夜の帳

夜の帳の降りた空間。


なんちゃって擬和式かもしれんが、気に入っている。


そりゃ、床は本畳ではないし、完全な洋室だから無理はある。天井照明も蛍光色のシーリングランプでイマイチだ。まあ、それは育てる楽しみということで。



和紙で光源からの光を暈すと柔らかい空間になる。フィリピンで買った枝で枠を作った行燈に京都の蚤の市で買った紅葉の染型紙を入れて影模様を愉しんでいる。



外から玄関戸を開けて家に入った際に、三和土から見た障子戸から零れる光も好きだな。その奥に温かい食卓と家族がいることを感じられるから。