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2ヶ月半ぶりの作陶

中国出張やらインド出張やら家族行事やらで2ヶ月半もご無沙汰していた作陶を久しぶりに再会。今となっては数少ない趣味すら碌にできないのは情けない。料理を趣味にするだとか、平日の夜にできる趣味にするだとか幼児の子育てに相性の良い趣味の方が良いのかもしれない。

 

長らくほったらかしにしていた信楽白土を練ったのだがボロボロとヒビが入る。粒子が不均一になって粘りのない状態を「土が疲れている」なんて言うが、それこそ水に浸してに寝かせる」とまた均一化して粘りが出る。日本酒を入れたり、堆肥やなんかをいれて腐らせたりもするらしいのだが、それをやる時間も気力もない。

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そんなわけで粘りのなさを逆手にとってヒビ割れを強調した鉢を成形した。

 

 

多肉植物鉢だと、少しぐらいの亀裂から水が漏れるぐらいが排水性に優れて丁度良いぐらいだから、気安く作れる。まあ、面白味に少し欠けるけど轆轤に使えなさそうな土なので仕方ない。

 

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こちらも植木鉢二つ。中はくり抜かれている。

 

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コンクリート片から多肉植物が生えている感じを出せるのではなかろうかと。これをコンクリートの三和土や、家の駐車場の上に転がしておいても面白いのではないかと。

 

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座禅草のようなモチーフに愛犬マンゴー殿を載せてみた。筒の中に多肉植物を植える予定。ここからもう少し、完成させるまでにいじりたいことがある。

 

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なんなら、マンゴーが大往生した後には分骨して入れても良い。そうなると、台座もつけたい。犬は釉薬を掛けるとあまり細かく彫り込んでも意味がなくなるので、荒く削った風に留めてみた。



結局のところ、それなんなんですか、と言われるような実用性が不明なもんを作ってる時が一番楽しい。会社サボって朝から晩まで大きい鉢を造りたい。

ど素人父、5歳児とオートキャンプ@わんダフルネイチャービレッジ

  • 大雨注意報が出た日の雨上がり

  • 初めてのテント外泊
  • 初めてのキャンプ調理
  • 素人父
  • 犬連れ
 
愛犬マンゴー殿の8歳の誕生日とあり、普段は留守番させられることの多いマンゴー殿を主役にした一泊旅行を組んだ。テントに泊まって家族と同じ寝袋に寝て、昼は多くの犬とリード無しで駆け回る、泳ぐ。そんなわけで東京のあきる野市、秋川沿いにある「わんダフルネイチャービレッジ」に行った。ここは市街地も近く、必要があれば病院にも動物病院にも駆け込みやすくて安心。

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ちなみに全犬種用の一番広いドッグランは白い大型犬の集いがあって、まだ躾の緩い子が唸ったり吠えたりでなかなかの迫力だった。

 

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地面に降り立つと白い大型犬に揉みくちゃにされるので、マンゴー殿は高所から降りない。

 

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犬用プールもあるのだが、8歳まで泳ぐ楽しさを知らずに生きていたのでマンゴー殿は傍観するだけ。

 

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男の子達に腹を撫でられてご満悦。タイなんかでは2人にマッサージしてもらうフォーハンドマッサージなんていう豪華コースもあったが、これは3人によるシックスハンド。とてつもなく気持ちが良いに違いない。

 
ここからは素人父子オートキャンプの備忘録
 
テント
ドッペルゲンガーの1人用ツーリングテントは設営時間が5分もかからないので非常に楽だ。折り畳み傘の要領で開けば張れるという優れもの。広さも大人と5歳児、小型犬1匹ならばやはり問題ない。

 

しかし周辺のキャンパーは4〜6人用の寝室と居間の連結された大型テントばかりで、特に雨の日は羨ましい。ただし、設営にかなりの時間がかかること、小学4年生の双子のいる家族を見ても子供は戦力にならず父母の二人掛かりでテントの設営や撤収に励んでいた様子を見るに、父子だけで行くならば1人でも手軽に張れるテントのほうが良い。
 
テントに入る前に犬の足を拭く。濡れては困るが中に入れたくない靴を置く。そういった理由で居間スペースのあるテントは便利だが、手軽に、機動的に対応するとなるとやはりタープを手に入れるのが良さそうだ。
 
蚊や蛾がやってこないとストレスが大きく減るが雨の日だと蚊取線香も焚けない。防雨防滴の蚊取線香カバーを入手するか、陶器で自作する。あるいは大型タープに蚊帳を張れないものか。
 
