南バルコニー

室内でも視界に緑がないと落ち着かない。そこらへんは妻と意見が永遠に合わない。


嫌がられるのを承知で、開き直って南バルコニーを占有するつもりだ。南側の道に面したバルコニーで、アイアンの横格子が嵌っている。天井には6つほど吊り下げフックを取り付け済みだ。


コンセプトは異形の園か。異国の異形な植物に囲まれて喫茶して寛げる空間にしたい。緑のトンネルを抜けると外の世界に繋がる、そんな空間。


その為には天井からは蔓性の植物を吊るし、床の上には厳選した大柄な植木鉢を並べる。細かい鉢を置かないように戒めないといけない。飾棚限定で小さめな鉢を置こう。しかしマミラリア縛りで。

右手前の吊り下げフックには植物ではなく盆を吊るそう。飲み物を置いたら最適。デッキチェアに座って手にできる位置に盆の高さを調整しよう。


格子の外の借景は右手に白い百日紅


吊り下げ鉢には手持ちはヒメモンステラとペペロニア。ビカクシダが欲しいのだが値段がありえないぐらい高騰してしまっている。流泉紅葉を吊るすのも良いが落葉が多いと排水溝が詰まる懸念がある。葉の細くないもの、多肉質のものがやはり良さそうだ。そうなるとビアホップ、玉綴りらへんか。


床置きの鉢はベンガル菩提樹高砂の翁、黒法師、パキボディウム、宇宙の木、神刀。これに龍神木、アガベ・アテナータ、アロエ・ディコトマがあれば理想的。


飾棚の上は整理してマミラリアの白仙人掌に限定すべき。菌類が隆盛しているような雰囲気を出せたら最高だ。こういうことを言うと、あーあのジブリ映画のあの地下の部屋みたいなイメージですね、と言われる。まあ、好きな映画だし良いんだけど。もしかしたら、植物好きも虫好きも影響を受けているのかもしれない。