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清水 三塔庵

八坂の塔の脇を登り、三寧坂の賑わいを抜け、きつい山の先にある宿。キャリーバッグを引いて歩くのはお勧めできない。素直にタクシーを使うのが良い。





山門の石段を撮って気づいたのだが、牡丹が描かれており、それも今は掠れてしまっている。それが良い。


Webで見る写真はどれも素晴らしいものばかりで、どうやら専門の筋に作ってもらったと思われる。古風な木造の建物と和の客室を期待していたのだが、客室はペンションさながらで興は無し。縫いぐるみが置いてあったりと、世界観作りが中途半端になってしまい、古い建物を残した洋風民家そのままなのは残念。


しかし朝食を頂く和室は一面が大正硝子の嵌った硝子戸で、京都駅や清水の眺望が得られる。


朝食は二段重で焼き立ての西京鯖味噌焼きや卵焼き、縮緬山椒御飯など、期待を大きく超える美味しさだった。こんな上等な朝食が付くならば一泊9000円という値段もあながち高くは感じない。もっと朝食を宣伝しても良いのではないか。接客も丁寧で素晴らしい。



訳のわからん縫いぐるみや置物なんぞを取り払ってシンプルに和の趣きを高めれば更に好みなのだが。洋風部分とのギャップが大きく、写真を信じるとだいぶがっかりする。なんだか素材の良さを生かし切れていない印象が強い。