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美術と美食の御岳山宿坊 山楽荘 食事編

・門から神社のような佇まい
・画聖川合玉堂北村西望の書画があふれる
・御岳産の山菜や野菜、鮎、猪や鹿を用いた美食
・朝に宿坊で参加できる神道式お勤め。

・神札や一人一人に描いた色紙付き
・気さくな神主があれこれお話をしてくれる
・蔦で覆われた廃墟・秘湯好きが好みそうな風呂
・画聖川合玉堂吉川英治の投宿した部屋
・投影スクリーンがあり、会議利用可

・滝行申し込み可

・一泊二食1万円

 

山楽荘は宿坊でありながら料理旅館と名乗っても違和感の無いほど食事が美食。野菜嫌いの子供を目覚めさせられそうなほど。 

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私達は大広間の脇の部屋で食事を頂いた。御岳山のロックガーデンを大雨の中、歩いた後だということもあり腹が減っていた。

 

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紫陽花の葉と花とともに盛られたのは土筆と大根。

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日の出山の畑で育てられた蒟蒻芋から手作りされた刺身蒟蒻。どこの宿坊でも出される定番にして鉄板の一品。

 

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野菜の天婦羅も何から何まで美味しい。中国人の同僚は紫蘇が気に入った様子。

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 満場一致の絶品料理其の一。武蔵御岳神社の御供え餅なのだが甘辛く煮こまれた玉葱にユカリ、そして上に添えられたのは桜の花びら漬け。その組み合わせの創造性に新鮮な喜び。これはなんとか再現したい一皿だ。

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そして満場一致の絶品料理其の二。鮎の腹に餅米や香草を詰め竹皮に包んで5時間ほど蒸したもの。調理師免許を持ち、和食をかなり作る同僚が普段の料理に塩気に頼りすぎると反省したというほど淡く素材の味を引き出した塩加減。ハラワタも抜かれていてあの苦味も無い。鮎の香りを楽しめ、餅米が食べ応えを増幅する。これは再現する気も起きない。新鮮な味も塩加減も竹皮で5時間も蒸すことも全てがハードルが高い。

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写真を撮り忘れたが御岳山で捕られた猪の鍋に鹿肉の燻製とトマト、ブルーベリーコンポートを合わせたサラダなんてのもあった。

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それでもって朝食はこれ。さらに御御御付け、お粥に黒米の混ざったご飯が出されるので満腹間違いなし。

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クコの実、松の実、胡麻などが添えられた出汁で抱き込まれたお粥も美味。どれも味が優しく素材を味わうもの。

 

満足度高し。1泊2食1万円の料理のグレードではない。