陶芸

鹿頭骨鉢を素焼きへ

白化粧土を塗れば白くなる。当たり前の話だ。蝉の脱皮鉢の素焼きが終わった。特に割れることもなく、安心した。下は柿渋釉、上はトルコ青結晶釉で無難にまとめるか。それとも上体は白マットを主体にしながらトルコ青結晶釉が厚く溜まって発色しそうなところ…

鋳込み1号鹿頭骨鉢

前回の鋳込みは時間不足で固まるまで待つ時間がなかったので潰してしまった。仕切り直しての鋳込み初号。 石膏も乾いていて状態も良い。 先生から頂いた泥漿の処方。 前回の要領で粘土をメッシュで濾し、粘度を調整した。少しドロドロとした状態で水ガラスを…

在宅勤務が快適になってきた秋の陽だまりバルコニー

11月にソウル、12月に箱根、年明けに続けて2回もパリ出張が入るようだ。なんだか、忙しなくなってきた。秋を楽しむ間も無く師走につっぱしり、また年が明けてしまうのか。 ふと気づくとエケベリアも葉のフチが綺麗に紅く色付き始めている。酷暑と台風に次ぐ…

常盤忍の筒台座鉢

常盤忍も焼き上がった陶器鉢に植え込んだ。 あちらこちらから根が飛び出していて、長い年月をかけてそのうち鉢全体が常盤忍に覆われてしまうのだと思われる。10年後か、20年後か。 大中小が並んだ。中、小、大の順に古い。次回はアクセントに首が長く、先っ…

秋支度。干し柿、多肉の植替え。

実家の隣人の柿が送られてきた。生食できる甘い実があったり、渋くて食べられない実があったりするらしい。渋柿のほうが干せば甘くなるのだが、これらもまとめて干してしまおう。 皮を剥き、ヘタを麻紐で結び繋いでいく。 大鍋に水を沸騰させ、1分強潜らせる…

石膏型で豆鹿頭骨鉢の型取試作

泥漿を作る。水に2週間浸けておいた信楽白土をひたすら攪拌する。垂らすと糸を引くほどのシャバシャバ具合にしてから水ガラスを加える。粘土2kgに対して水ガラス5gほどをお湯に溶きながら加えていく。水ガラスは珪酸ソーダとも呼ばれ、粘土に伸びが出て素地…

母の誕生日祝いの花器と多肉植物の鉢。

活花を趣味にして愉しむ実家の母へ、誕生日に向けて焼いた鉢が焼きあがっていた。 人に花器を焼いて贈るなど初めてだ。いろいろ、粗はあるが息子の銘の入った手製の花器なのだからあとはご自身の活花の腕前で形にしてもらうしかない。 一部に土肌を露出させ…

石膏型の分解と掃除、羽化蝉鉢への白化粧

1週間経って羽化蝉鉢は崩れることもなく、亀裂が入ることもなく乾燥が進んでいた。 今回は上部に白化粧を塗る。先生曰く、完全に濡れた状態で塗り重ねても白化粧は乗らないので少し乾くまで待つ必要がある。しかし表面が乾ききってから塗り重ねると亀裂が入…

羽化蝉の多肉鉢の成形

羽化の途中で果てた蝉を見かけて、なんとも、やるせなさに駆られた。モチーフにした陶鉢を作ろうと思ってるうちに日が経ったが雨の日の連休最終日、時間が取れた。 3時間でここまで作った。今日の赤土2号は買ったばかりのようで柔らかく、成形はしやすいが…

阿佐ヶ谷駅前の釣堀「寿々木園」に幼児デビュー

雨が降る様子もなく、曇天で陽射しも強くない。これはかねてから検討していた釣堀に息子達を連れて行くにはうってつけ。 阿佐ヶ谷駅前徒歩3分の好立地 すぐ脇にローソンがある 金魚は食いつきが良く辛抱のない幼児でも楽しめる 手ぶらで遊べる。竿、餌は用意…

