北野天満宮 天神市

京都を散策しようと思い立ったその日が各月の25日ならば、あるいは何がしかの受験勉強中であるならば、そして梅の季節ならば訪れたい神社。言わずもがな、政争に敗れて怨霊となりつつも学問の神様として菅原道真が祭られている。


毎月25日は北野天満宮で天神市が開かれる。おそらく出している店は弘法市なんかと同じなのだろう。しかし市はなんであれ楽しい。


境内には多くの人。瑞饋祭の前ということもあり、華やかな神輿や装束の展示がされていた。瑞饋祭は10月1日から4日まで行われるらしい。





参道にはたこ焼、唐揚げ、焼き蕎麦、金魚掬いなどの定番の出店が並ぶ。境内の外にも取り巻くように骨董品や、古切れ屋、雑貨屋などが並ぶ。




境内向かって左手には植木屋などが固まっていた。野草、茶花を売っている店が多いが、中には常盤忍が一鉢250円で売っている店もある。プラスチックトレイ一杯に詰まった玉苔や杉苔、灰苔を250円で売っている店もある。様々な紅葉の苗を売ってないかと期待したが、南天や紫式部や蕨なんかは売っていても紅葉は置いていなかった。庭に植えるべく苔と常盤忍を買って帰った。