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温泉旅館のホームページの過剰美化はすべき

旅 遠出 思索

蒼の山荘はホームページを拝見して受ける印象を100とすると、実物を見た印象は40程度だったりして、過剰美化が甚だしい。しかしその代わりにホームページでは想像できなかった苔生す内風呂の素晴らしさがあって、結果としては予想外の満足が得られたのだが。


温泉旅館に宿泊する日数平均が年間6,7日というのは世の中の温泉好きに比べて多いのか少ないのかよくわからない。温泉好きと称する人達の平均はどの程度なのだろう。定年退職した隠居ならいざ知らず、勤め人としてはそれなりの温泉好きではなかろうか。しかしそこそこ温泉愛好家の私でも振り返ると、同じ温泉宿に再訪した経験と言うのは非常に少ない。


また機会があれば、もう一度泊ってみたいと思わせる素晴らしい宿は8軒に1軒ほどの割合で出会えたが、実際に再訪した宿は生涯通算で5軒もない。それなりの規模の名湯と呼ばれる温泉街だと泊ってみたい宿があちらこちらにあって、温泉街に再訪しても別の宿に泊ってしまう。


つまりはそこそこの温泉好きでも9割方が一見さんであり、実際リピートする客というのはかなり少数なのではないだろうか。そう考えると、「じゃらん」のようなランキングサイトで良い口コミと評価点を獲得すべく正攻法で戦うならばまだしろ、「秘湯を守る会」や「日本名湯100選」といったリストに名を連ねて集客を狙うならば騙されたと思うくらいに最大限に美化したホームページを作成するのは正しいことなのかもしれない。何か変わった趣向を喜ぶ客は万人が満足するようなランキングサイト上位の宿とは客層が異なるわけだし、こさせてナンボのトライアル獲得の世界なのかもしれない。