藝祭アートマーケット戦利品 指人形と銅蝉幼虫

藝祭アートマーケットの戦利品を記録しておこうかと思う。 これが私が大学院在籍の高橋ジョニー氏から購入した指人形。指は中指なんだそうだ。 なかなかこれを作る発想は湧かない。シュール。滑稽。ユーモラス。猟奇的。 これをアートマーケットの為に作り溜…

初日の蝉

八日目の蝉という小説があった。映画化もされた。 「蝉って、何年も土の中にいるのに、地上に出て七日で死んじゃうんだって。かわいそうだよね」「そうかな。ほかのどの蝉も七日で死んじゃうなら、別に悲しくないよ。もし自分だけ、八日目まで生きて、仲間…

羊歯鉢、菊練り鉢の釉掛けと酒杯の轆轤挽き

表現実験内容 マンガン窯変釉の流し掛けの定着性、発色性 鬼板、鉄マットの発色性と組み合わせ相性 ラスター光彩釉の上にマンガン窯変釉を掛けた箇所の表現 会社を休んで、朝から作陶に励む。先生は来ないので、石膏型作りの続き作業はできない。 羊歯を描い…

金柑大福が美味。和の装いの山桜桃屋(ゆすらや)

地方都市には数はあるけれども、都心にはなかなかない。 高円寺北の中通り商店街にある小さな小さな和喫茶が前から気になっていた。たった6席なのでうるさくする子供を連れて行くわけにもいかず、今まで行きそびれていた。店先には「氷」の水色の暖簾がたな…

石膏型作りも終盤に。ゴーラム鉢も絵付けが進む。

3週間ぶりの作陶。 先生が来られるまで、ゴーラム植え替え用の鉢に絵付けした。多肉植物を植えるのに全く植生の異なるシダを描くのはどうなのかよくわからない。単にフリーハンドで描きやすそうだというだけかもしれない。 鬼板で描いた上に、黒マットで描く…

2018年上半期の目標達成 進捗状況 このままでは危機的

2018年上半期を振り返っておく。 総じて健康を大きく損ねた上半期。なんとしても下半期で健康な形で体重を落とさねば。下半期は7月、8月の夏休みにいろいろとできることを期待している。 家族 70点週末に子供達を連れて出かける頻度が下がったように思う。も…

常盤忍筒鉢、瓦礫鉢の釉掛け

素焼きが完了していた3つの鉢に釉薬をかける。 削りカスを固めた粘土再生鉢でもある。 下部5cmほどは柿渋釉にどぶ漬けし、上部には筆塗りした後にブラシで擦り落とした。焦げた風合いになる予定。 さてさて、何を植えようかね。 常盤忍筒鉢には白マット。瓦…

豆鹿頭蓋骨の石膏型の制作

型取りする原型は豆鹿の頭蓋骨の写し。形状がそんなに高度で芸術的な仕上がりかと言われると照れるが、全く同じ寸法で複数作れるのが今回は価値があるのだと思う。うまく作れれば150回以上は使えるらしい。 1.底と縦に粘土で壁を作る。粘土は道具土や再生土…

上海一目惚れした根と苔の芸術

莫干山路50号で度肝を抜かれたのがこちら。主役級の存在感があるのに勿体ないことに人通りの少ない路地裏にあった。 巨大な広く浅く張った根の塊。本来は幹が伸びていたであろう中心部には龍が彫られている。なんとスケールの大きな中華の大陸的作品か。 根…

この世にタダなものはない。どう値付けするべきか。

この世にタダなものはなく、タダより高いものはないとさえ言われる。 中国人のチームの子から、「日頃の感謝の気持ちだから気にしないで」といってなんだか大きな箱を頂いた。 以前の中国人との経験から、上司に贈物をするのは普通だし、それを拒絶すると面…

