息苦しさ

スーツやワイシャツをきっちり着て、革靴を履いて、地下鉄を乗りこなして日々暮らす人達がなんだか凄く思えてしまう。


息つく間も無く働いて、バリバリと稼いで、流行りのモノを知りつつも少し冷めていて。ようわからん高い時計なんぞを腕に嵌めて。


理解できない価値観の人達だからなんだか異質で畏れてしまう。実際にそんな人間は東京でも数%だと頭でわかっていてもそんな人が多そうだと何故か感じてしまう。誰からなのか、何故なのかわからないが自分もそう振舞わなければならないかのような空気を感じる。


都会の息苦しさとはこの感覚を言うのだろうか。