金魚飼育に再挑戦。エアポンプカバーを陶器で作る。

もう一度、子供達を連れて阿佐ヶ谷の釣り堀「寿々木園」に連れて行く約束をしていた。朝8時からなのだが、8時半の時点で7割方席は埋まっており、9時半には満席となっていた。

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今回は釣果は悪く、二人で1時間かけて二匹しか釣れなかった。しかし二人とも一匹づつ釣ることができ、一匹はなんとも見事な更紗琉金だった。ううむ、立派だ。持ってる。



昨年釣った金魚は死んでしまった。餌のやり過ぎで食べ残りが底に沈殿していたのをグリーンウォーターの視界の悪さで気付かず、水質悪化に気づくのが遅れた。


今回は透明なままの水で素直に育てようと思う。浮かぶタイプの餌を食べきれるだけあげるように気をつけよう。


水を透明に維持するにあたって、エアポンプの見た目が気に食わない。そこでエアポンプカバーを作ることにした。


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それがこれ。なんだか中学生の図工の作品みたいだ。いや、中学生でももっと見事なものを作るか。


取り敢えず、フランスのランスで見たゴシックのヴォールトを作ってみたかった。それからかつて訪れ、その後ISISにかなり破壊されてしまったというアレッポ城の城門と橋を作りたくなった。その上には無計画に思いつくままにゴテゴテと違法建築を積み重ねてみた。

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階段を作り、入口や出口を作り、窓を作り。ここから上がって、きっとこことここは中で繋がっているに違いない。子供達がそんな想像力を掻き立てるモノにしたかった。

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敢えて整え過ぎずに歪んだ感じに作りたい。適当に即興で作った雑さを残したい。

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エアポンプから出る空気があちこちの窓や尖塔から泡がブクブクと出るように作ってみた。実際、そのように出てくれるかは試してないのでわからない。


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泥鰌を一匹加えたい。このエアポンプカバーを寝床にして、窓から出入りしてくれたら面白い。隠れる障害物がこれしかなければ寝床に選んでくれる公算は高い。


十字架と鳥居と月と六芒星を散りばめてみた。宗教対立が無くなり、調和と平和の時代が来ることを祈って。あ、卍を忘れた。


形状はゴツいので白マットで軽やかに仕上げたい。屋根は渋柿釉薬か。階段は釉掛けすると凹凸が潰れそうなので中央に撥水剤を塗ろう。


子供達が喜んでくれると良いのだが。素焼きするのが面倒だが、壊れやすそうなのでやはり生掛けはやめた方が良さそうだ。


自分がもっと周囲を世話してあげられれば、というキャパシティに関してのグダグダ思索

 

台風24号は大きく実ってあとは熟すばかりの「藤稔」を全て吹き飛ばしてしまった。地面にも実は落ちていない。風に擦れて傷だらけだし間引き方が下手でスカスカな房だけれども粒は大きく育っていたので残念だ。とても残念だ。しっかりと支柱に固定して袋をかけてあげていたら耐えられただろうか。

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葡萄山椒の葉を食べ尽くす勢いで終齢幼虫にまで育っていたクロアゲハ。台風前には6匹は確認していたのだが、台風後には3日待っても1匹も見なくなってしまった。あの豪雨暴風からは芋虫に逃げ場はなかったのだろうか。プラスチックの箱に避難させて土間で一晩凌がせたら無事乗り越えられたかもしれないが、あの先週の自分自身の高熱の中でそこまで世話する義理もないけれども。葉もなく幼虫もいない山椒の枝が寒々しい。

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台風前後、自分が体調を崩している間に金魚も病んでいた。この金魚達はフレーク状の餌を食べるのがどうやら下手で、水底に沈んだ食べ残しの餌が水質を悪化させ、白点病を発生させていた。まだ元気に泳いでいるが鰭は溶け始めている。あと数日発見が遅かったら手遅れだったかもしれない。バクテリアが豊富なグリーンウォーターが良かれと思ったが食べ残しの餌の視認性が高い透明な水に切り替えた方が良さそうだ。

子供が名前をつけて可愛がっている手前、見捨てることはできない。ホームセンターに走り、薬浴用の薬、掃除用のスポイト、そして浮遊性の粒状の餌を買った。2000円也。

子供の遊び相手をする時間も足りず、マンゴー殿を散歩する時間も足りず、サボテンや多肉植物の植替えもできていないにも関わらず、世話をする対象をまた増やしてしまった。金魚はきちんと世話をする限り、何年も生きる。

