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高円寺に1年住んでお気に入りの飲食店スタメン15店

高円寺は大都会よろしく飲食店激戦区だそうで、ふといつの間に新店舗を改装している現場に出くわす。あれ、ここには何の店があったんだっけ。ああ、あの店がもう閉店してしまったのか、とびっくりする。


一度は行ってみたかったのに、いつも愛用してたのに、と思うときもあれば何の感慨の湧かない時もある。

高円寺に新しく開店する店を試したい気持ちもあれば、お気に入りの店を愛顧して生活の一部に取り込んでいきたい思いもある。「残念、なんで閉まってしまうのですか、と閉店時に惜しむ客はいますが、それはあなたたちが来店しないからです。」そんな本質を突いた店側の意見も聞くし、能天気にそんな残念ぶった薄っぺらいことを言う輩にもなりたくない。

自分の街に残って欲しい店は客として通え。客として店を育てろ、支えろ。いや、あなた一人がこなくても困りませんよと言われるかもしれないが、こういう客が多数いついてこそ地に根を張った老舗になるのではないのかね。

悩ましいのは、高円寺に店の数は数百とあり、子持ちの私はそんなに頻繁に外食はできないことだ。小遣いも月に昼飯込みで4万円だと、火急でない贅沢として外食に費やせるのは月に1万円程度にしかならない。そんな私が1、2ヶ月に一度は定期的に訪れられる店の数はせいぜい多くても15店ほどだろうか。

そんなわけで、高円寺に1年住んでお気に入りの飲食店スタメン15店を書き出してみる。選考基準は「自然と何度も足を運ぶようになった店」。

カフェ 仕事のお籠り。パソコンを持ち込んで小一時間ほど集中して仕事をするのに最適。
「R座読書房」私語厳禁、緑のカフェ。
「いここちカフェ」いここちの良いカフェ。そのまんまか。


犬散歩拠点のカフェレストラン。犬連れでなくとも来店する価値のある店。ぶらりと独りで訪ね、マスターに雑談に付き合ってもらえる。
「シュワルツカッツ」ハンバーグもパスタも秀逸。
「エルポルテゴ」様々な出自の外国人と雑談できる場でもある。


外食。家では食べられない美味しい料理を食べに行くという飲食店の原点。
「てんてこ 」うどんはここ。
「天助」天丼はここ。
七面鳥」安い中華、炒飯はここ。
「チョップスティックス」ベトナム料理はここ。
コクテイル」風情と文士料理はここ。
「ビアビア」創作ラーメンはここ。
「高円寺麦酒工房」多種多様な安くて美味いクラフトビールはここ。


子供の散歩の寄り道
「ビアラデッソ」盆栽屋カフェ。オーナー夫婦が子供を可愛がってくれる。
「フローレスタ」店先で子供受けのする可愛いドーナツを食べられる。


深夜の食事避難所
「ばりこて」深夜に小腹が空いたらここ、あっさり博多トンコツラーメンの名店。

外国人のもてなし
「こころみ」隠れ家古民家の書院造りの座敷で丹精込めた健康料理。

とはいえ、「こころみ」だけでなく上記の店全ては外国人の友人を連れて行く価値がある。小綺麗な店もあれば、外国人には入りづらい庶民的で年季の入った「七面鳥」のような風情、そしてそれこそ「コクテイル」の古民家や「シュワルツカッツ」のアンティーク倉庫のように個性が際立った店もある。単に料理は絶品だが代わり映えのしない内装の店ではなく、味、風情、利便性の揃った店が好きなのだろうな。

店長に顔を覚えてもらって馴染みになった店はまだ半分。やあ、久しぶり、と声を掛けてもらえるようになりたいもんだ。「フローレスタ」はバイトさんのようで頻繁に人が違うので少しつまらない。店の人の顔が見えない店はそのうち店長が常駐する類似店に代替されてしまう気がする。

有力候補ベンチは以下。
「モモガルテン」長距離犬散歩の折り返し地点の古民家カフェ。
「おこのみ村」お好み焼きはここ。
「Neige」シュークリームはここ。

ラインアップに欲しいのが珈琲が絶品の店、レアチーズケーキが絶品の店、一人晩酌用の日本酒が豊富な店。

3年後、5年後、子供の成長に合わせて足繁く通う店の顔ぶれは変わっていくだろう。