唐紙夢想

唐紙を家のどこかに使いたい。使うならば京都の山崎商店に注文したい。唐長は少し丈に合わない気がする。手をついて、擦れて、使うような生活の場にあの高価格のものが見合うとは思えない。


柄は千成瓢箪なんて良いのではないか。子孫繁栄の吉祥柄だ。昔はこんな地味なもののどこが良いのかと思ったが、だんだんと地味を目指すように嗜好が変わってくる。


水色紙に白雲母が好み。

芥子色もしぶちん。



難点は自分で貼る方法がわからんことだ。袋張りなどの下地の作り方がわからない。表具師さんに頼まねばならんだろうか。