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彦根城

旅 遠出 史跡

まず一度は訪れる価値がある。見所満載、そして京都からも電車で1時間の近さにあり、遠足には申し分ない。姫路城がしばらく改修中なので観るべきは彦根城ではなかろうか。


博物館では能面や能、鎧兜や数振の太刀から豪華絢爛な着物や掛け軸を拝める。そして御殿では美しい日本庭園、唐紙の綺麗な御所や寝所を見学し、城郭に入れば、ああこれが「ひこにゃん」かとテレビでしか見なかったマスコットに会える。そして日本に現存する4つしかない国宝城郭のうちの1つである彦根城天守閣を始めほぼ全域を見学できる。


城郭好き、歴史好きはもちろんのこと、急な階段を上ったり、「ひこにゃん」目当てに子供も楽しめよう。写真好きには被写体が溢れている。京都をまわる外国人には姫路に行く余裕が無くとも、彦根には是非足を伸ばして欲しいものだ。


なんとも勿体無いことに、軍事拠点として反政府勢力に使用されることを危惧した明治政府が廃城令で多くの城の取り壊しを命じたらしいが、実際には火災や震災で損壊し資金不足で再建されなかった城のほうが多いらしい。ちなみに現在は詳細な設計図が残っており、当時の材料と当時の建築方法で建てる場合に限り文科省により再建が許可されるらしい。そんな硬い事を言わずに、概観を伝統様式に倣った20階建ての城郭建築でも造ってみればよいのに。



実用性を伴った彦根城は段差の高い登り道から始まる。渦巻くように右折を繰り返し、後に渡る橋をくぐりながら上へ上へと目指す。


汗が噴出し、息が乱れた頃に抜群のタイミングでかき氷の旗が。


時鐘の脇の茶屋で薄茶を頂くこともできるが、まだ先を急ぐ。


堂々とした線対称の本丸。姫路城ほどの高さは無いが、白壁に灰色の瓦のコントラストが美しい。


この整然とした屋根瓦の配列とその微妙な濃淡のモザイクも好きだ。


琵琶湖を望む。


急な階段を上り、天守閣へ。


天守閣は中央に柱を置かず、空間が確保されている。破風屋根の下にも小部屋があるのだとか。


木陰から覗く天守閣を撮ってみた。それにしても楓の葉はほぼ無傷だが、なぜ桜の葉はこうも虫食い穴だらけになるのだろう。


浮世絵の細かく砕ける荒波の描写のような。