さらに陶鉢造り


瑞雲を彫った後に白化粧土を溝に入れる。前回は鉢がもう少し乾燥していたのですんなり象嵌できたのだが、今回は鉢が生乾きなので綺麗に削ることができなかった。不定期に通いで造っていると作業すべき状態の時に作業できないのだな。もう、素焼きしてしまって紙ヤスリで処理することにする。なんとなく鉢を割って、ドベでくっつけた。半乾きだったので、手で千切るような状態。もっと乾燥していれば歪むことなくパキパキと割れるのだが。



追加で4個、水引きした。
一つにはドベ状態になった土を表面になすりつけてみた。平面と凸凹が入り混じったら面白いかと思ったのだがどうなることか。
一つは壺のような曲線。わりと均一に挽けた感触がある。赤荒土は白荒土よりも挽きやすい。今度は似た曲線で上部を閉じて首をつくり、完全な徳利状態にしたいがその為には、かなり上に挽き上げないといけないのだろうな。耳でも付けて焼締めるか。「緋襷」なんてやってみたいのだけれどもやらせてもらえるか不明。
一つは寸胴な鉢。このままでは面白くないのでどう悪戯しようか思案中。銅錆釉とか使わせてくれんものかな。