陶芸

羽化蝉の多肉鉢の成形

羽化の途中で果てた蝉を見かけて、なんとも、やるせなさに駆られた。モチーフにした陶鉢を作ろうと思ってるうちに日が経ったが雨の日の連休最終日、時間が取れた。 3時間でここまで作った。今日の赤土2号は買ったばかりのようで柔らかく、成形はしやすいが…

阿佐ヶ谷駅前の釣堀「寿々木園」に幼児デビュー

雨が降る様子もなく、曇天で陽射しも強くない。これはかねてから検討していた釣堀に息子達を連れて行くにはうってつけ。 阿佐ヶ谷駅前徒歩3分の好立地 すぐ脇にローソンがある 金魚は食いつきが良く辛抱のない幼児でも楽しめる 手ぶらで遊べる。竿、餌は用意…

藝祭アートマーケット戦利品 指人形と銅蝉幼虫

藝祭アートマーケットの戦利品を記録しておこうかと思う。 これが私が大学院在籍の高橋ジョニー氏から購入した指人形。指は中指なんだそうだ。 なかなかこれを作る発想は湧かない。シュール。滑稽。ユーモラス。猟奇的。 これをアートマーケットの為に作り溜…

初日の蝉

八日目の蝉という小説があった。映画化もされた。 「蝉って、何年も土の中にいるのに、地上に出て七日で死んじゃうんだって。かわいそうだよね」「そうかな。ほかのどの蝉も七日で死んじゃうなら、別に悲しくないよ。もし自分だけ、八日目まで生きて、仲間…

羊歯鉢、菊練り鉢の釉掛けと酒杯の轆轤挽き

表現実験内容 マンガン窯変釉の流し掛けの定着性、発色性 鬼板、鉄マットの発色性と組み合わせ相性 ラスター光彩釉の上にマンガン窯変釉を掛けた箇所の表現 会社を休んで、朝から作陶に励む。先生は来ないので、石膏型作りの続き作業はできない。 羊歯を描い…

金柑大福が美味。和の装いの山桜桃屋(ゆすらや)

地方都市には数はあるけれども、都心にはなかなかない。 高円寺北の中通り商店街にある小さな小さな和喫茶が前から気になっていた。たった6席なのでうるさくする子供を連れて行くわけにもいかず、今まで行きそびれていた。店先には「氷」の水色の暖簾がたな…

石膏型作りも終盤に。ゴーラム鉢も絵付けが進む。

3週間ぶりの作陶。 先生が来られるまで、ゴーラム植え替え用の鉢に絵付けした。多肉植物を植えるのに全く植生の異なるシダを描くのはどうなのかよくわからない。単にフリーハンドで描きやすそうだというだけかもしれない。 鬼板で描いた上に、黒マットで描く…

2018年上半期の目標達成 進捗状況 このままでは危機的

2018年上半期を振り返っておく。 総じて健康を大きく損ねた上半期。なんとしても下半期で健康な形で体重を落とさねば。下半期は7月、8月の夏休みにいろいろとできることを期待している。 家族 70点週末に子供達を連れて出かける頻度が下がったように思う。も…

常盤忍筒鉢、瓦礫鉢の釉掛け

素焼きが完了していた3つの鉢に釉薬をかける。 削りカスを固めた粘土再生鉢でもある。 下部5cmほどは柿渋釉にどぶ漬けし、上部には筆塗りした後にブラシで擦り落とした。焦げた風合いになる予定。 さてさて、何を植えようかね。 常盤忍筒鉢には白マット。瓦…

豆鹿頭蓋骨の石膏型の制作

型取りする原型は豆鹿の頭蓋骨の写し。形状がそんなに高度で芸術的な仕上がりかと言われると照れるが、全く同じ寸法で複数作れるのが今回は価値があるのだと思う。うまく作れれば150回以上は使えるらしい。 1.底と縦に粘土で壁を作る。粘土は道具土や再生土…

上海一目惚れした根と苔の芸術

莫干山路50号で度肝を抜かれたのがこちら。主役級の存在感があるのに勿体ないことに人通りの少ない路地裏にあった。 巨大な広く浅く張った根の塊。本来は幹が伸びていたであろう中心部には龍が彫られている。なんとスケールの大きな中華の大陸的作品か。 根…

この世にタダなものはない。どう値付けするべきか。

この世にタダなものはなく、タダより高いものはないとさえ言われる。 中国人のチームの子から、「日頃の感謝の気持ちだから気にしないで」といってなんだか大きな箱を頂いた。 以前の中国人との経験から、上司に贈物をするのは普通だし、それを拒絶すると面…

備忘録 旅籠屋丸一の好みの意匠と内装 藤田嗣治、小倉遊亀、土牛

こんな大きな高杯というのも存在感があって良い。こんな植木鉢を作ろうか。 注意を向けると石燈籠の中にお稲荷様が収まっていた。こんな細部の拘りや豊かさが素晴らしい。 葉の繁げる瑞々しさが良い。梅雨の雨に打たれた美しさが増す。 なんとも存在感のある…

仙人掌花、菖蒲、少し作陶

仙人掌は地味な植物だと思われがちだけれども、こんなにも立派な大輪の花を咲かすのだよな。なかなかのビビットピンク。これほどの華やかな株は久々に拝見した。 古民家カフェ「モモガルテン」にて。 陶芸工房の庭の菖蒲が咲いていた。相変わらず、ここの菖…

豆鹿頭蓋骨鉢と菊練筒鉢の成形。

一ヶ月半ぶりの陶芸。 豆鹿の頭骨標本を写して作ってみた。 そのまま精確に立体に写せば良いかというとそうはいかず、石膏で型抜きする為には一方向から抜けるように形を調整してあげねばならない。 目や鼻もくり抜いてしまうと石膏型を抜けなくなってしまう…

