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犬用名札とたたら組立の陶芸作業記録

陶芸

昔、気分転換に作った犬用名札を久しぶりに着けた。

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名前を聞かれて「マンゴー」と答えると、「え、マンゴーですか?」と聞き返されることが度々あるので作った。ショコラだのアンコだのつけるのだから、マンゴーだっていいじゃないか。何せマンゴーの名産地フィリピン生まれフィリピン育ちなのだし。ニュージーランド生まれならキウイにしたけど、フィリピン生まれだっただけだ。

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陶芸作業記録
・たたらの寸法の調整、整形
・4つの箱の組立
・箱の積み上げ結合
 
立方体が縦に乱雑に積み上がった感じにしたいのだが二通りのアプローチを検討した。
 
結合部を入念に組み合わせながら板を立方体に組んでいく。そうすれば表と裏から結合部の補強をしながら積み上げていける。しかし前回は立方体の箱が接着不十分で分解した。たたら板の反りが強く精度が低い場合には向かない。
 
もう一つのアプローチは箱を4つ先に作り上げてしまい、強度を出してから箱同士を組んでいく。今回はそうしてみたのだが、いかんせん箱の結合部の強度が出せない。ドベだけでは無理だ。先生に助言を頂き、紐を結合部の周囲に回して補強することにした。すみに紐を押し付け、コテで隙間に粘土を押し込むように押さえていく。
 
教室終わりの時間となるも、まだキリの良いところまでたどり着けない。組立の作業途中で一週間、時間を空けてしまうと乾燥して組立はとても困難になるのがわかっているので何とかくっつけるところまで粘る。
 
それにもかかわらず、ムロに入れる瞬間に結合部からもげるという醜態を晒した。再度紐を巻きつけ、補強してムロの中の壁のパイプに寄りかからせるようにして置いた。南無三。
 
次回まで崩壊せずに乾燥させられるか甚だ心配だ。
 
学び
・一面は蓋をせず箱同士の結合部を裏表から補強できるようにする。
・結合部には紐土を回し押さえつける。刷毛で水を塗りながら。
・作業するまで必要ない「たたら」は乾燥しないように保管する。
・箱を組み上げる際にはドベをたっぷりはみ出すほど使う
・万が一、隙間が大きい場合は「より土」を使う。
・作業終了時間までにキリの良い所まで終わらせるように時間配分する。
・あまり重力を無視した無理な形状は作らない。最大の問題はこれ。
 
たたらの組立に結局4時間もかかった挙句に、時間通りに終わらず後片付けを他の人に手伝ってもらう始末。還元焼成作品の窯出し品評会を行い、鹿風多肉陶鉢は思いの外、好評を博した。そのうち、自分の陶芸教室開けるんじゃないですか、作品を売れるんじゃないですかとかリップサービスに気を良くしたが、とんでもない。恥ずかしくて消え入りたい。全くもって精進が足りん。
 
本来、削るべき乾燥具合なのに前回轆轤挽きした小壺や碗が削れなかった。仕方なくこれ以上乾燥しないようにプラ袋に入れてムロに保管した。おそらく濡れた新聞紙で縁や高台部分を養生すべきなのだろうが時間切れ。こういう事態も考えるとそもそも外も内も削らなくて良いように水挽きするのは合理的だ。
 
そういえば、窯変天目茶碗を焼きたいという新規の生徒希望者さんが来た。体験陶芸を一度したことがあるだけの初心者だそうだが、窯変天目が焼きたいなんて胸が躍る。この陶芸教室は、造りたいものが明確な人には最適だ。さあ、今日はみんなでお茶碗を作りましょう、という風に強制されない。私は植木鉢ばかりだし、ボタンやイアリングなどのアクセサリーばかりの人もいる。
 
陶芸が上手くなりたい。