琴滝

二人暮らしというか、一人と一匹生活なのだが平日は全く構ってあげられないので週末は京丹波へマンゴーを連れていくことに。桂川上流に遊び、ドッグパークで走り、縦貫道入口の琴滝へ足を延ばした。


駐車場からは散歩にちょうどいい山道で、奥まった所に滝がある。高さ約40mの1枚岩の上部から落差約43mを13弦の琴の糸のように水が落ちる京都最大の滝ということだったが夏の暑さで干上がっており水流は寂しいものだった。そこでご一緒した男性が冬に訪れた際の写真を見せてくれたのだが、2月の滝は上まで凍って見事な氷瀑布となっていた。季節ごとの滝を鑑賞する楽しみ方もあるようだ。それでも脇の坂を上がって石の不動さんを拝み、滝壺の周りを走り回り、滝水を飲んだりとマンゴーは楽しんだ様子。


次から次へと観光客が訪れ、中でも女性二人組やカップルが多かったのだが、滝の水流が少ないので皆さん専らマンゴーの撮影会と化していた。ときたま、「犬を座らせてもらえますか」「こちらを向かせてもらえますか」などと頼まれ動物園の飼育員のようだった。若いお姉さんにたくさん構ってもらえてマンゴーも満足してくれたことだろう。