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階段

一般的な家の1階は240cmの天井高さでそこを12段ほどで2階まで上がる。我が家は250cmの天井高さにして居間の体感広さを上げているのだが、そこを16段で上がる階段勾配にしている。これはかなり一段一段が低く登りやすい。


これはひとえにマンゴーの為。

もっと若い頃は自由に階段を昇降できたが、暗闇で踏み外したことがあるらしく、ある時期から以前の賃貸の家や実家の階段を独りでは昇降できなくなってしまった。


緩やかに造った階段はどうだろうか。マンゴーを家に放つと何のためらいもなく階段を昇降してくれた。


本当は階段の踏板の下を引き出しにしたり、蹴込みを本棚にとアイデアは無数にあった。しかしゴミがたまりやすく、写真で見るほどの使いやすさはないということで、追加費用ほどの魅力がなくなり辞めた。

何の代わり映えもしない、何の主張もない階段となった。何の装飾も施さないつもりだ。その代わりに二階の手摺壁は廊下側を刳り抜いて文庫本を数百冊は収められる本棚にした。


とって置きたい本や再読したい本はカバーを外して剥き出す。剥き出しの文庫は茶や白で色が煩くなくて良い。一読しただけで十分な本は帯もカバーも取りおいて定期的に古書店に売り払おう。


さて、棚板はどうしたものか。分厚目の風化した足場杉板が理想的なのだが、加工が少し面倒だ。のんびりとやろう。