精進料理か?

栗御飯を炊きこんだ。正月に余った市販の甘栗を転用。自分で鬼皮を焦がして、剥いて炊きこんだ前回の栗御飯のような風味も感動も無し。鮮度で風味にここまで差が出るものなのか。甘栗の加味された甘さも重くていまいち。


他にもほうれん草の胡麻和え、丁字麩と胡瓜の辛子酢味噌和え、それから豆腐の味噌田楽を作った。


食べたいものを数品、作ってみたら気がついたら全て肉無しの野菜料理。精進料理と言えなくもない。自慢したくなるような見た目の華やかさは無くとも、素朴な味が好きなのだろう。只管地味好みであることを再認識して苦笑。都会の話題の料理で豪勢な食事を頻繁にするより、鮮度の良い海や山の幸が手に入って自分で調理して団欒で頂く日常の方が遥かに贅沢で素敵なことだと思う。そういう価値観なわけだ。しかし今の住まいと職からすると、それは本当に手の届かない贅沢でもある。


ことしも地味に頑張りましょう。開き直って、地味さを追求する一年でもいいかもしれん。それはそうと1月、2月は仕事に精進しなければな。