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鞍馬の火祭り

940年に平安京内裏の由岐神社を鞍馬に遷して以来、遷宮とその霊験を後世に伝えるべく行っているそうな。


淡々とした祭が多い京都にあって、褌を締めた男衆が豪壮に巨大な松明や鉾を担いで練り歩く。鞍馬の集落の男の元服の儀式を兼ねており、神輿が下りる際に綱を引くと子宝が授かるとあって集落の女性も多く参加すると言う。



別に観光客から入場料や参加料をとるわけでもない。周辺の店も閉じてしまうか、馴染み客の貸切となる。観光客を収入源にするような動きがあまり観られない。


あくまでうちらの関心事は祭であって観光客の相手なんてどうでもいいのですという姿勢が好感が持てる。未だ遜色することなく、鞍馬の集落の人の中で活きている祭のようで観ていて嬉しくなる。大勢が見に来る一大観光イベントではあるが、氏子が執り行う祭の精神のようなものが感じられる。


まあ、そんなわけで狭い集落に過剰な観光客は、畑の中や道の脇に追いやられ、殆ど祭りを観られない場所で右往左往することになる。幸い、いろいろと事前に情報収集したので、数メートルの至近距離で寛いで眺められたし、帰りにも電車を待つことなくすんなりと帰ることができた。