 

 

話は変わって、連休は幼稚園の運動会だった。

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  • 剣道。自分で練習して手拭いを巻き、面や小手を器用につけていた。頭の後ろで蝶々結びは難しいだろうに。走り込んでの面の打ち込みも様になっていた。
  • 組体操も上に乗って手を広げて立てた。途中で自分の位置を見失ってしまったがお友達に助けてもらった。全部、しっかりやりきった。
  • 親子騎馬戦は肩車で走るのが怖い怖いと泣きごとを言って相手の帽子を取りにいかないので、おんぶに切り変えて走り回って逃げることに徹したら、背中から走れ走れとけしかけてきて楽しそうだった。
  • 息子はクラスの中で足が遅いが、リレーだったこともありチームとして1位となり金メダルをもらえた。走るのが苦手なことは重々、自覚があるからこそ、夜は布団の中で「運動会、楽しかった」「金メダルもらったよ」と嬉しげ。

明日はバタフライの脚を練習したい、交通公園に自転車の練習をしに行きたいと意気込みを語る。得意なことも不得意なことも向上心を持って自分から練習したいと言う、その真っ直ぐさは親としてはたまらなく可愛い。

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その一方で次男は学年全体の出し物で見事なボイコットを見せてくれた。しゃがみこんで全ての演技の放棄。ある意味、ハートが強い。同調圧力の全否定。

徒競走も覇気にかける振る舞い。なんだかな。

長男に比べて、次男に対しては褒めたり構ってあげたり、一緒に練習したりする時間が少ないのは事実だと思う。

もう少し「世話」をして付き添ってあげればあれこれ練習もするし、上達の楽しさも知ってもらえるのではないかと思っている。

 

何某かの分野で秀でた子は小さい頃から練習環境が整っていたり、親が練習の送迎の労を惜しまなかったりという背景がある場合は多い。そんな大それた水準を求めていなくとも、子供の能力の伸びは親の世話の多寡にもよるというのはしんどい現実。

 

台風後の爪痕やら疾病やらあれこれを復旧したり治癒したりの1週間だった。職場でも悩み相談やら世話をする仕事が多かった。

自分に、周囲の人達、動植物の世話をするキャパシティがどれだけあるのか。どう増やしていけるのか。

いやいや、まだ周囲の世話に時間を割くよりも、もっと自分自身の向上を図るべきなのではないのか。

悲鳴を上げている職場の同僚部下の仕事を肩代わりして上げたほうがよさそうだと思っている。

そうは言っても、練習したいとやる気を見せる息子の願いを無碍にして良いものか。もっと速く向上する可能性を摘み取って良いのか。

世話した結果が見えやすい長男よりも、次男にこそ寄り添ってもっと世話をすべきなのではないか。

そんなことをグダグダ、グダグダと思案している。 

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自らの怠惰を戒めてもっと無駄な時間を惜しんで世話をしたら、葡萄も実り、クロアゲハも羽化し、長男はさらにあれこれが上手になって自信をつけ、次男も上達していく楽しみを覚え、金魚も元気になり、多肉植物も植え替えられてまた根が育ち、庭の菊も美しく咲くのではないか。同僚部下も困難を乗り越えやすくなるのではないか。

 

面倒臭がり屋で楽をしたい、怠けたい性分なのだが、なかなかそうも言ってられなくなってきている。

 

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病床の犬友 自分が死んだらを想像してみる

突如悪寒と頭痛に襲われて倒れた。朦朧としながら電話会議を終えて寝る。

 

体温計を図ると39.3℃。ああ、こりゃ明日はダメだわと早々に諦めがつく。金曜日だったのが救いだ。胸が締め付けられる苦しさと関節の痛みと。蝦のように背を丸め、呻く。ウー、ウーと声を出すとなんとなく痛みが和らぐのだよな。

原因と考えられるのは

  • 仕事のストレス
  • 賞味期限が3日過ぎて食べた土産の信玄餅
  • 流行りのウイルス

どれも体力気力があれば問題はなかったのかもしれない。意識の上では問題ないのに身体がついてこない状態とはこういうものなのだろうか。

 

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氷(保冷剤のこと)を持ってったらいいよ

ゆっくり寝なきゃダメだよ

午後も治らなかったらアイスクリームを食べてもいいよ

お医者さんに行って歯磨きの絵本を読んで待ったらいいよ

息子達があれこれ助言をしてくれる。考えてみたら、彼らの方が経験豊富なのだな。

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本を読む良い機会だとも思ったが頭痛で本も読めない。テレビをつけてもやかましく感じる。案外、何もできない。

