た植木鉢。陶虫夏草。前回は団子虫を作った。ツノゼミ、百足、蜂などシリーズ化したい。 蝉の抜け殻の実物を見ながら造形したかったが、あいにく冬では見つからない。写真を参考にして…

太田富夫さんの備前焼

招待客券で一般よりも早く入場できるチケットを頂き、東京ドームで開催されているテーブルウェアフェスティバルとやらに行ってみた。 テーブルウェアという名称に違和感があるが、沢山の陶磁器の展示即売会でもあるらしい。 入場してみたものの、来賓やスポ…

植木鉢

赤土2号土を轆轤で水挽き。ヒョロヒョロと丈の長い植物を植えることも考慮して肉厚に重心を低く重く作った。焼成費用が嵩むから底に重りでも入れることもできるが、土を多く入れたいと思うと肉厚にするほうが利があるようにも思う。 胴の横から「L」字状に立…

盃と猪口植木鉢

3年ぶりに陶芸を再開しているのだが、要領が悪くて嫌になってしまう。5つの素焼きの品に釉掛けするだけで3時間が終わってしまった。 先生があれこれ長石やホタル石、マグネシウム、チタンなどあれこれ持ってきてくださったのでそれを見て皆でああだ、こうだ…

さすらいの陶芸家 としろうじんじん先生

身長は190を超えるのではないか。頭に茶筅の丁髷をつけてらっしゃる。 素焼き済みの器に絵付けをし、野焼きで焼いて下さる。 40分ほどで焼けるのを、お抹茶を頂きながら待つ。それにしてもデカイ。 懐の深く広い街。次回、お越しになる日をお待ちしておりま…

11月29日の陶芸

菊練りが頭の中で描くように上手くできない。左手が使えていないのだろう。筋力もなく、リズムが続かないものだから均等な菊にもならない。改善点が多い。 土殺しが相変わらず甘い。だから芯がずれ、土を挽いた際にも歪む。本当は作り直したほうが良いのだけ…

陶芸再開

2年振りに陶芸教室に通い出すことにした。思い通りにならず、無力感に苛まれて焦せる、あの必死になれる感覚が戻ってきた。 月に2回ほど、指導して頂ける先生が来られる日に不定期で開催されている。 陶芸教室は自分を含めて6名ほど。作りたい作品のデッサン…

ルーマニアからのお土産の数々

ホロヅ焼きという鳥の描かれたルーマニアの民藝陶器の大皿を頂いた。 陶器の取っ手付きのお猪口も頂いた。濱田庄司が1924年に日本に持ち込み民藝運動を象徴したスリップウェアという種類の陶器で表面に泥漿で模様を描いている。私が陶芸をやっていること、各…

自分に合いそうな陶芸教室

理想的な陶芸教室を高円寺に見つけ、早速現場見学させてもらった。 ・ムロの管理、窯入れから焼成まで全行程を行える ・土や釉薬を業者から好きに買って良い ・フリーコースは勝手に来て作業 ・月謝6000円の安さ。12時〜21時。 ・電動轆轤6台と設備充実 ・講…

都立家政 フェリーチェ

自転車で20分ほどの距離、都立家政駅の南側にかなり自分好みのカフェを見つけた。 ・植物に包まれている ・一面ガラス戸の光溢れた店内 ・内装に落ち着きがある ・犬連れOK、子連れOK ・授乳、おむつ替えスペース有り ・フォカッチャなど食事が美味しい ・テ…

読谷やちむんの里 人間国宝の系譜

読谷村座喜味にあるやちむんの里へ。読谷のアリビラに泊まっていなかったら家族を連れてこられなかった場所なので嬉しい。 人間国宝に認められた金城次郎さんの様式や技法を受け継ぐ陶工達がここ、やちむんの里に工房を構え、それぞれの工房だけでなく散在す…

陶芸家 松村英治

陶製の頭蓋骨のお香立てなんぞを創ってらっしゃる愛知県の知多半島の陶芸家、松村英治。 お香立てに使うもよし、使わない時には壁に掛けるもよし、なのだそうだ。いかつい。かっこよい。

陶芸家 大中和典

渋谷青山にある「うつわ謙心」という陶器店を初めて訪れた。数坪のこじんまりとしたお店で、限られた数段の棚に厳選した作品を展示販売している。 そこで錆びた陶肌の器を探している私に店主が大中和典という作家を教えてくれた。山口県で作陶されており、注…

生誕一才祝鉢

息子の生誕一周年を記念して造った陶鉢を漸く京都の工房から回収した。 高台には「○○(息子の名前)一才ヲ祝シテ」と彫ってある。こんな個人的な器を焼成した挙句、工房に置き忘れられては迷惑だろうな。急ぎ、工房に連絡を取り、焼成費を銀行口座に振込み、着…

土師器

ここ都筑の地にも2万年前から多くの人々が住んでいたらしい 近隣の遺跡からはなかなか素晴らしい須恵器や土師器が出土している。 都筑の地名は八世紀の木簡には記述されており、起源はさらに古いらしい。 京都や鎌倉などの古都を歴史があると評するが、これ…

赤荒マンガン鉄盆栽鉢

浅い盆栽鉢が焼き上がった。赤荒土にマンガン鉄を絵筆で塗り酸化還元焼成。 マンガン鉄の模様がうまく浮かび上がって満足。土肌はもう少し暗い色合いのほうが良いように思うので、庭の土にでも沈めて沈着させるか。 浅い鉢だから苔でも張って、実生の椛を一…

祝一歳鉢

息子の一歳の誕生日を祝して造り始めた植木鉢の釉掛けをしてきた。 麒麟児に育つことを願って白化粧土で麒麟を象嵌した。もう一面には飛躍を願って三つの雲とその上に乗る息子を撥水剤でシルエットを描き、その上に白釉薬をかけて象った。筆でシルエットの形…