たけのこたけのこにょっきっき


美術品修理工房の友人に京都で昼に掘ったばかりの筍を御裾分けして頂いた。淡竹と書いてハチクと読む。孟宗竹と比べ、あっさりとした味わいなのだとか。新聞紙を開くと若く青い香りが広がる。なんとまあ絵になる食材だこと。



1にょっき 筍の味噌焼
2にょっき 筍の吸い物
3にょっき 筍御飯
4にょっき 筍の木の芽風味の酢味噌和え
5にょっき 塩麹筍きんぴら




今までは筍の水煮ばかり使っていたが、生の新鮮な筍は歯応えと風味が格別。



湯がいた後にグリルで焼き、焦げ目がついたらさらに味噌と味醂を混ぜたものを塗って焼いた。先のほうはなんとも柔らかくて、筍の特上ロースみたいな部位だ。一方で底の方の部位も全て捨てずに使ったのだが、少しアクが出ていた。アクは切り株の方から新芽へと広がっていくものなのだろうか。次回はもう少し気をつけて下部は一晩しっかりアク抜きしよう。


筍は皮を剥くと思いのほか量が減ってしまって味噌和えやきんぴらをつくるまでの量が得られなかった。トマトやら胡瓜と丁子麩の辛子酢味噌和えやらをつくって食べたが、とことん菜食だな。嫁さんの母乳も旨くなること確実。