読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Yo Ho's cafe

カフェ 料理屋

YoHo's cafeというハワイアンの店を訪ねた。なんでも「孤独のグルメ」で放映されたらしい。


13時開店という不思議な営業時間。名物のオックステール煮込みが間に合わないからかわからないが昼には遅い開店時間だ。


開店前には既に行列ができているが予約をしている客で全席の半数ほどは埋まってしまう。開店時間の五分前に着いた私は辛うじて滑り込めたが、入れなかった客は1時間も待つ羽目になっていた。


店内はベビーカーを入れるスペースはない。隣の席との間は体を横にして辛うじて通れる程度だし、背後も給仕が通れるギリギリの幅しかない。


注文したのは名物のオックステールスープ1600円。これにもうひとつの名物のアサイーボウル500円をオプションでつけて2100円の少し豪華な昼食となった。


小皿にこれでもかと生姜の微塵切りを盛り、醤油をかけて生姜醤油を作る。それをオックステールの煮込みにふんだんに掛けながら食べていく。


スープは魚醤ベースでパクチーが大量に入っている。これではまるでベトナム料理。


給仕にハワイでもパクチーを使った料理が一般的なのかと聞くと、ハワイには昨今アジア人が多く、フィリピン人、ベトナム人、韓国人などアジア各国の影響が強いのだとか。オックステールだってそもそも牛肉はハワイの伝統食ではないしな。



オックステールの煮込みを食べた後はスープにライスを投入して雑炊にして食べ尽くす。


推測するにハワイアンレストランでロコモコやポキだけでは客が少ないから日本人の味覚に合うアジア料理を取り入れたら人気に火がついたということか。これは中国の日本料理屋で生魚の苦手な現地人に対して天津飯を出したらヒットしたようなものか。



アサイーボウルはバナナや苺やブルーベリーの底にひんやり冷えたアサイーがたっぷり入っている朝食のようなデザート。確かにこれだけ濃厚なアサイーは今まで食べたことがない。


とはいえ、ハワイで最近人気が出始めたアサイーボウルアサイー自体がブラジルからピューレで輸入される新しい食材でしかなく、ハワイ料理とは言い難い。


美味ければ良いのではないか。ハワイアンという明るく爽やかな印象でプロデュースした店の人のアイデア勝ち。


まあ、これで2100円は割高だという印象は拭えない。オックステールスープにしろカットフルーツとアサイーを混ぜただけのアサイーボウルにしろ、これなら家でそれなりに作れそうだと思えたのが割高に感じた理由だろう。フルッタフルッタアサイーピューレで食べてみて味が同じだったりして。


でも「孤独のグルメ」の神通力はあと数年は続くだろうな。商売ってわからんね。