「常盤忍」鉢と「宇宙の木」用鉢の削り作業

蓋と土台が組み合わさるように凹凸に削り、蓋を嵌め、外径を削って揃えて。形が整うと気持ちが良い。 あとは穴を開け、指で乱雑に孔を毟り拡げていく。 上から見ると孔だらけの外殻。穴が多いほうが常盤忍を植え込めるが、強度が下がらないように気を揉む。 …

仕事逃避と癒しに一番なのは夜風のバルコニーに多肉と陶芸

最近、仕事スイッチを切るのに手間取る。マッサージでも、ジムでも切り替えきれなかったが半日作陶したらだいぶ気が晴れた。力を込めて土を捏ねるのが良いのかもしれない。ストレス解消に握り潰すゴムボールと似た効果があるのかもしれない。轆轤を回してヌ…

白チタン破蓋付高台鉢 X 「常盤忍」

もう、忙しいし回収しに行くかも迷った。 高杯に筒のような高蓋をかぶせた形状の植木鉢。チタンマット釉をどぶ漬けしたが、少し釉薬が薄かったようだ。2度漬けしたほうが良かったか。 蓋が外れなくて嫌な予感がしたが、コンコンと叩いていたら外れた。土が焼…

焼締臥鹿鉢 X 「カメレオン」

もう一つ作った焼締の鹿鉢。こちらは臥せている。尻に大きな穴が開いていて、そこにはセダム属の「カメレオン」を植えた。季節や水加減で葉色が変わることから名付けられたらしい。 四尾の鹿っということになるのか。もう少し穴を尻方向に広げても良かったか…

唐津風鵙絵高台鉢 X 「レディジア」

手持ちの最も小さなロゼッタ状の多肉植物「レディジア」を植えてみた。しかしさらに小さな多肉植物を想定していたのだよな。 そして真紅のものを想定していた。冬に寒さと乾燥に当てると真っ赤になる多肉植物も春には緑を浴びてしまう。季節とともに色が変わ…

焼締鹿鳴鉢 X 「銀月」

この1年間で作れた陶器鉢は少ないけれど、この鹿が一番満足度は高い。このぐらいの出来栄えのものを安定的に作れるようになりたい。なれるはず。 「銀月」を背中に植え込んでみた。下葉が落ちて茎が見えるようになると、蓮座の形も見えるようになると思うが…

マンガン窯変岩片鉢 X 「錦晃星」

朝のカリカリはまだですか。 昨日深夜までかけてごそごそやってたのはこれの植え替えですか。 なにこれ、食べれない匂い。 はよ、カリカリ出して散歩に連れて行ってくださいな。 原生地では礫砂漠のような過酷な土地で岩の隙間から生えることも多い多肉植物…

枝垂れ桜はこんなに綺麗なのに

来る人、去る人の増える季節。惜しまれながら送り出されている人が、内実はカウンセリングアウトと呼ばれる退職勧奨だったりもして内情を知る立場にあると、「辞められてしまうなんて残念です」なんて常套句も上辺だけの偽善的な言葉になり、言えなくなる。…

満足のいく鹿鉢、鹿絵沓鉢、そして禍々しい団子蟲鉢。他

パリ出張中に本焼成され窯出しされていた。 今週末は教室はないのだが気になって見に行ってしまった。出来上がりを見ながら何を植え込むか考えたい。 雌雄のツガイのような雰囲気だとしても角があるからには両方とも雄ということになる。大きく歪む事なく耳…

パリからの戦利品 2018

3年間で4回目のパリ出張ともなると、家族の好みに照らして買うものが定番化してくる。食品はラファイエットのグルメ館に行かずともMONOPRIXのチーズや菓子で十分美味しいし、量を買って帰った方が満足感が高い。酒、紅茶、マスタード、生キャラメルは買う場…

フランスの陶芸術家に突撃訪問

たまたまSNSの陶芸家のグループに投稿されていた器が面白いと思って、フランス在住の陶芸家に友達申請をしてみた。 彼の工房の住所が南仏になっていたので、流石に会うことは叶うまいと思いつつもパリに行くことを告げると、ちょうど10日、11日にパリで2日間…

ランス世界遺産 大聖堂のヴォールトを作陶したい

ランスのノートルダム大聖堂は第一次世界大戦時になんとドイツ軍の空爆に遭い、屋根や梁が大破したのだという。この件でドイツに対するフランス国民の憎悪が膨れ上がったとも聞く。日本人からしたら鎌倉の大仏や八幡宮を空爆で破壊されるようなものだろうか…

オルセー美術館 陶芸の可能性

私が作陶に使っている同じ素材で、物理的には似たようなものが作れるはずなのだよな。 大理石をコツコツと削り出した像ではない。こねて、つけて、削って作ったテラコッタだ。 焼締の塑像の可能性は膨大に広がっているはずなのだけれども、全く技能がないの…

鬼板習作の窯出し 「百舌に梅」鬼板に1号透明釉のRFが好み。

鬼板の習作からの手応えとしては、 1号透明釉の還元焼成が唐津風で好みだとわかった。鬼板は垂直面よりも平面の方がムラや金属光沢が出やすいように思う。 他の人も殆どの作品は酸化焼成なので、窯一杯に作品が溜まるまで還元焼成は半年近く待たねばならなか…

寝そべり鹿鉢と犬の陶モビール

明らかに作業スピードが上がった気がする。造形に1時間しか必要としなかった。鼻筋や蹄、副蹄が迷いなく作れるようになった。頭と体のバランスも悪くない。これぐらいの速度が出せるならばもっと造形精度を高める余裕もあるのかも。 今回の鹿鉢は首のタテガ…