折り畳みの椅子も欲しいところだ。案外、地面が濡れているとテント以外に座る場所がなくて難儀する。
 
マット、寝袋

 2人用だが、ジッパーを外すと1人用2つにも使い分けれるという優れもの。耐寒温度-5℃というのは少し眉唾。そんなに中綿が分厚いわけではないので、ある程度は着込んで寝る前提だと思う。

 気温20度前後だった。テント内用のグラウンドマットはこちらのものを買ったが、グラウンドマットの上と比べ無い部分の底冷えはなかなか強かったので断熱性はかなりのものがある。また、巻かないタイプなので端が丸まることもなく快適。クッション性も良い。もう一つ買い足しても良いと思った。

 
照明
充電乾電池式のLEDランタンをテント内に吊るす。予備に太陽光蓄電LED。そしてヘッドLEDランプ。
他の家族を見ると、コールマンの4灯着脱式のやつが相当売れていることがわかる。大勢で来る家族キャンプならばとても良さそうだ。
小さなテントで機動力重視のキャンプをするには、人数分ヘッドLEDランプを備えるのが最善かと思う。両手が自由に使えるようになるし、視線の方向を常に照らせる。防災用としても最適だと思われる。
 
 
バーナーとコッヘル
今回、初めてバーナーとコッヘルを持って行って息子と簡単な調理をした。
イワタニ(Iwatani) カセットガス ジュニアバーナー CB-JRB-3

イワタニ(Iwatani) カセットガス ジュニアバーナー CB-JRB-3

 

 カセットコンロ用ボンベを利用できるイワタニ製のバーナーを買ったが、これは優秀。相場がわからずとも、この値段でこの性能は素晴らしいことが直感でわかる。折り畳むと非常にコンパクトになる。カセットコンロ用のボンベを使うので高火力を長時間維持できる。さらに五徳部分が風防として機能するので風にも強い。大きな鍋を使いたいならば網台があれば良いのだろう。

スノーピーク(snow peak) アルミパーソナルクッカーセット SCS-020

スノーピーク(snow peak) アルミパーソナルクッカーセット SCS-020

 
コッヘルは容量の8割近くまで水を入れて沸かすと、煮沸の蒸気で蓋が落ちる。煮沸の泡が周囲に飛ぶ。もう少し筒状寸胴の深さのあるやつが便利かもしれない。
 
ラーメン、粉末スープ、珈琲程度では問題無し。ソーセージを焼くぐらいも問題なさそうだ。米を炊けるようにしたい。普段から炊飯器ではなく土鍋で炊くことには慣れているが、一回に炊く量と火力の組み合わせを学ぶには何回か練習が必要だろう。
 
 
反省点
カトラリーを忘れた。
ポータブルテレビは電波が悪いと電池の持ちも悪い
 
 
今後の課題
テントは防寒に着込むことはできるが蒸し暑さはどうにもならない。
 
完全に雨が降っていると現状設備ではしんどい。
 
備品を揃えるとしたらタープ、グラウンドマットの追加購入か。
 
 
防災という観点からすると、4人以上の居間付きの大型テントの方が居住性は良いのだろうな。キャンプに興味のない嫁さんの助力無しに一人で組み立てるのはしんどいし、防災用に備えて置くだけならば価格も高くて悩ましい。

生活に溶けこむインドの動物達



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聖なるわけでも不浄なわけでもないから食用。

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教会の下で眠る犬。

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 黄昏てみる犬。

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野良犬はやがて世界各国共通の型に辿り着いていく不思議。歪みが少ない平均に近い顔が美人の顔ならば、この野良犬の容姿こそが美しい犬の姿とも言えまいか。

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野良猫は野良犬に比べて少ない。ベジタリアンが多いインドでは動物性たんぱく質の含まれる残飯にありつけにくいので猫には不利なのだろうか。

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Holy COW!なんて叫ぶインド人はいまだ会っていない。

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 インド人の顔の違いより牛のほうが識別しやすいような気もする。

 

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 栗鼠が西瓜が好きとは知らなんだ。縞栗鼠だね。鎌倉の鶴岡八幡宮に住まう栗鼠は実は渡来の台湾栗鼠。こいつはどうだろう。


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何種類かのサルがいる。こちらの手長猿のほうが原始的な振る舞い。

 

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ガジュマルの下で手下にノミをとってもらうのは極楽至極。

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おーそこそこ。人目も憚らず気持ち良さげ。

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あ。。。(目を逸らす子猿)


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最後の晩餐、一人で淋しくホテルで食事していたらフリーダがご一緒してくれるというから期待したらおまえかよ。何代目フリーダだよ。


