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肉巡り


おお、エスカルゴ。何処へ行く?パリの石畳は汚いのでおまえを拾い上げる気にもならないよ。


フランスの店、特に肉屋を眺めるのは楽しい。これは遺影ってことで良いのだろか。


えらく羽根が残ったまま売られてますな。ホロホロ鳥だろうか。


爬虫類的な足を揃えて鎮座。なかなか食欲が削がれる。フランスの人達は敢えて足付きのまま調理して皿に載せるのだろうか。それとも、食べないのにお頭付きの魚を買って家で捌くのと似た感覚だろうか。それとも純正のホロホロ鳥であることの証明としてだろうか。


もしかしたら魚の目を見て鮮度を判断するようにホロホロ鳥の足で鮮度の良し悪しがわかるのか。


兎が捌かれて内臓を抜かれて仰向けに並ぶ。我が家の愛犬も捌いたら丁度同じぐらいなのではないだろうか。兎も飼われたり、食べられたりと自由がない。


原形を残したまま買って調理して食べると、自分が食べようとしているものがどのような生きもので、どのようにして食糧になるのかがわかる。

美味しく料理して残さず食べにゃならん。