冬虫夏草鉢 X 老楽

理解されることは諦めている。


でも趣味なんて自己満足の世界。鉢への植え込みが終わった。



背中の外殻の隙間の白も全身まで菌が入り込んだ様子が出せているのではないだろうか。背中の蝉のハラワタの繊維の感じも良い。そして何よりも綿毛を纏った仙人掌の老楽がセミタケの子実体としてうってつけ。この鉢あっての老楽、老楽あってのこの鉢という相性の高さが心地よい。


頭の先にひょろひょろと伸びている根もいい味出している。



毒々しく、凶々しい紅い花を咲かすのだろう。そういうのが美しいと思うのだが。