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起雲閣 暖炉


同じく起雲閣の玉渓という洋館。中世英国の「チューダー様式」に「名栗仕上げ」を取り入れたヨーロッパの山荘風の造りだそうだ。



その洋館に素晴らしい暖炉がある。こういうものを見ると、立身出世に興味の無い自分も金持ちになりたいと思う。よほどの金持ちでなければこのような自分の好みに我儘を言わせた特注品は創らせられない。




石のレリーフは遠く大陸から伝来したかのような石仏。



そして暖炉上の鉄板には梵字があしらわれている。西洋の暖炉の様式に倣いながら、施主の好みの意匠をこれでもかと盛り込んでいる。こういう和洋折衷は好きだ。




全てこてこてに和、あるいは仏教モチーフを押し込むのではなく薪をくべる鉄台や暖炉奥のレリーフには龍というよりもドラゴンというべきデザインを取り入れている。そのバランス感覚も遊び心があって愉しい。



いやあ、金持ちになりたい。こういうものをみると仕事をもっと頑張ろうというやる気が出てくる気がする。


梵字と雲を異なる色土で象嵌した陶器を焼いてみたくなった。