 

ひきつるように胸が苦しくなるのは初めての経験だった。何か重大な疾患である可能性もあるし、早急に適切な薬を飲んだ方が良い事態かもしれない。医者に診てもらった方が良いことは頭でわかっていても、とてもではないが自転車に乗って内科医に行く気力が起きない。タクシーを呼べばいいのかもしれないけれども、それすら煩わしい。

 

案外、こうやって手遅れになるものなのかもしれない。合理性で考えたらリスク管理としては最悪の事態に備えて多少無理してでも医者に診てもらってただ薬を飲んで安静に過ごすだけでよいのか緊急対処が必要なのかを確認すべき。寝れば治るだろうというのは運任せで無責任とも言える。

 

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何もすることがないので、単に風邪で済まなかった場合のリスクシナリオを検討してみる

入院する事態になったらまあ、傷病休暇を取るか休職してから復帰するだけの話だ。長引いて職を変えなくてはならなくなってもそれまでの話だ。家族にとっては妻は大変だろうが長期出張に行っている状態とさして変わりない。

 

仮に長期休職の挙句、今よりも収入の低い職に変わるとしてもそもそも贅沢な暮らしをしていないしもう1、2段階生活水準を落とせる自信はある。外食を一切やめ無駄な衝動買いも禁じたらよい。自炊も楽しめる。酒も断てられるし、月に1、2本ほど4合瓶を買って自宅でちびちび飲む程度でそもそも満足している。陶芸を止めるのは気持ちの上で残念だな。月に6000円の作陶費は維持したい。

 

あっさり、ぽっくりと逝ってしまったらどうなるものだろうか。

仕事はどうでもよい。機能しなくなった歯車の替えは遅かれ早かれ見つかる。

家族も遺族基礎年金と厚生遺族年金に加えて妻が働きに出れば経済的にはやっていける。高円寺ならば都内の大学には下宿せずに通えるだろう。授業料の高い私立は難しいが、勉強が好きで優秀ならば奨学金を目指して欲しいし、勉強が好きでもないならば高い私立大学など必要ないと思う。

 

長男の心には深く残ってしまうかもしれない。まだ幼い次男は案外、忘れてくれるのも早くて、記憶の薄い小さい頃に亡くなった父ということにでもなるのではないか。

 

あまり始末してもらうものもない。別に隠しているエロ本があるわけでもない。私個人のものも全て捨ててもらって構わない。

 

数えてみると70近くになる多肉植物の植木鉢。これは家族では世話できないだろうな。枯らしてしまうのは忍びないので園芸好きな実家の親に好みのものだけ引き取ってもらって、残りは売っぱらって欲しい。

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気がかりなのはマンゴー殿だ。私がぽっくり逝っても妻には子供がいて、子供には妻がいて、それぞれの世界が広がっている。しかしこの犬は私への依存度が高いように思う。今も病床を一時も離れずに付き添ってくれている。私を一番心配してくれているのはもしかしたらマンゴーかもしれない。もう9歳。家族の中では順当に行けば最も早く寿命がくるはずだが、彼ばかりはきちんと看取ってあげたい。

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あれこれ考えたが、働けない程度に後遺症が残るのが一番しんどいとの結論を得た。ではあっさり死ぬのと、後遺症を負って生きるのとどちらが望ましいのか考えてみた。脳味噌と利き手一本残ってくれたら、やはり子供の成長を見守りたいし生きたい。頭が明瞭なら子供の話し相手になることも相談に乗ることもできる。我が身の不幸を嘆いて卑屈にならないメンタルを維持するのが課題か。

 

どんなことがあっても生きたくて生きれなかった人達がいることを思うと不謹慎な考えかもしれないが現時点で考えたことはこんな感じだ。後年振り返って今の考えをどう思うだろうか。

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来週から中国は1週間の休暇らしく、この土日は労働日としている企業が多いようだ。中国の同僚から、電話してよいか、この資料を確認してくれ、相談がある、と何件も連絡が来ている。さすがに勘弁してもらいたい。彼らが休暇の前に仕事を片付けるために病床の身で自分をさらに追い込んで付き合う義理もないだろう。土曜日は放置させていただくことにしていたが、結局日曜の夜に電話相談を受けることになりそうだ。

 

