松灰釉の器


京北の陶芸家の工房にお邪魔した際に轆轤で作った器に松の灰釉をかけて焼いて下さったもの。緑がかった透明釉でなかなか味がある。松には鉄分が多く含まれることによる。これは嫁さんの飯茶碗となった。



紐作りで作った指の跡が凸凹とついた器にはカラムーチョがよく合う。全くもっての私見だが。そこは罅が入っていたりするのだが、まあ実用性に問題ない。


そういえば小生の通う陶芸窯には松灰釉はない。土灰、珈琲灰なんかはあるのだが。楓の灰、桜の灰なんかはどんな色になるのだろうか。あるいは仙人掌。


ああ、今年に入ってまだ一回も陶芸教室にいけていない。月に二回はいくと正月に書いたばかりなのに。轆轤廻したい。土に触りたい。