鉄線 クレマチス植え込み計画

目隠し代わりに鉄線・クレマチスを植えようかと思う。ハゴロモジャスミンだと葉の透過性が低いし花も好みではない。


理想的には朝顔を逆光で眺めることなのだが、それに一番近い雰囲気になりそうなのは鉄線ではないかということになった。しかも秋から葉を茂らせて10月〜3月に咲く冬型種というのもあるようなのでそれを組み合わせて目隠しを作ってみたい。



C. 'Fujinokawa'
http://www.wisecart.ne.jp/clematis/7.1/01307/
パテンス系(早咲き大輪系)の品種。クレマチスらしい、シンプルな雰囲気。

比較的低めの位置から花を咲かせるので、鉢植えで、オベリスクやラティスフェンスなどと、合わせて楽しみやすい。庭植えの場合は、低めのフェンスなどに合わせやすい。狭い場所でも利用しやすい性質。

基本的に、1回目の花が豪華に咲くが、花後の剪定と追肥を行うと、2番花も楽しめる。ただし、株の充実具合と育てている環境にもよる。光を十分に当てたい。

:5〜10月 :11〜14cm :1.5〜2.5m
:弱剪定(冬:枯枝や先端の芽のない部分を剪定、花後:花首下1〜2節で剪定)



C. integrifolia
http://www.wisecart.ne.jp/clematis/7.1/10014/
インテグリフォリア系。中央から東部ヨーロッパ、南ロシアから中央アジア西アジアに自生する原種。様々な品種が生み出される元となった歴史的な種。
木立性。

株の充実で花の多少が左右される。

宿根草のように使える木立性で、植え込みの前の方、低めの丈の植物と合わせるとよい。庭植えはもちろん、鉢植えにも向き、切り花でも楽しめる。花後の剪定をすると、40日くらいで次の花が見られる。

:5〜10月 :4〜6cm :0.3〜0.5m
:強剪定(冬:地際近くで剪定、花後:地際1〜3節を残して剪定)


C. cirrhosa 'Wisley Cream'
http://www.wisecart.ne.jp/clematis/7.1/15008/
シルホーサ系の品種。秋〜冬咲き。

花つき、枝の伸びともによく、育てやすい。フェンスやオベリスクなどに、おおらかに誘引して楽しみたい。

夏は休眠して葉を落とすので、枯れたと思わないように。秋口から葉を展開させ開花する。

:10〜3月 :3〜4cm :2〜3m
:弱剪定(晩夏:枯枝や枯葉を剪定、花後:花首下で剪定)