輪島塗

輪島の店で見た際には何故こんなに高価なのかといぶかしむ。しかし茶屋で食事と共に出されてその美しさを再認識。



124行程も経て幾重に塗られた漆器は耐久性が増す。一生使い続けられる普段使いの椀ならば13000円という値段も納得できる。しかしその一方で50 60行程ほとで造る5000 6000円ほどのものがあればとも思う。



無光沢の漆器より、光沢のある筆跡を残した様式が好みだ。生漆を重ねた木目の透けるものは尚良い。