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牛「ゴー ホーム!」


 インドは人と動物の距離が近い気がする。人の日常のすぐ脇に動物が暮らしているのだが、でも犬猫にすら名前は付けられていない。なんだか不思議。

 

 

散る桜 悶える犬猫

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萌える若葉に桜色は毎年でも見飽きぬ新鮮さ。桜は散りかけが良い。春らしい春ってのは4月のことなのだな。

 

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桜は 枝垂れ。紅枝垂れ。染井吉野より風情があるし、小振りでも存在感がある。

 

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 硝子細工のような透過性。

 

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 陽気の下で体を投げ出してきた。首輪をつけられてるが自由気ままに放牧されている猫に遭遇。

 

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 悶えて丸くなった。

 

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 儂もよろしく、とマンゴー殿。


今年も桜も観れたし、頑張って上海、ムンバイに出向きますかね。


名残惜しいな。


この一番の春の気配の中で花でも見ながら酒を飲みたい。陶盃を焼こうか。

 

 

 

高円寺の名ケーキ屋「ジュン ホンマ」が「ラレーヌ」跡地に開店

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高円寺のかつての有名人気ケーキ屋さん「ラレーヌ」が閉店した。ま、美味しくなかったから仕方がないし惜しくもない。その跡地に開店したのが「ジュン ホンマ」。本間潤氏はラレーヌを立ち上げ、「王妃のロールケーキ」をはじめとした美味しいケーキで人気店に育て上げたが、オーナーが変わったことであれこれと複雑なことになってしまったのだそうだ(本人談)。その後、袂を分かち、吉祥寺や高円寺で自分の名を冠した店を独立開店してきた。本間氏の去ったラレーヌは味が落ち、客は遠のいた。

 

そしてラレーヌが閉店することになり、もともと本間氏を気に入っていた建物の大家さんが本間氏に声を掛けたということらしい。ケーキ屋の居抜き物件なんてなかなかないし、マンション一体型の建物を経営する大家さんとしても深夜まで営業する飲食店よりもケーキ屋さんの方が入居テナントとして好ましいのではなかろうか。

 

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もともと自分が立ち上げたラレーヌの跡地に袂を別った自分が再入居再開店する。気さくに話してくれる本間氏だったが複雑な心境が察せられた。

 

地域の客は経営権やブランド価値ではなく、本間氏のケーキが好きだったのだということ。詳細な経緯は知らないが、腕を持った職人が報われたという私達庶民に嬉しい結末の様子。熱烈なファンと思しき人が入れ替わり立ち代り訪れていた。

 

1月27〜29日は開店セールということで1000円ごとに500円の次回割引券という実質半額セールを行っている。

 

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店先には2人掛けのテーブルが2つ。店内にもイートインスペースを作るのだそうだ。お茶かコーヒーも出す予定だという。犬の散歩中継基地がまた一つできる。ありがたいことだ。

 

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色鮮やかで美味しそうなタルトの数々。ショートケーキの印象が強かったが、タルトが充実。

 

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マロンカシスのタルトなんて名前を見るだけで心奪われる。

 

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ショコラオランジュはチョコが甘すぎず、オレンジスライスのシロップ漬けを摘んで齧りながら食べるのが美味。オレンジスライスはチョココーティングして売られているようなやつだ。

 

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洋梨のタルトはタルト生地の上にピスタチオムースが載り、さらに洋梨の果肉ゴロゴロ、ゼリー。砕かれたピスタチオが香ばしさを出し、さらに軽い味のクリームが載る。絶品ではないですか。

 

自分の誕生日ケーキはこちらにお願いしたい。

マンゴー 新年撮り下ろしグラビア

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正月の実家帰省からシンガポール旅行から帰るまで3週間ばかり実家で骨休みして頂くマンゴー殿。二食昼寝付き散歩付きの静かな生活が送れる。爺様は犬に甘く、何かと摘み食いさせてしまう。マンゴー殿も実家生活はいつも満更でもない態度を見せる。

 

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マンゴー殿も今年の5月で8歳になる。人間に換算すると最初の1年は12歳相当、以降7歳相当と言われている。英語圏では技術革新の速さの例えで1年で7年分ほど変化していく目まぐるしさをドッグイヤーなんて言ったりもする。そんなわけで、12+7×6+7×8/12で今は57歳相当ということになり、5月には人間でいう60歳を超えることになる。立派な成犬だ。円熟期に入っている。犬として何か達観してる風もある。

 

