ゴリラと木村英輝

ゴリラはよく観ると随分と優しい目をしている。何百キロの怪力のはずなのにそのがっしりとした体躯は包容力があるというかなんというか。


京都の動物園に木村英輝画伯が描くゴリラのほうが「動的」「野生的」「粗暴」な印象を受ける。


ちなみに無数の鳥類画を描き続けた上村松篁のような画筆で哺乳類を描く日本画家がいてもよさそうなものだがいないものか。