喫茶ネルケン 静かにクラシックを聴く

 

心が荒んでいたもので、なんだか吸い込まれるようにネルケンへ。

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もう年をとることを止めたかのような老婦人が変わらずに給仕してくれる。

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4人も客がいた。本を読む者、書き物をする者、物思いにふける者。お爺さん、青年、女学生。

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クラシック音楽が主役の店でレコードプレーヤーからなかなかの音量で管弦楽が流れる。ランプの光は何かをするには暗いし、音楽は会話をするには大きい。音楽を楽しむしかないと瑣末を諦めさせてくれる。

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テーブルには増加ではなく切花の薔薇が一輪、飾ってあった。手を抜かない。

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ブランデーコーヒ、500円を頂く。ミルクの代わりにブランデーを少し入れるのだが香りが広がって、案外美味いものだな。

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