腐った謝罪

もし仮に自分の子供が「買ってきた」と言っていたものが実は万引きしたもので、嘘をついていたことが判明したとする。


「支払い忘れを万引きととられたのなら遺憾です。誤解を招き申し訳ありません。」


とか


「万引きへの認識が甘かったと認めざるを得ません。」


はたまた


「家族と世間をお騒がせして申し訳ありません。」


こんなことを息子が抜かしたら、横っ面を脊髄反射的にひっぱたいてしまうかもしれない。それは息子への愛情と期待、そして息子が腐っていることへの懸念の裏返しだと思う。


1番目は誤解を招いたことへの謝罪で万引きを認めてはいない。
2番目は認識の程度を論じているだけで謝罪する気があるのか不明。
3番目も騒がせたことへ謝罪しており、万引きの非は認めていない。


正しい謝罪は「もう万引きは二度としません。ごめんなさい。」であるべきで、そう言える人に育ってほしい。


つまり、私は上記のような謝罪をする輩を腐った人だと思っている。そして如何にそんな人が世の中には多いことか!