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彦根城

建築 旅 遠出 紅葉 もてなし


この季節、紅葉の新緑の下を歩くのがなんとも気持ちよい。息子を彦根城へ連れていった。曲がりくねり、リズムを狂わすような石段の配置のされ方はバリアフリーとは対極の概念。そりゃ、城だもの。ベビーカーは太刀打ちできず、息子を背負って歩くと背中はあせびっしょりとなった。


明治に入り各地の城が廃城令で破壊され、売却されていった中、残された数少ない城の一つ。古い時代のものを大切に保管し積み重ねていくというストックの概念よりも新しいもので塗り替えていくという志向のほうが強いのかね、日本は。各地の城を壊す必要はあったのだろうか。旧時代の象徴を壊すことなく意識を刷新できなかったものか。勿体ない。



さすがは徳川四天王と言われた譜代大名で最大石高を誇った井伊家の根城。白い漆喰に黒い瓦は気品があるな。中になど入ること叶わなかった多くの人にはさぞ眩しく見えたのだろう。




なんだか彦根城の主であるかぐらいに奉られている。記念撮影される際の仕草もばっちりきまっていたが、まだ息子の関心対象ではなかったようだ。