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西荻窪の乾燥植物店 cotico と Blue Water Flowers

西荻窪北口の西荻窪銀座を歩いて10分ほど北上した交差点の角にあるcoticoという小さな花屋兼カフェに入った。カフェといっても2人掛けのテーブル席が三対あるだけで、キッチンも含めて3〜4坪あるかないかのような狭さ。

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花屋というよりも植物屋という方が適切だろう。仙人掌だけでなく、バンクシアの木の実や干された旅人の木などドライプランツが棚を飾る。

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サルトリイバラでも見かけた「ツノゴマ」の実、通称「悪魔の爪」が一つ800円で売られていた。かねてより欲しいと思っていたものの一つだったのだが、珍しいほど大きい実でもないし高いな。

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15時のお八つ時に入店するもケーキ類は売り切れ。クッキーセット400円。カフェラテと合わせて850円払ったが、狭い店舗の中を他の客が商品を見ようとすると喫茶客が邪魔になってしまう。植物に囲まれて落ち着くには不向きだし、割高感のある価格は席料込みの値段だと思えども長居しづらい雰囲気。

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この狭い店舗でやっていくにはそれなりに単価を上げないといけないのかもしれないが、駅から10分かけてたどり着いた挙句満席だったり、立って待っている客に気兼ねしてゆっくりできないのはしんどい。

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生花よりもドライフラワーや希少植物に重心の寄ったカフェを兼ねた店。駅から遠い狭小店舗でも平日からコンスタントに客が入ることを確認できたならば是非、スケールアップしてほしい。駅近とは言わないがもっと大きな店舗への移転を求む。
 
 
西荻窪駅前のBlue Water Flowersという花屋を見つけた。こちらの店も商品はcoticoとかなり似ていて変わった生花だけでなく、大量のドライプランツだけでなく個性的な多肉植物も置かれている。商品の種類と量が圧倒的。

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常連と思しきお客さんが2000円で個性的な花やドライプランツを取り混ぜた花束を作ってもらっていた。値段の割に量感も十分な花束。家の内装の好みがアンティーク調、南仏風、ヴィンテージ、ブルックリンスタイルなんかだと似合いそう。単に珍奇な植物の姿が好きな私のような者にも嬉しい。

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ドライプランツの相場はわからないが、多肉植物の相場ならわかる。大きな一点物の鉢は別段高くはなかった。
 
無数のドライプランツが吊るされている。聞けばどれも売り物だという。
 
一房のドライプランツが目に留まった。球状の苞が割れ、中から青灰色の種子の密集が見えている。なんだか惹かれるものがあった。
 
月桃だという。国内に自生している植物なので輸入した珍しい植物というわけではない。沖縄などの熱帯植物だそうだ。ただし乾燥させても種がシワシワに萎んでしまう場合が多く、綺麗な形で乾燥できるとは限らないらしい。500円也。これが高いか安いかはわからないが、満足。
 
乾燥させると容姿がまるで異なる植物のように変化する。ドライプランツは面白い。
 
もっと我が家の庭の植物も乾燥保存させてみたら面白いのかもしれない。自製しようと思い立った。
 
西荻窪は吉祥寺のお洒落文化の波に呑まれかけている街という印象がある。賃料が高騰した吉祥寺ではやっていけない店が西荻窪に開店したり移転している印象。それが阿佐ヶ谷まで侵食してくることを危惧している。吉祥寺は売れ筋に収束してお洒落かもしれないが高くてツマラナイ店ばかりという偏見を持っている。
 
西荻窪にはドライプランツの良店があることが分かったのが今日一番の収穫。