御在所岳と鹿の湯


嫁さんの誕生日を祝いに三重は「湯の山温泉」へ。京都から高速道路で四日市まで1時間程度。さらにそこから15-20分と直線距離以上に近く感じる。



鹿の湯ホテルの裏の坂道から数分でロープウェイへ。開設当時はいくつもの世界一記録を樹立した50年経っても壮観な乗り物。支柱の高さは60メートルを超え、もっとも高いところではゴンドラは地上から150メートルも上を浮遊する。




この稜線を登っていく登山道があるらしい。3kmの距離を3時間程度かけて登る。剥き出しの岩を登るような個所もあり、なんとも雄大な景色。いつかは登ってみたいものだ。かなりの傾斜ではあるのだけれども、最悪山頂まで登ったらロープウェイで降りてしまうこともできる。



宿からはこの雄大な山々を見上げることになる。宿は朝夕ともに部屋食が可能でほかにもたくさんの幼児連れがいたので4か月半の息子を連れても快適に泊まることができた。蒲団を敷きに来てくれた爺様いわく、社員団体旅行もめっきり減り、インターネットなんかで知って泊まりにくる若い子供連れが随分と増えたという。部屋食サービスは別途3000円なりを徴収するようになった旅館も多いと聞くが、鹿の湯は追加料金を取らないことで若い家族を惹きつけているらしい。


温泉地ありきで旅館を選ぶのではなく、旅館のサービスから温泉地を選ぶ時代。