備忘録 旅籠屋丸一の好みの意匠と内装 藤田嗣治、小倉遊亀、土牛

こんな大きな高杯というのも存在感があって良い。こんな植木鉢を作ろうか。 注意を向けると石燈籠の中にお稲荷様が収まっていた。こんな細部の拘りや豊かさが素晴らしい。 葉の繁げる瑞々しさが良い。梅雨の雨に打たれた美しさが増す。 なんとも存在感のある…

仙人掌花、菖蒲、少し作陶

仙人掌は地味な植物だと思われがちだけれども、こんなにも立派な大輪の花を咲かすのだよな。なかなかのビビットピンク。これほどの華やかな株は久々に拝見した。 古民家カフェ「モモガルテン」にて。 陶芸工房の庭の菖蒲が咲いていた。相変わらず、ここの菖…

豆鹿頭蓋骨鉢と菊練筒鉢の成形。

一ヶ月半ぶりの陶芸。 豆鹿の頭骨標本を写して作ってみた。 そのまま精確に立体に写せば良いかというとそうはいかず、石膏で型抜きする為には一方向から抜けるように形を調整してあげねばならない。 目や鼻もくり抜いてしまうと石膏型を抜けなくなってしまう…

「常盤忍」鉢と「宇宙の木」用鉢の削り作業

蓋と土台が組み合わさるように凹凸に削り、蓋を嵌め、外径を削って揃えて。形が整うと気持ちが良い。 あとは穴を開け、指で乱雑に孔を毟り拡げていく。 上から見ると孔だらけの外殻。穴が多いほうが常盤忍を植え込めるが、強度が下がらないように気を揉む。 …

仕事逃避と癒しに一番なのは夜風のバルコニーに多肉と陶芸

最近、仕事スイッチを切るのに手間取る。マッサージでも、ジムでも切り替えきれなかったが半日作陶したらだいぶ気が晴れた。力を込めて土を捏ねるのが良いのかもしれない。ストレス解消に握り潰すゴムボールと似た効果があるのかもしれない。轆轤を回してヌ…

白チタン破蓋付高台鉢 X 「常盤忍」

もう、忙しいし回収しに行くかも迷った。 高杯に筒のような高蓋をかぶせた形状の植木鉢。チタンマット釉をどぶ漬けしたが、少し釉薬が薄かったようだ。2度漬けしたほうが良かったか。 蓋が外れなくて嫌な予感がしたが、コンコンと叩いていたら外れた。土が焼…

焼締臥鹿鉢 X 「カメレオン」

もう一つ作った焼締の鹿鉢。こちらは臥せている。尻に大きな穴が開いていて、そこにはセダム属の「カメレオン」を植えた。季節や水加減で葉色が変わることから名付けられたらしい。 四尾の鹿っということになるのか。もう少し穴を尻方向に広げても良かったか…

唐津風鵙絵高台鉢 X 「レディジア」

手持ちの最も小さなロゼッタ状の多肉植物「レディジア」を植えてみた。しかしさらに小さな多肉植物を想定していたのだよな。 そして真紅のものを想定していた。冬に寒さと乾燥に当てると真っ赤になる多肉植物も春には緑を浴びてしまう。季節とともに色が変わ…

焼締鹿鳴鉢 X 「銀月」

この1年間で作れた陶器鉢は少ないけれど、この鹿が一番満足度は高い。このぐらいの出来栄えのものを安定的に作れるようになりたい。なれるはず。 「銀月」を背中に植え込んでみた。下葉が落ちて茎が見えるようになると、蓮座の形も見えるようになると思うが…

マンガン窯変岩片鉢 X 「錦晃星」

朝のカリカリはまだですか。 昨日深夜までかけてごそごそやってたのはこれの植え替えですか。 なにこれ、食べれない匂い。 はよ、カリカリ出して散歩に連れて行ってくださいな。 原生地では礫砂漠のような過酷な土地で岩の隙間から生えることも多い多肉植物…