バジルは多すぎても困らない。自家製バジル濃厚ジェノベーゼ

 

庭の繁茂したバジルを一気に刈り込んだ。手間もかからない優秀なハーブだ。

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繁茂したバジル一株で、摘んだ葉だけの重量は80gほどだった。摘芯するなどの手間をかけていたらもっと収穫量は増えたと思われる。花壇右翼の水遣りを頻繁にやる区画は陽当たり加減を含めらバジルの生育環境として申し分ないらしい。葉やけもなく、虫もつかなかった。
 
バジル 80g
オリーブオイル 100g
松の実 30g
大蒜 1欠け
塩 8g

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これをミキサーに掛け、ジェノベーゼペーストを作ってみた。いろいろとレシピを探し比べてみると、ものによってはバジル30gに対してオリーブオイル300gというものまである。こうなると、バジル風味をつけたオイルだな。折角だからバジル沢山のジェノベーゼを愉しみたい。バジルとオリーブが等量に近いぐらいが良い。

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デ・チェコのパスタと絡めて食べた。もう半分はイタリア土産の辛いチリ麺。辛い麺は合わない。普通の麺は息子も予想外にかなり食べた。しかし私としては何かが足りないように思う。
 
翌日、ジェノベーゼにエビ、アボカドそしてパルミジャーノ・レッジャーノチーズを加えて再度ジェノベーゼパスタに挑戦。

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見た目を考えるともっと小さいエビ、もっと小さくサイコロ状に切ったアボカド、そして葉のままのバジルを数枚、砕く前の松の実を数個散らすのが良いのだろうな。味はジェノベーゼだけと比べて段違いだ。胡椒の効いたエビの塩気、アボカドとパルミジャーノのコク、ジェノベーゼの爽やかな風味。ジェノベーゼペーストも一晩寝かすと馴染むような気もする。
 
レストランのジェノベーゼは生バジルは高いし手間がかかるしでバジル含有量が少ないのではないか。そして何日も作り置いたペーストは風味が落ちるらしい。バジル沢山のジェノベーゼは家で食べるほうが贅沢で美味しい。バジルは家庭菜園の利点が存分に生きる作物と言える。紫蘇なんていいから、もっとバジルを植えんかいという嫁さんの意見はごもっとも。
 
来年は種蒔きして、紫蘇を育てた面積を全てバジルに当てよう。バジルは多くても困らないし、我が家はジェノベーゼが好きだということがわかった。