四海波の開花


今年は四海波、調子が良いようで。身の丈からしたら不釣り合いなほど大きな金属光沢の黄花を四輪も咲かせた。何が良かったのかは全くわからない。穴の開いていない陶器なもので、水をかなり絞って育てていたのが良いのだろうか。



花には興味無く、葉の形状が面白いから育てていたのだが、咲くとやはり嬉しかったりする。黄瀬戸に黄色い花はなかなか合うではないか、と結果オーライなことを想う。黄瀬戸の器も焼き上がった際にはとんだ失敗作だと思ったが、ずっと家に置いておくと目が慣れてくるというか、感性が堕落したからなのか、不思議とこれはこれで良いと思うようになってくる。