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自分でカットしたがやはり、トイプードルは鼻先を膨らませたテディベアカットなんかよりも狐顏の方が可愛いと思う。耳もフワフワのモコモコに丸くするよりも短く三角の方が好きだ。注文をつけないと暗黙の了解でテディベアカットにするトリミングサロンは、日持ちせず頻繁にトリミングしないといけないテディベアカットを業界の陰謀的に推しているのだと思う。間違いない。

 

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マンゴー殿がいないと、生活の端々が寂しい。夕食後、息子の椅子の周りに肉そぼろが落ちていると、「マンゴーがいたら、絶対に見逃さないよな」などと思ってしまう。布団に入ると枕元をシャカシャカと歩くはずがシンとして静かだと寒さが一層身にしみる。マンゴー殿の賑やかさは生活の一部として溶け込んでいることを実感して寂しさが募る。

 

 

犬用名札とたたら組立の陶芸作業記録

昔、気分転換に作った犬用名札を久しぶりに着けた。

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名前を聞かれて「マンゴー」と答えると、「え、マンゴーですか?」と聞き返されることが度々あるので作った。ショコラだのアンコだのつけるのだから、マンゴーだっていいじゃないか。何せマンゴーの名産地フィリピン生まれフィリピン育ちなのだし。ニュージーランド生まれならキウイにしたけど、フィリピン生まれだっただけだ。

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陶芸作業記録
・たたらの寸法の調整、整形
・4つの箱の組立
・箱の積み上げ結合
 
立方体が縦に乱雑に積み上がった感じにしたいのだが二通りのアプローチを検討した。
 
結合部を入念に組み合わせながら板を立方体に組んでいく。そうすれば表と裏から結合部の補強をしながら積み上げていける。しかし前回は立方体の箱が接着不十分で分解した。たたら板の反りが強く精度が低い場合には向かない。
 
もう一つのアプローチは箱を4つ先に作り上げてしまい、強度を出してから箱同士を組んでいく。今回はそうしてみたのだが、いかんせん箱の結合部の強度が出せない。ドベだけでは無理だ。先生に助言を頂き、紐を結合部の周囲に回して補強することにした。すみに紐を押し付け、コテで隙間に粘土を押し込むように押さえていく。
 
教室終わりの時間となるも、まだキリの良いところまでたどり着けない。組立の作業途中で一週間、時間を空けてしまうと乾燥して組立はとても困難になるのがわかっているので何とかくっつけるところまで粘る。
 
それにもかかわらず、ムロに入れる瞬間に結合部からもげるという醜態を晒した。再度紐を巻きつけ、補強してムロの中の壁のパイプに寄りかからせるようにして置いた。南無三。
 
次回まで崩壊せずに乾燥させられるか甚だ心配だ。
 
学び
・一面は蓋をせず箱同士の結合部を裏表から補強できるようにする。
・結合部には紐土を回し押さえつける。刷毛で水を塗りながら。
・作業するまで必要ない「たたら」は乾燥しないように保管する。
・箱を組み上げる際にはドベをたっぷりはみ出すほど使う
・万が一、隙間が大きい場合は「より土」を使う。
・作業終了時間までにキリの良い所まで終わらせるように時間配分する。
・あまり重力を無視した無理な形状は作らない。最大の問題はこれ。
 
たたらの組立に結局4時間もかかった挙句に、時間通りに終わらず後片付けを他の人に手伝ってもらう始末。還元焼成作品の窯出し品評会を行い、鹿風多肉陶鉢は思いの外、好評を博した。そのうち、自分の陶芸教室開けるんじゃないですか、作品を売れるんじゃないですかとかリップサービスに気を良くしたが、とんでもない。恥ずかしくて消え入りたい。全くもって精進が足りん。
 
本来、削るべき乾燥具合なのに前回轆轤挽きした小壺や碗が削れなかった。仕方なくこれ以上乾燥しないようにプラ袋に入れてムロに保管した。おそらく濡れた新聞紙で縁や高台部分を養生すべきなのだろうが時間切れ。こういう事態も考えるとそもそも外も内も削らなくて良いように水挽きするのは合理的だ。
 
そういえば、窯変天目茶碗を焼きたいという新規の生徒希望者さんが来た。体験陶芸を一度したことがあるだけの初心者だそうだが、窯変天目が焼きたいなんて胸が躍る。この陶芸教室は、造りたいものが明確な人には最適だ。さあ、今日はみんなでお茶碗を作りましょう、という風に強制されない。私は植木鉢ばかりだし、ボタンやイアリングなどのアクセサリーばかりの人もいる。
 
陶芸が上手くなりたい。