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ひたすら発汗して水分補給。食べるのはお粥のみ。体重が1kg落ちていた。1週間ぐらい寝込めば3kgぐらい痩せるだろうか。その場合、筋肉と脂肪はどちらが多く落ちるのだろうか。

結論としてグリーンダカラが予想外に素晴らしい。味もおいしい。昔からの贔屓でポカリスエットを飲んだが、もう少し頑張らないといけないのではないか。


丸2日寝て、医者に行く程度に熱も下がって気力も出た。心電図も胸のレントゲンも採血もすることになって嫌な予感もしたが、特に問題は見つからないとのこと。薬を処方され、養生しろとのこと。それでも明日には出社しないとならんだろうな。

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長男が命名した「なみなみ」君。杉並区の釣堀で釣った杉並在住の金魚だからだそうだ。

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次男が命名した白の出目金は「ボーノ」君。Buono。イタリア語でつけたわけではなく、アソボーノが好きだから。

阿佐ヶ谷駅前の釣堀「寿々木園」に幼児デビュー

雨が降る様子もなく、曇天で陽射しも強くない。これはかねてから検討していた釣堀に息子達を連れて行くにはうってつけ。

 

  • 阿佐ヶ谷駅前徒歩3分の好立地
  • すぐ脇にローソンがある
  • 金魚は食いつきが良く辛抱のない幼児でも楽しめる
  • 手ぶらで遊べる。竿、餌は用意される。
  • 竿、餌込みの1時間600円は都内最安料金
  • 病気持ちですぐ死んでしまう露天の金魚と違い、健康な金魚
  • 露天の春夏秋冬に適応した金魚
  • 釣れない場合に金魚をサービスしてくれるかは不明。そもそも釣れないことなどあるのか不明。

阿佐ヶ谷駅南口徒歩3分という好立地に「寿々木園」という露天の釣堀がある。大正13年創業の老舗だ。池は3面だが、かつてはこの2〜3倍の敷地を誇ったという。

手放した土地に建てたアパートの不動産賃貸収入で趣味の釣堀を経営しているに違いない、と夫婦で勝手な推測をしてみた。この釣堀も潰してマンションにして賃料を取った方が儲かるに違いない。そこを敢えての釣堀経営というのに矜持を感じる。あくまで推測だけれども。

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手前が金魚、奥が鯉やフナだそうだ。水深は1m程度だそうだ。水泳プールが冬に釣堀として活用しているような所と違い、通年で釣堀だ。

 

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釣堀自体は8:00〜18:00の営業。私達は10時に到着した。1時間600円で餌、釣竿は全て用意してもらえる。暇つぶしにぶらりと来られるその手軽さが良い。市ヶ谷の釣堀は大人780円、子供も3歳から450円かかる。竿も餌も用意してもらうと追加で100円づつかかる。比べると寿々木園は駅からのアクセスも最短でありながら都内最安料金。良心的な値段が際立つ。

 

煙草を吸いながらのんびり釣っている人もいるので、風下を避けながら陣取る。金魚池は席の半分程度が埋まっていた。1人客はご隠居と思しき男性が多いが、若い家族連れもちらほら。


のどかだ。小遣いをもらって、コンビニで買ったビール缶かカップ酒でも飲みながら、釣竿を水面に垂らす。是非、私の定年後にも月に2度ほど組み込みたいプランだ。

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浮きから釣針までは40cmほど。釣堀の水は緑色に濁っていて水面から15cm程度しか見えない。金魚にとっても遠くから餌を視認することはできないだろう。長いこと釣られずに育った大物がいてもおかしくない。そう、水が汚いわけではないのだ。金魚が健康に育つグリーンウォーターというやつで、かつ未知との遭遇という演出もしてくれる。池の底まで見渡せたら興ざめだ。

 

餌団子は水に入れると、途端に小魚につつかれる。反応がなくて暇ということはなく、「あー 餌取られちゃった」と嘆きながら餌を付け直して投入する繰り返しで案外、退屈はしない。

 

開始して30分ほどで、小赤などのフナ型の金魚だけでなく10cm以上のかなり大型で綺麗な四つ尾の金魚をありがたいことに兄弟ともそれぞれ釣り上げた。しかしそれ以降は釣果無し。昼前後は金魚の反応は鈍く、釣るならやはり朝か夕方17時以降だそうだ。

釣針には返しがないので、口から外すのも容易。しかしバラしやすいとも言える。釣果は各自1時間で2匹づつ。餌は半分以上余ってしまった。1時間はあっという間で、長男はまだ釣りたいとごねたが次男がもう1時間は持たなさそうなので潮時だろう。各自3匹まで持ち帰れるそうだが、1匹づつ持ち帰ることにした。追加50円で綺麗な水にエアを入れてくれ厚手のビニール袋に入れて持ち帰れる。

 

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一匹は出目金の白変個体。目玉も赤いとアルビノということになるが、目玉は黒いので白変だろう。釣堀の中は出目金は黒ばかりだったので白変は珍しい。しかもなかなかの大物。

 

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もう一匹は和金だろうか。赤と白混じりのものを更紗という。赤勝りの更紗和金の四つ尾だろうか。琉金というには胴が長い。鼻先から尾鰭の先までは13cmほどもある。それにしても優雅な形の良い尾鰭を持っていて元気に泳ぐ。これは補充し続けている金魚というよりも大当たりのご褒美金魚だと思われる。

 

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家に帰って金魚を置き、それからホームセンターでエアレーション付きの45cm水槽と10mの延長コード、それから大磯砂利を急遽購入した。

 

子供と一緒に大磯砂利を洗い、煮沸してカルキを飛ばした水とメダカの睡蓮鉢の緑色に馴染んだバクテリアが豊富な水を混ぜた。温度合わせをし、3時間後に放流。今のところ元気に泳いでいる。水が緑色で透明度が低いと鑑賞性が下がるので、エアレーションのフィルターにバクテリアが定着するのを見計らって潅水を繰り返して透明な水にしていきたい。

 

エアレーションの装置が貧相で見栄えが悪いので陶器のカバーを作ろうかと思う。白壁黒屋根の陶器の建物はどうだろうか。

 

子供達が予想外の大物を二匹も釣り上げたものだから1200円の遊興費で終わるはずが水槽代、延長コード、砂利や餌代を合わせて追加4000円もかかってしまった。金魚にもそれぞれ1500円以上の値はつくと思うのでよしとしよう。

 

子供達に名前をつけてはどうかと提案したところ、長男曰く、「あさがや」君ではどうかと。次男は明日決めるとのこと。

 

いつか廃墟水槽を造る為に デカン高原最強のタウラターバード要塞

気温は42度だそうだ。4から5月は全く雨が降らない。

 
馬鹿だ、自分は。こんな高温乾燥した強烈な日差しの下を歩いて回るには軽い綿でできたダボダボの長袖、長ズボンが正解に決まっている。サハラ砂漠ベドウィンスタイルであり、インドの長クトゥラだ。それをよりによって日焼け止めクリームはムンバイに忘れ、短パンTシャツという土地気候に慣れてない白人観光客丸出しな格好できてしまった。救いは昨日、アジャンタで麦藁帽子を買ったこと。

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アグラバード郊外にある12世紀に築かれ17世紀のスルターン朝とムガール帝国との4ヶ月にも渡る戦役の舞台になったという巨大要塞タウラターバードを訪ねた。地上部の広範囲が城壁で囲まれ、200mの高さの丘の頂上までを幾重にも石積みの壁や櫓門が張り巡らされている。

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要塞好き、廃墟好きは一見の価値のある大規模な要塞ではなかろうか。外観の崩れ朽ち具合に反して、一部、砦の中を廊下や階段を登り進めるのも変化があって楽しい。

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突き出た崖の縁に大きめな楼閣が建っており、ファサードにはまだイスラム文様のタイルが残っている。往時はさぞや荘厳だっただろう。少し高みから同じ建物を見下ろすと、かつては更に高かったであろう建物が崩れていることがわかる。元々は何階建てだったのだろう。

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廃墟の魅力は栄えた往時を自分の想像力で補う愉しみだと思っている。十分に朽ち果てていながら、想像を惹起する手掛かりが十分に残っている、そんな廃墟が素晴らしく、ここの要塞は素晴らしい。

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日本の城でいう三の丸あたりで深い堀がある。一度、橋を落とされれば攻め上がるのは相当困難と思われる。この乾季、暑季でも堀の中に水が溜まっているのは流石だが、昔もこの緑色の水は煮沸さえすれば飲むことは可能だったのだろうか。サイフォン原理で遠くの貯水池から水を引けるようになっていたとのこと。

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岩壁は登れないように削り取られたらしい。その他に頂上に向かう方向に偽の門を造り正しい門を反対方向に造るなど侵略者を混乱させる仕掛けがふんだんに有るとのこと。

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ところどころの突き出た地形に円柱状の砲台があり、その上には大砲が据えられている。

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ほぼ山頂には比較的広い平坦部があり、三方を見渡せる楼閣がある。どうやら当時はそれなりに装飾もされていた天守閣のような場所と思われる。ここよりさらに上がるとまた砲台がある。なんといっても規模が大きい。要所に十分な兵力を据えるならば相当な軍勢になりそうだ。デカン高原で最強の砦の一つとされていたという話も説得力がある。

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頂上で道中に一緒になった若者たちの昼飯のご相伴にあずかった。チャパティにカレーという王道。辛くもなく、安心して食べられる味。返礼に柿の種とパチパチキャンディーを差し上げた。

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彼らの腕と比べると私の腕はモヤシのように白い。食器を使わず、チャパティでカレーを掬うようにして食べるのだそうだ。

 

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それにしても、そこら中で写真を撮ってくれとせがまれる。それこそ、壮年の家父から家族と一緒に撮らせてくれだとか、青年達にセルフィー棒で一緒に撮ってくれだとか。四海波模様の青いシャツに麦藁帽子、青い短パンというインドでは見かけない風体で、比較的気の抜けた顔で歩き回っているので声もかけやすいのだろうか。
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42度の酷暑の中を駆けっこして負かされた女の子。

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日本ではこんな女の子がおっさんに写真を撮ろうと誘うことなど考えられない。

 

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安いスマートフォンの普及はインド人の写真好き、撮られ好きに火をつけ、そこら中で勇ましくポーズを撮って写真を撮る様を見かける。そんなセルフィブームは私のような観光客にも、こちらから声を掛けることなく写真を撮らせてくれる被写体があちらから寄ってくるという恩恵をもたらしてくれる。
 
こんな立体感にあふれた廃墟を陶器で造り、120cm水槽に沈めて緋泥鰌を何匹か飼うのが私の密かな夢でもある。水草に適度に覆われた廃墟のアーチや柱の間を潜るように緋色の泥鰌に竜のように長い体をくねらせながら泳いでもらったら幻想的ではなかろうか。
 
 

睡蓮鉢のメダカ

 

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数ヶ月前、メダカをホームセンターで10匹飼った。120円だった。

 

売値は1匹12円。そうなると原価はいくらなのだろう。生産元から販売店までの移動やプラ袋に小分けして酸素を入れる手間などを考えると儲からなさそうだ。何せ原価が仮に5円だとしても粗利が一袋70円。輸送中や店頭で死ぬ奴もいるだろうに。売れ残れば酸素を補充し直す必要もある。熱帯魚コーナーのないホームセンターなので、下手したらその手間を惜しんで酸素が欠乏して死んだら廃棄される恐れだってある。

 

最初は黒っぽい体色だったものも数ヶ月で大きくなり、緋色になってきた。

 

玄関外の睡蓮鉢で飼っている。モミジの木陰に置き、ホテイアオイを浮かべているだけの変哲もない鉢だ。直射日光は当たらないので水温も比較的安定しているかと思う。ちなみに睡蓮鉢はモミジへの湿度補給の目的もある。

 

猫多発地帯だが、メダカほどに小さいと狙われることもないらしい。野良猫が睡蓮鉢の水を飲みにくるらしいので、それでも喰われずにいることを思うと猫の捕食対象外らしい。金魚はやはり猫に喰われてしまうだろうか。

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メダカを飼ったホームセンターでメダカのエサを買い、それを2日おきぐらいにげている。エサ代のほうが高かった。

 

おまえさんたちはたったの12円で売られてしまったのか。道に落ちていても拾わないような金額ではないか。そう考えると不憫で慈しみたい気持ちになってくる。


なにぶん狭い睡蓮鉢ではありますが、のんびり余生を過ごしてくださいな。

 

R座読書館 水槽の席

R座読書館の最前列左手にある水槽席。そこには幅60cmほどの水槽の前に奥行き25cmほどの板が渡してある、小さな空間。



ブラウニー、珈琲碗、急須を並べる。



黒茶の珈琲の水面に明るく照らされた水草の眩しいほどの若草色が映り込む。絶景かな。



ネオンテトラが左右を何もすることがなさそうなのに忙しなく左右を行き来する。それにもまして、神経質なほどの速さでヌマエビが前脚で何かを掻き込んでいる。時折、ベタが水槽の主のように優雅に横切る。それら動きも一切の音がなく異世界を眺めているようだ。日常や街の喧騒から遮断する仕掛けか。


ぼんやりと動きのあるモノを眺め続ける。これを我が家に取り込みたい。